審査なしも同然?審査が甘いクレジットカード比較【即日あり】


クレジットカードを持ち始める年齢の平均を知っていますか?下の図にあるように、実は18〜22歳まで持ち始める方が全体の47.6%を占め、過半数に迫る勢いとなっています。



クレジットカードを初めて持った時期,18〜20歳が25.9%で最も多く次いで23〜30歳の21.7%、21〜22歳の18.6%、31〜40歳の11.7%、41〜50歳の5.0%、51歳以上の4.2%と続く



筆者が初めてクレジットカードを契約したのも21歳の頃でした。21歳は若いので、年齢的にプラス材料にはならないですが、当時はアルバイトをしていましたので、収入は少なからずあり、また、実家暮らしだったこともあり、属性はそこまで悪くなかったのが功を奏したのかもしれません。



昨今は、インターネットショッピングをはじめ、様々なウェブサービスを利用するにあたって、クレジットカードがないと不便に思うことが増えています。なので、私の学生時代よりもはるかに「クレジットカードを持ちたい」と考えている学生は多いはずです。



今回は、学生のクレジットカード事情について詳しくみてみます





学生のクレジットカード所有者は少ないわけじゃない


日本クレジット協会が発表した「日本のクレジット統計(平成28年版)」の「市場規模統計」にまず目を通してみましょう。



契約数構成比(年代別)の推移:「〜22歳」は2013年1.2%、2014年1.3%、2015年1.4%、2016年1.5%



第7図の「契約数構成比(年代別)の推移」を上記のグラフで再現していますが、クレジットカード契約数の構成比の割合は、「〜22歳(青部分)」が1.2%(2013年)→1.3%(2014年)→1.4%(2015年)→1.5%(2016年)で、常に1%台しかなく、22歳以下の契約数は他の年齢層に比べ、明らかに低いことがわかります。



しかし、「大学生に対するクレジットカードに関するアンケート(平成28年度)」によれば、大学生のクレジットカード所持率は50.0%(うち自分名義は9割)だったことから、大学生の2人に1人はクレジットカードを所有していることが明らかになりました。



ちなみに、同アンケートより、大学生の1年生から4年生の所持率は、1年生:17.5%<2年生:44.5%<3年生:53.5%<4年生:55.8%と、上位学生ほど所持率が高くなる傾向がありました。





学生がクレジットカードの審査に落ちやすい理由


大学生のクレジットカード所持率50.0%は予想外でしたが、未だに学生がクレジットカードを持つのが難しいのは否定できません。学生がクレジットカードの審査に落ちやすい理由は、「信用度は低いから」の一点に集約されると筆者は考えています。



学生の信用度が低いのは明らか



クレジットカード審査通過の最低条件は“18歳以上であること”ですが、同時に“安定した収入がある”という条件を各社求めてきますので、学生はここをクリアできていないと判断され、審査に落ちやすい傾向が強く出てきます。



契約数構成比(年代別)の推移をまた見てもらいたいのですが、「23〜30歳」をみると9.0%(2013年)、8.7%(2014年)、8.6%(2015年)、8.4%(2015年)となり、社会人になる年齢からクレジットカードの契約数が急激に伸びます。



2013年に関しては、「23〜30歳」が「〜22歳」の7.5倍なので、いかにその差があるかわかるはずです。契約数の増加は、学生から社会人になったことで、安定した収入を得られるようになったことが大きな要因です。





リアルな学生の属性で受かるかどうか検証


では、学生でクレジットカードを持っている数少ない層は、どのような属性をしているのでしょうか。ある一人の大学生の属性を元に「信用力診断」から、クレジットスコアを弾き出してみました。



大学生Aくん(男性)

大学生Aくん。家族所有の一戸建てで実家暮らし。アルバイトで月5万円の収入あり。

年齢

20歳

年収

60万円(月収5万円)

配偶者

なし

子供

0人

自宅電話

なし

携帯電話

あり

居住年数

15年以上

住居種類

一戸建て(家族所有)

居住費負担

0万円

職業(雇用形態)

その他(※学生のため)

給与形態

歩合給

保険証

被扶養者

会社規模

1,000万円以上

業種

飲食業

社員数

10〜19名以上

勤続年数

1〜2年未満

借入状況・事故情報

なし

クレジットスコア

494



この大学生Aくんの属性で「クレジットスコア494」となりました。これを今回の基準としましょう。



クレジットカードの審査に受かる人落ちる人のボーダーラインを徹底検証」で紹介しているように、「クレジットスコア494」は「不安ありも可能性あり」と当サイトでは評価しています。



つまり、大学生でもこれと同じぐらいの属性であれば、十分にクレジットカードを契約できる可能性があるということです。



ただし、社会人に比べると大学生の属性は当然良くないので、条件が少し変わるだけで、クレジットスコアが大幅に下がる可能性があることを覚えておきましょう。それを踏まえて、学生がクレジットカードを契約するために必要な属性をみていきましょう。





学生がクレジットカードを契約するために必要な属性


クレジットカードの契約条件は、どのカード会社も詳細を公開していないため、必ず審査に通る条件(属性)は断言できません。しかし、学生が審査合格に一歩でも近づくために、どのような属性が必要になるのか、参考にして頂きたい部分がいくつかあります。




年齢は20歳を超えたほうが審査に通りやすい


大学生Aくんと同じ属性で、年齢だけ変更して再度診断してみました。すると、「18歳」または「19歳」に変更することで、「クレジットスコア457」となり、一気に37ポイントも減少しました。400点台での37ポイント減少は大きなマイナスになってしまいます。



故に、20歳を超えてからのほうがクレジットカードは契約しやすいと言えるでしょう。同属性で「21歳」または「22歳」にしても、20歳のときと同じく「クレジットスコア494」となりましたので、年齢的に20〜22歳は同じ評価でした。



23歳→25歳→30歳といったように年齢を重ねるとスコアを獲得しやすくなります。しかし、45歳前後からポイントは下がってきますので、スコアを獲得しやすいのは40歳までと覚えておくといいです。60歳を超えるとスコアは急激に減少し始めます。





収入があるほうが審査に通りやすい


では、収入についてはどうでしょう?筆者は一貫して「収入はクレジットカードの審査にさほど影響を与えない」と語っていますが、学生に関しては「収入はクレジットカードの審査に影響を与える」と言わざるを得ません。それは、学生は信用度が低いため、属性の良し悪しの判断材料に必然的に“収入”が入ってしまうためです。



言い換えれば、学生でもアルバイトなどをしていて多少の収入があれば、審査においてプラス材料になってくるということ。例えば、大学生Aくんの収入を48万円(月収4万円)に変更して再度診断すると、「クレジットスコア489」となり減少しました。年収が200万円を下回るとスコアの減少は大きくなりますが、100万円以下の収入帯であれば、スコアの減少度合いはそこまで大きくならないようです。



とはいえ、「18歳」または「19歳」に設定し、年収48万円(月収4万円)に変更すると「クレジットスコア452」とかなり低くなってしまいます。学生の場合、20歳未満で年収48万円以下なのか以上なのかが、審査の合否を分けるラインになりそうです。





実家暮らしのほうが審査に通りやすい


もう一つ覚えておきたいのは、学生は一人暮らしよりも実家暮らしのほうが審査にプラスになってくることです。例えば、家賃は親御さんに補助してもらうとして、居住費負担を0円にすると、寮(1〜2年未満)で「クレジットスコア446」、アパート(1〜2年未満)で「クレジットスコア441」、と両者ともに大幅にスコアが減少し、審査に不安を抱えることになります。



寮よりもアパートのほうが評価が低くなるのは、寮のほうが負担額が少ないからです。寮とアパートでは家賃がさほど変わらない場合がありますが、寮は水道代や電気代、ガス代等の光熱費、食費などが一律に設定されることが多いため、アパートで一人暮らしするよりも負担が少ない傾向にあります。



アパートの場合、光熱費は季節によって増えることがあり、食費は寮暮らしよりも多くかかってくるため、経済的な負担が多いと判断されやすいです。





プラスになることはなんでも使う


学生は基本的に評価が低いため、プラス材料になることはなんでも使っていきたいものです。例えば、「自宅電話」。電話がかかってくると困るから書かないようにしている方は多いですが、自宅電話があるだけでスコアはプラスになります。



実際に、自宅に電話がかかってくる可能性は低い(あっても本人確認ぐらい)ので、自宅電話があるなら申告したほうがいいです。





その他注意すべき点


学生なので「延滞履歴」「事故情報」はまずないかと思われますが、注意しておきたい点なのでそれぞれお覚えておきましょう。



延滞履歴は、信用情報機関では返済が61日以上または3ヶ月以上遅れることを意味します。例えば、携帯電話の本体を割賦方式で購入した場合、延滞が起こると信用情報機関に記録されます。クレジットカード会社はその信用情報を照会することができるため、延滞の事実が確認できると返済能力が低い人だと判断し、審査に大きくマイナスに響いてきます。



事故情報は、延滞の延長上にあるもので、例えば、クレジットカードの代金回収が長くできない状態が続き、結果的に貸倒となり、カード会社から強制解約させられた、なんて場合に事故情報として信用情報機関に記録されます。事故情報は、延滞履歴と同じく審査に大きなマイナスとなってきますので、絶対に避けなければなりません。





学生は“学生専用”を狙うべし


ここまで読むと、「きっと自分には無理だ」と思う方もいるかもしれません。しかし、学生に朗報です!実はクレジットカード会社によっては、一般カードとは別に“学生専用カード”を用意している場合がありますので、学生さんはそちらを選ぶといいです。



ライフカードは学生専用カードも用意されている



例えば、「学生専用ライフカード」は、その名のとおり、大学・大学院・短期大学・専門学校に現在在学中の方を審査対象とした学生専用カードです。入会資格が満18歳〜25歳まで(高校生を除く)となっています。未成年者は親権者の同意が必要になります。



カード利用可能枠は5〜30万円と、通常のライフカードよりも低く設定されていますが、学生でそこまで多額の利用を考えている方は少ないでしょうし、使いすぎ防止にもなり、初めてのカードとしては適切な利用可能枠かと思われます。



学生専用カードは通常カードより審査に通りやすい



学生専用なのであえて利用可能枠を低く抑えるなどして、できるだけ学生が審査に通りやすい条件を作っています。学生専用カードは、よほど属性に問題がない限り、審査に通ります。





収入がゼロの場合は家族カードを検討すべし


家族カードは基本的に無審査でカードが追加できる


家族カードとは、契約者と同一生計の方が利用できるカードのことです。学生の場合、両親どちらかのクレジットカードに家族カードを追加することで、家族カードが利用できるようになります。クレジットカードがどうしても必要だったのに審査に落ちてしまった、なんて場合は家族カードを検討するといいでしょう。




学生が家族カードを使うメリット


契約者が本審査に通っているため、基本的に審査なしで持つことができるのが家族カードの最大のメリットです。



親が家族カードの本契約者の場合、お金の管理をしやすいのもメリットといえるでしょう。自分の子供が使いすぎていないかなどチェックしやすいので、親御さんは安心できますよね。




学生が家族カードを使うデメリット


家族カードの適用範囲が同一生計となる点に注意が必要です。事例としては少ないでしょうが、一人暮らしの学生アルバイトで、親の扶養外となっている場合は、家族カードの適用範囲外となってしまいます。しかし、現実的にはほとんどの学生は親の扶養内に入っているでしょうから、同一生計内と認められます。



クレジットカードによっては、同居していることを発行条件としている場合があります。ただし、同居していなくても親の援助で生活を送っている場合は、同一生計と認められることもあるので、詳細はカード会社にご確認ください。



もう一つデメリットとなるのが、本契約者の利用可能枠を圧迫してしまうことです。家族カードは本契約者の利用可能枠を借りる形となりますので、例えば、本契約者の利用可能枠が100万円だとしたら、家族カードが追加された場合、本契約者と一緒に100万円の利用可能枠を使うことになります。



また、利用履歴を本契約者がチェックできるようになっていますので、家族とはいえ多少は遠慮しながら使うことになってしまいます。





学生でもクレジットカードを持てるので安心して良し


学生のうちにクレジットカードを作るのは実はそんなに難しいことではないです。先述したように“学生専用”のクレジットカードが登場しているので、ひと昔前に比べると明らかに作りやすくなっています。



専業主婦が持てて学生が持てないわけがない



学生でも安心!と断言できるその最たる理由は、専業主婦でもクレジットカードを作れているからです。収入が全くない専業主婦がクレジットカードを作れるのは、配偶者(夫)の属性も審査で見るからです。学生が親の属性を頼りにカードを作るのと似たような状況です。



スコアリングシステムの調査結果(職業欄)」によれば、専業主婦は学生よりスコアが低かったので、専業主婦よりもむしろ学生のほうがカードを作りやすいといえるかもしれません。このことを知っていれば、何も不安に思うことはありません。



実際に申し込んでみないとカードは作れませんので、気になるカードがあれば、学生専用タイプがあるか否かをチェックし、学生専用タイプがあれば、そちらを申し込みましょう。



学生専用でなくても審査が甘いクレジットカードであれば審査に通る可能性は十分にあるので、諦めてはいけません!審査が甘いクレジットカードが気になる方は、こちらのページをご覧ください↓



審査の甘いクレジットカードを徹底比較






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