審査なしも同然?審査が甘いクレジットカード比較【即日あり】

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筆者の感覚では、クレジットカードの審査は年々甘くなっています。その良い例がプラチナカードやゴールドカードです。以前はプラチナカードやゴールドカードは選ばれた者しか手にすることができないほど希少性がありましたが、現在は安定収入があればハイグレードなクレジットカードでも入手できる時代です。



それでも審査に落ちる人は出てきますし、ほとんど審査に落ちないような人でもクレジットカードの種類によっては審査に落とされることがあるように、審査には常に“緊張感”が伴います。これがクレジットカードの醍醐味でもあるわけですが、誰しもが審査に落とされたくないと感じるものです。



中には審査に落とされ続けて未だにクレジットカードを保有することができていない方もいるかもしれません。そういった方のために今回は記念すべきオリンピックイヤーである2020年に審査が甘くなるクレジットカードを近年の経営状況などから大胆予想しましたので、ぜひ最後までチェックしてみてください。





近年のクレジットカードの審査は甘い傾向?!



カード会社の競争激化により審査が以前より甘くなっている



長年、クレジットカードの審査動向を調査していて筆者が感じているのは、クレジットカードの審査が近年甘い傾向にあることです。



そもそも、クレジットカードは、ダイナーで食事をした際、財布を忘れた人がツケ払いできるようにするために作られたことが起源と言われており、この際に登場したダイナースクラブカードがクレジットカードとして名を馳せたと言われています(クレジットカードのようなものはそれ以前にもあったそうです)。



ダイナースクラブカードは、一部の限られた人しか作ることができなかったことから、昔はクレジットカードを持つこと自体に大きなステータスがあったと言われています。ちなみに今でもダイナースクラブカードに限っては審査が厳しいままで、ステータスのあるクレジットカードとして人気があります。



日本で最初のカード会社として日本ダイナースクラブが設立されたのは1960年ですので、2020年でクレジットカードが日本に上陸してからちょうど60年経過したことになりますが、そんなに長く存在していたことはほとんどの方が知らないはずです。



というのも、日本は古くから現金決済を好む方が多く、カード会社が誕生してから60年経過してもなお現金決済を好む方が多いからです。クレジットカードというものがここまで身近なものになってきたのはここ数年と言えるかもしれません。



背景には、クレジットカード決済が非常に便利なものであると認識されるようになったこと、また、2019年10月の消費増税に伴って開始したキャッシュレス・消費者還元事業などによってキャッシュレス決済をすることでお得にポイントが貯まることが広く認知されるようになったことが挙げられるでしょう。



クレジットカード会社の数はかなり多く、券種も何百種に及びます。クレジットカードのイメージは、審査が厳しいということだと思います。しかし、近年はカード会社間の競争が激化しており、特に年会費無料のクレジットカードは運営コストがかかるため、顧客を獲得し続けることで収益性を見込むモデルが主流となり、各社、審査基準を以前よりも下げる傾向が見られます。つまり、昔と比べるとはるかに審査は甘い傾向となってきているわけです。



クレジットカードがないと不便な世の中になってきているので、カード会社としてもなるべく多くの方にクレジットカードを届けたいという願いがあるのでしょう。この動きに関しては私たちは歓迎すべきですが、経営状況があまり良くないからこそ審査が甘くなってきている一面もあるため、クレジットカード保有者はなるべくクレジットカードを頻繁に利用して、カード会社を助けてあげたいものです。




審査なしというわけではない



審査が必要なのは返済能力を見極めるため



クレジットカードの審査は近年甘い傾向にありますが、だからと言って審査が全くないわけではありません。審査なしのクレジットカードはこの世にはないのです。



デビットカードは審査なしと言われていますが、実際には“所定の審査を行い...”なとど明記されている場合が多いですし、そもそも口座からすぐに利用金額が引き落とされる決済カードなのでデビットカードはクレジットカードではありません(プリペイドカードなども同様)。



クレジットカードの特性を知れば、審査が必要な理由は自然とわかります。



クレジットカードは後払いという性質上、その時点でお金がなくても買い物をできてしまうため、カード会社は個人個人の返済能力を見極める必要があり、そのために審査が行われるのです。


審査ではあなたの職業情報(雇用形態、勤続年数、収入)をはじめ、住居情報(持ち家or賃貸、居住年数)、金融情報(借り入れやブラック情報の有無)などの情報をもとに返済能力があるのかないのかを判断していきます。



特に金融情報がとても大事で、多額の借り入れをしていたり、過去にブラック情報を記録していたりするとそれだけで審査に落とされることがあるので注意しなければなりません。



例えば、消費者金融から借り入れをして無事完済したとしても完済後5年間はブラック情報が残ると言われているので、ただ単に完済したからといって安心できるわけではありません。ブラック情報はカード会社が最も嫌うものなので特に注意しなければなりません。





2020年審査が甘くなるクレジットカードを大胆予想



2020年に狙い目のクレジットカードは?



実はクレジットカードはその年その年で審査難易度が大きく変化することがあります。つまり、去年は審査が厳しかったのに今年は審査が甘くなっている、ということがよくあるのです。



もちろん、カード会社が「今年は審査が甘いですよ〜」なんてアピールをすることはありません(笑)。しかし、各社が公開している決算公告などから営業収益が明らかに伸びていたりすることがわかれば、契約者が増加していると判断でき、審査が甘くなっていることが予想できたりします。



2020年に審査が甘くなることが予想されるクレジットカードをいくつか挙げてみましたので、属性に不安のある方はぜひチェックしてみてください。あくまで予想に過ぎないので、参考程度に留めておいてください。




セディナカードJiyu!da!



セディナカードJiyu!da!の券面
セディナカードJiyu!da!



セディナカードJiyu!da!は、セディナが発行するリボ払い専用カードですが、非常に人気があります。リボ払いは良いイメージがないですが、実はリボ払いから一括払いに変更が可能ですし、信販系のカードで、かつ、IBISという独自の審査システムを導入し、さらにもともとリボ払い専用カードということで審査が甘くなっています。



セディナカードの決算公告をみてみると、営業収益は2015年:149,871、2016年:149,903、2017年:152,147、2018年:149,627、2019年:146,311(単位:百万円)と非常に安定していることがわかります。



多くのカード会社が公開している決算公告ですが、実は営業収益というのはその年でかなり大きく変化するものです。契約者が減れば営業収益が大幅減となることもありますし、その逆も考えられます。営業収益が安定している=審査に大きな変化がないと捉えることができるので、セディナカードJiyu!daは2020年も審査が甘い状態を維持してくると予想できます。



また、積極的にキャンペーンを実施しているあたり、新規顧客獲得の躍起になっている一面を感じ取れるので、作るならチャンスの年です。



カード会社にとってリボ払いよる手数料収入は実は大きな収入源となっていて、リボ払い専用カードだからこそ安定した営業収益を得られているところがあります。それでも先述したように一括払いに変更することが可能なので、リボ払いしたくない方にもおすすめできるクレジットカードとなっています。





ヤフーカード



ヤフーカードの券面
ヤフーカード



ヤフーカードは、ソフトバンク子会社であるワイジェイカードが発行するクレジットカードで、QRコード決済サービスとしておなじみのPayPayにチャージできる唯一のクレジットカード(サービス開始時点)なので2020年最も注目となるクレジットカードといえるかもしれません。信販系カードでかつ審査スピードもとても早いので審査が簡略化していると言えます。



ワイジェイカードの決算公告をみてみると、営業収益は2015年:18億円、2016年:88億円、2017年157億円、2018年:251億円と順調すぎるほど伸びています。



営業収益が数年でこれだけ急増するのはかなり珍しいです。2020年はPayPayのおかげでさらに契約数が伸びることが予想されるため、急に審査が厳しくなることはないでしょう。むしろ、この機会にさらに契約数を伸ばしたいと目論んでいるはずなので、審査はさらに甘くなる可能性が高いです。



PayPayは還元率の高いQRコード決済サービスとしてすごく人気です。PayPayはソフトバンクとヤフーが共同で開発したQRコード決済サービスなので、ヤフーカードが優遇されているのも思わず納得です。ぜひこの機会にヤフーカードを入手してキャッシュレスライフをお送りください。





エポスカード



エポスカードの券面
エポスカード



エポスカードは、マルイが発行するクレジットカードで、流通系のクレジットカードなので審査が甘いクレジットカードとして人気を博しています。数少ないプラチナカードを発行するカード会社の一つでもあるのですが、プラチナカードの中では最も審査が甘いと言われていたりするほど審査基準が低いカード会社として有名です。他グレードのカードも同様に、他社と比べると審査が甘い傾向があります。



エポスカードの決算公告を見てみると、営業収益は2018年:99,859、2019年117,571(単位:百万円)と順調に伸びていることがわかります。



決算公告は直近2年間のものしか見当たりませんでしたが、エポスカードは「貸倒率は業界最低水準」と謳っているため、審査は比較的甘い傾向ですが、審査の正確性は非常に高いと言えるでしょう。信頼できるカード会社として業界では名を馳せています。


エポスカードはマルイでお得になるクレジットカードで、特に女性のユーザーが多いと言われています。主婦やパート・アルバイトにもユーザーが多いので属性に不安のある方にもおすすめできます。余談ですが、年会費無料のクレジットカードとしてかなり珍しい海外旅行傷害保険が自動付帯となっている点はかなり魅力的です。





ライフカード



ライフカードの券面
ライフカード



ライフカードは、信販系のクレジットカードで、かつ、消費者金融であるアイフルの完全子会社であるため、消費者金融の色合いがあり、数あるクレジットカードの中でも審査難易度はかなり低いことで知られていますので、クレジットカードを初めて持つ方、ブラックリストから脱却した方にもおすすめできます。



ライフカードの決算公告を見てみると、営業収益は2015年:27,314、2016年:28,358、2017年:28,890、2018年:42,991、2019年:32,850(単位:百万円)と安定感はありませんが、2018年に急増しただけで、2018年を除けばここには掲載していませんが実は2011年から2019年まで伸び続けています。



2018年を振り返るとたしかに「ライフカードの審査が甘い」とかなり話題になった年でした。理由は定かではありませんが、とにかく顧客の獲得に躍起になっていた年なのかもしれません。そのおかげもあり、近年はライフカード=審査が甘いカードの代表格というイメージはかなり強くなったように思われます。



そんな中、特に狙い目なのは年会費無料ではなく年会費有料のライフカードです。ライフカードには年会費5,000円の有料版があり、実はこのカード、年会費無料のライフカードの審査に落ちた方向けとなっていますが、直接申し込むことも可能です。年会費を通常よりも多くとることによって審査の間口を広げる目的でこのカードは誕生したので、属性にかなり不安がある方にもおすすめできます。





2020年審査が厳しくなるクレジットカードを大胆予想



2020年に避けたいクレジットカードは?



審査が甘くなるクレジットカードがあれば、その逆の審査が厳しくなるクレジットカードも出てきます。巷の噂やネット上の口コミなどから、2020年に審査が厳しくなる可能性があるクレジットカードを大胆予想しました。




楽天カード



楽天カードの券面
楽天カード



楽天カードは、日本で最も知名度が高いと言っても過言ではない信販系カードで、審査が緩いイメージがあるかもしれませんが、実は最近はそうでもなくなってきているようです。



楽天カードの決算公告を見てみると、営業収益は2014年:133,619、2015年:170,619、2016年:201,548、2017年:234,580、2018年:273,745(単位:百万円)、と着実に伸ばしています。



営業収益が順調に伸びているのになぜ審査が厳しくなると予想しているのかというと、“世間が抱くとあるイメージ”を改善したいと願っているようなのです。そのとあるイメージというのが、“楽天カードは審査が甘い”というイメージです。



ブラックでも作れる、職業がスナイパーでも作れる、といった根も葉もない噂がネット上に溢れ、こういったイメージを改善したい狙いがあるようで、実際にTwitterなどをチェックしても「楽天カード落ちた」というツイートが結構溢れかえってきています。返済能力のない方と契約すると貸倒率が上がってしまうので、そういった対策として審査基準を少し上げているような感じがします。





クレジットカードの審査は相性がある



どんなに属性が良くても一般カードに落ちることがある



属性が良ければどんなクレジットカードだって作れる、そう思われている方は多いと思います。ですが、実際には属性がすごく良くても審査の甘いクレジットカードの審査に落とされてしまうことがあります。



例えば、筆者の場合、三井住友プラチナカードを保有しているため、属性はそれなりに評価されている部分があるはずですが、なぜかJ社(明言は避けます...)のクレジットカードは何度か申し込みましたが今のところ審査に落とされ続けています(笑)。



J社のプラチナカードやゴールドカードならまだしも、一般カードの審査に落とされ続けていますので、J社との相性が悪いとか考えられません。ちなみにJ社のクレジットカードは保有したことがありませんが、これまでにブラック情報を記録したこともないので明確な審査落ちの理由は未だにわかりません。



こういった経緯からクレジットカードの審査には相性があると感じるようになりました。筆者に限った話ではありませんので、一般論としてこういった事実があることを覚えておいたほうがいいです。



どうしても特定のクレジットカードが欲しい、ということでなければ、相性が悪いと感じるカード会社のクレジットカードは避けるのが賢明です。属性が改善してチャレンジしても何度も審査に通らないことはありますので、時間をムダにしないためにも他のクレジットカードを検討しましょう。



クレジットカードはこの世に数多あるので、相性の悪いクレジットカードに固執する必要はありません。正直に言ってしまうと、グレードの同じクレジットカードはスペックが似たりよったりになってきている部分があるので、他のクレジットカードを選んでも同じようなサービスが受けられます。



もちろん、デザインの良さで選んだりしたい部分はあるかと思いますが、相性の良し悪しはどうしてもありますので、ある程度の妥協はしたほうがいいです。絶対に妥協できない点を1〜2つ程度決めて(例:還元率0.5%以上を求める等)、クレジットカード選びをしていくといいでしょう。





クレジットカードが今後必須になるワケ



キャッシュレスの普及に欠かせないクレジットカード



キャッシュレス決済が普及してきた今もなお、クレジットカードを保有していない方はいます。今、クレジットカードを保有していないのが少数派となっていることをご存知でしたでしょうか。



現在、8割以上の方がクレジットカードを保有していると言われているので、保有していないのは2割弱となっており、契約数は年々伸び続けていますので、クレジットカードを保有しない層は今後さらにマイノリティーとなってしまいます。



なぜ多くの方がクレジットカードを保有するのか、理由はいくつかあり、必然的に持たざるを得なくなってきています。



まず、クレジットカードが社会的信用を示すアイテムとなる部分があります。冒頭でも解説しているように、クレジットカードを作るには審査が必要となり、ある程度の信用がないとクレジットカードを作ることすらできません。



言い換えると、ある程度の信用があると判断されれば、クレジットカードが作れるわけなので、クレジットカードを保有している=信用がある、クレジットカードを保有していない=信用がない、とみなされる部分があるのです。そういった側面から、使いはしないけど一応保有している方も一定数います。



社会的信用がクレジットカードを保有すべき理由の全てであれば、必ずしも作らなくてもいいかもしれません。ただ、昨今はクレジットカードがないと不便に感じるシーンが増えてきたことで作る方が増えてきています。



例えば、オンラインショッピングサイトで決済可能なのがクレジットカード決済のみ、といったシーンは以前より増えた感覚がありませんか?特に数量限定商品や発売開始からすぐに売り切れる人気商品はクレジットカード決済限定というパターンがとても多いです。



そして、電子マネーやQRコード決済の台頭も大きな影響を与えています。電子マネーやQRコード決済はクレジットカードがあるとチャージがスマホから手軽にできたり、自動チャージができたり、あるとないとでは利便性に大きな差が出ます。



電子マネーやQRコード決済といったキャッシュレス決済を利用する層は決済時間を短縮したいと考えている方が多いですから、クレジットカードは既に欠かせないアイテムになっています。



また、クレジットカードがあればポイントも効率よく貯めることができます。特に2019年10月より開始した増税対策の一貫であるキャッシュレス・消費者還元事業によってQRコード決済はポイント還元率がかなり高くなっており、クレジットカードがあったほうがポイントが多く貯まります。



このようにクレジットカードを保有すべき理由はいくらでもあります。逆に未だ現金決済でなければならない理由を探すほうが難しいので、合理的な考えを持てる人なら、既にクレジットカード決済をはじめとしたキャッシュレス決済をメインとしているはずです。






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