「お金持ちはクレジットカードの審査に落ちる心配なんてしないんだろうなぁ」と思っている方は多いでしょうが、そんなことはありません。どんなにお金を持っていても、信用がなければクレジットカードの審査には落ちてしまうのです。
例えば、自営業で年収1,000万円の方がいたとします。自営業は収入が不安定な職業とみなされており、まだ開業して2〜3年しか経っていないとなると、来年以降には年収が大きく下がる可能性があると判断され、収入を多く得ていても審査に落とされる可能性は高くなるのです。
お金持ちだからといってクレジットカードの審査で優遇されることはない、ということです。どんな方もクレジットカードの審査には不安を抱えているものです。今日のクレジットカード審査では収入はさほど重視されておらず、大事なのは信用を築くことになってきます。
では、審査に落ちた方はこの先もずっとクレジットカードを持つことができないのでしょうか。決してそんなことはありません!審査に落ちた方でも作れるクレジットカードは実在するので、今回は誰でも作れるクレジットカードの紹介や今後の対策についてお話します。
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2018年のカード審査合格率は75.94%
「周りはみんな審査に通っているのにどうして私だけ審査に落ちるの...?」とクレジットカードの審査に落ちた方は自信をなくしてしまうことが多いです。
そんなことが何度も続いてしまうと、ついにはクレジットカードを作ることさえ諦めてしまう方も出てきます。筆者の友人にも何名か諦めてしまった方がいます。何度か説得しましたが、「諦めたからもういいよ」の一点張りでした。
でも、皆さんにはまだまだ諦めてほしくないです。だって、クレジットカードは“誰でも作れる時代”に突入しているのですから!
まず、どれぐらいの方がクレジットカードの審査に通っているのか知っておく必要があります。
日本クレジット協会が発表した「1年間の申込・契約・解約状況」によれば、2018年の入会申込数3,109万人に対し、契約件数は2,361万人となり、これを単純計算すると審査合格率は75.94%となりました。つまり、100人に75人以上がカード審査に合格していることになります。
皆さんはこれが多いと感じますか?それとも少ないと感じますか?10人に7〜8人が合格していると考えると意外に多いと感じるはずです。
審査に落ちる方のほうが少ないことになるので、審査に落ちて自信をなくしてしまうのは仕方ないのかもしれません。
しかし、属性に問題がなくてもカード会社と相性が悪いだけで審査に落ちてしまうことがあったりするので、そこまで深く悩む必要はありません。もしかしたら、他のカード会社であれば審査に通過していた可能性だってあるわけですからね。
審査に落ちる原因は様々ありますが、長期延滞などよほどの金融事故を起こしていないかぎり、クレジットカードを作れる可能性はまだ残っているので、一度や二度落ちたぐらいでは絶対に諦めないでください。
合格基準を満たさないと審査に落ちる
審査に落ちてクレジットカードを作れないままでいる方は、審査に落ちた原因をもっと真剣に考える必要があるかもしれません。
審査に落ちた方のツイートを見てみると「また落ちたんだけど?」「あー腹立つ!」といった感情的なツイートをよく見かけます。感情的になりたくなるの気持ちはわかりますが、もう少し冷静にならないといけません。
審査に落ちるのは、単純に合格基準を満たしていないからです。
極端な例をあげますが、「30歳以上で安定継続収入がある方」を入会資格としたカードがあるとして、あなたが24歳フリーターだとすると、まず、年齢条件をクリアしていない時点で審査に落とされますし、また、フリーターという職業は安定継続収入があると判断されないため職業面でも条件をクリアしていないことになり、これでは審査に落とされて当然です。
審査をクリアするために大事なのは、まずは合格基準を確実に満たすことです。年齢条件はもちろんですし、例えば、学生は一般的に返済能力が低いと考えられていますので、学生さんは入会資格に「学生でもOK」のような記載があるものを選ぶ必要があるでしょう。
また、銀行系カードやプロパーカード(=国際ブランドが発行するクレジットカード)は特に審査が厳しく、高い返済能力を求められるため、合格基準も厳しくなってきます。属性に不安を抱える方は銀行系カードやプロパーカードは避け、審査が甘い流通系カードや信販系カードを狙ったほうがいいでしょう。
当サイトでは、流通系・信販系の審査の甘いクレジットカードをたくさん紹介しますので、こちらを参考に選んでいただいても構いません。
金融事故を起こすと作りにくくなる
審査基準をしっかりと満たしているのに審査に落ちてしまう、という事例も実は結構多いです。その際たる原因となっているのが「金融事故」です。
クレジットカードに関連した金融事故の代表例として「長期延滞」が挙げられます。長期延滞すると個人信用情報機関に5年間もの間、長期延滞した旨の記録が残ってしまうため、これが審査に落ちる大きな原因となってしまいます。
具体的には、過去に61日以上もしくは3ヶ月連続の支払いの遅れを起こしてしまうと長期延滞したと判断され、ネガティブ情報として記録されてしまいますので、過去に支払いの遅延を起こしたことがないか、今一度ご確認ください。
支払いの遅延をした記憶はあるけど時期は定かではない、ということであれば、「情報開示」を行うことをおすすめします。
情報開示とは、CICやJICCといった個人信用情報機関に対して、今現在記録されている信用情報(クレジットカードやローン契約等の返済状況などが記録されています)を開示する行為をいいます。請求すると、個人信用情報機関から開示報告書を受け取ることができ、そこから問題点を見つけることができます。
ただし、先述したように長期延滞をした場合、5年間の間、ネガティブな記録が残ってしまいますので、この5年間のうちは“普通”のクレジットカードを作るのは非常に厳しくなってきます。
“普通”のクレジットカードとは、テレビCMでも見かけるような誰もが知っているようなクレジットカードのことです。つまり、“普通ではない”クレジットカードであれば、まだ作れる可能性が残っている、ということです。
審査に落ちた人でも作れるクレジットカードは実在する
実は筆者もこれまでに様々なクレジットカードの審査に落とされ続けてきました。そしてあるとき、「クレジットカードの選び方を間違っているんじゃないか?」と感じ始めました。
筆者は20代前半から海外旅行に興味を持ち始め、実際にいくつかの国に訪れましたが、いずれの国でも感じたのがクレジットカードの重要性でした。ほとんどの国のホテルでデポジット(保証金)としてクレジットカードの提示を求められましたが、当時はデビットカードしか提示することができませんでした。
デビットカードでもクレジットカードの代わりにはなるのですが、クレジットカードがいかに信用の証とされているのかを日本ではなく海外で思い知ることになりました。
そこで、とにかく早くクレジットカードを持ちたいと思い、それからクレジットカードの世界に足を踏み入れることになったのです。様々なクレジットカードを目にするうちに、銀行系やプロパーカードは避けたほうがいいとわかり、それからしばらくは信販系や流通系、消費者金融系のクレジットカードにお世話になりました。
結論から言えば、審査に落ちた人でも作れるクレジットカードは実在するのでご安心ください!いくつか存在するので、下記にそれぞれのカードの特徴をまとめておきます。
ライフカード(有料版)
審査に落ちた人でも作れるクレジットカードの代表格となっているのは「ライフカード(有料版)」です。通常のライフカードは年会費無料となっていますが、このライフカード(有料版)は年会費が5,000円となっています。
なぜ、年会費が5,000円もかかるのかというと、イメージとしては、5,000円の担保をいただく代わりに審査の間口を広げてくれるという感じです。クレジットカードの世界では年会費5,000円は高いほうに分類されますが、審査の間口を広げてくれると考えれば5,000円は決して高くない、どころか、安いといえます。
実はこのライフカード(有料版)は、ライフカード(無料版)の審査に落ちた方に対してインビテーション=招待が送られ、そこから審査に申し込むことができるようになっています。
なので、通常はライフカード(無料版)に申し込む必要がありますが、「当サイト」からであればダイレクトに申し込むことができますので、気になる方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
「普通のライフカードのようには使えないんでしょう?」と心配される方は多いでしょう。その点は安心です。ライフカード(有料版)はもちろん普通のクレジットカードとして使うことができます。
無料版ライフカードと同様に初年度ポイント1.5倍、お誕生月ポイント3倍、海外・国内旅行傷害保険が自動付帯しているのでお得感・安心感はバッチリです!
年会費5,000円を払っているため、無料版のライフカードでは受けられないサービスも受けられます。その一つが「弁護士無料相談サービス」です。お困りの際は、ぜひこのサービスをご活用ください。高い年会費を払う代わりに他では受けられないサービスを受けられるのは実は大きなメリットです。
Tカード プラス(SMBCモビットnext)
Tカード プラス(SMBCモビットnext)は、ノーマルのTカードプラスとは一線を画しています。注目は()内に表記されている「SMBCモビットnext」と提携して発行されていることです。
SMBCモビットは銀行系の消費者金融会社となります。クレジットカード界隈では“銀行系”というと審査が厳しいイメージが伴いますが、母体は消費者金融会社であるため、審査の間口は広いと捉えてもらって差し支えないでしょう。
消費者金融会社というのは貸金業務を主に行う会社となりますので、お金を借りたい、お金に困っている層を助けたいわけですから、属性に不安のある方も審査対象としてくれるのがいいところです。
入会資格をみても「満20歳以上でモビットカード会員の方」と決して厳しい内容ではないことがわかります。最短で即日発行も可能であることを考えても、審査は複雑ではないことがわかります。
Tカード プラス(SMBCモビットnext)は特にキャッシングに強みをもっているクレジットカードであるため、キャッシングを利用したいと考えている方におすすめできます。
なお、Tカード プラス(SMBCモビットnext)の申し込みにあたってモビットカード会員になる必要があります。「なんか面倒臭そうだなぁ」と思う方は多いかもしれませんが、会員登録はウェブ完結が可能となっていますので、意外にも簡単に会員登録できるようになっているのでご安心ください。
SBS Premium Card
実は、年会費無料のクレジットカードは年会費有料のものに比べて審査が厳しい場合があります。というのは、無料でカードを発行したのに踏み倒されりすると、カード会社は利用料金を建て替えるだけでなく、カード発行に関わる手数料まで無駄をしたことになるからです。そのため、返済能力が極めて低い方は容赦なく審査に弾かれるわけです。
そこで昨今徐々に増えてきているのがデポジットタイプのクレジットカードです。その一つがこのSBS Premium Cardです。年会費は15,000円・20,000円・30,000円の3タイプあり、いずれしても「高い!」と感じる金額設定となっていますが、高いのには理由があります。
デポジット=保証金を事前に預けることで、審査の間口を広げているクレジットカードなので、これまで審査に落とされ続けた方でも作れるクレジットカードとなっているのです。お金を出してでもクレジットカードが欲しい、という方におすすめできます。
実際にウェブサイトには「今までクレジットカードを持てなかった方に!」との表記だけなく、「収入が不安定な方」「過去に遅延がある方」「初めてカードを作る方」といった表記まであるので、属性に不安のある方をメインの審査対象としていることは明らかです。
ちなみに、年会費15,000円の場合はショッピング利用可能枠が10万円、年会費20,000円の場合はショッピング利用可能枠20〜90万円、年会費30,000円の場合はショッピング利用可能枠100〜190万円となっています。
入会資格は「日本国内にお住いの20歳以上70歳未満で電話連絡が可能な方」と年齢層がかなり幅広くとられているのが他との大きな違いです。というのは、定年退職後は年金暮らしとなるため、ご高齢の方は審査対象外となるカードが多いからです。若年層はもちろん、高齢層まで幅広く審査対象としているため、審査はかなり優しくなっていることがわかります。
年会費は決して安くないですが、その代わりに受けられるサービスも充実しています。「国内・海外旅行パッケージ割引」「航空券割引」「海外Wi-Fiルーターレンタル」「専門家相談サポート」など年会費相応かそれ以上のサービスが受けられるようになっているので、損はしません。
“普通の”クレジットカードを作るための対策
前節で審査に落ちた方でも作れるクレジットカードをいくつか紹介しましたが、例えば、ライフカード(有料版)の場合は通常のライフカードに落ちた方向けのクレジットカードという位置づけとなるため、普通のクレジットカードとは区別して考える必要があるかもしれません(もちろん、普通のクレジットカードと同じように使うことは可能で、クレジットカードであることには変わりありません)。
では、“普通の”クレジットカードを作るには今後どのように対策をしていけばいいのでしょうか。まずは、合格基準を満たすことが何よりも大事です。例えば、年齢制限があるカードを狙っているのであれば、年齢をクリアしないことにはどうしようもありません。
問題は審査に落ちた原因がわからない場合の対策です。審査に落ちた理由は問い合わせても決して教えてくれないので、合格基準を満たしていてかつ審査に落とされると何をすればいいのかわからなくなってしまいます。そういった場合には、ひたすらクレヒスを構築し続けましょう。
クレヒスとはクレジットヒストリーのことで、過去のあなたのクレジットカードやローン契約による実績となるものです。滞りなく返済できているか、毎月どのぐらい利用しているのか、などをまとめたもので、クレヒスが構築できてくると様々なクレジットカードを作れるようになります。
プラチナカードやブラックカードといったステータスの高いクレジットカードを持っている人は皆、クレヒスがしっかりと構築されているからこそ高ステータスカードを作れるのです。単にお金持ちだから作れるカードではないのです。彼らも地道にクレヒスを構築した結果、今があるのです。
では、どのようにしてクレヒスを構築すればいいのでしょうか。すでにクレジットカードのお持ちの方は日々の出費をなるべくクレジットカードで決済するようにしてみましょう。
実はクレジットカードを保有しているのにほとんど使用しない人は意外に多いと言われています。例えば、水道光熱費や通信料金といった毎月必ずかかってくる「固定費」をクレジットカード決済にしてあげるだけで、月1〜3万円ほどはクレジットカード決済でき、その分、クレヒスの構築に役立てることができるので、これを実践しない手はないですね。
まだクレジットカードをお持ちでない方は、「ショッピングローン」を利用してクレヒスを構築することをおすすめします。ショッピングローンは、その名のとおり、ローン契約の一種となり、個人信用情報機関に記録される案件となりますので、ショッピングローンを利用することでもクレヒスはしっかりと構築できます。
ただし、家計の負担となってはいけないので、2〜3万円ほどの買い物をショッピングローンで返済するところからはじめるといいでしょう。手数料無料のショッピングローンを提供しているビックカメラあたりでの買い物がおすすめです。
あとは、チャレンジし続けることが大事です。審査に落ちると諦めてしまう方は多いですが、諦めるのは何十回もチャレンジしてからです。チャレンジすることをやめたらクレジットカードを作れなくなるので、早々に諦めることはしないでください。
ただし、立て続けにクレジットカードの申し込みをしてはいけません。クレジットカードに一度申し込むと申込記録が個人信用情報機関に6ヶ月間記録され、前回の審査から6ヶ月以内に再度申し込むと審査に落ちやすいので、再度申し込むときは前回から6ヶ月の空白期間をあけてから申し込むようにしてください。
このときポイントとなるのが別のカード会社のクレジットカードに申し込むことです。6ヶ月という短い期間では実は属性はそこまで大きく変化しません。ですから、同じカード会社のカードに申し込んでもまた落とされる可能性は高いです。
なので例えば、前回が銀行系カードだったら今回は信販系カード、というように前回よりも審査の甘いクレジットカードを狙うようにしてもらいたいのです。この点だけを頭に入れておくだけでもクレジットカードの選び方は大きく変わってきますし、審査合格率も上がってくるはずです。
クレジットカード以外の選択肢も検討すべし
クレジットカードは非常に便利なものです。しかし、近年は必ずしもクレジットカードでならなければならない、という事例は減りつつつあると筆者は感じています。その背景には、「電子マネー」や「QRコード決済」の普及が大きく関係しています。
電子マネーには前払いと後払いの2つのタイプがあります。後払いはクレジットカードが必要ですが、前払いの場合はクレジットカードは必要ありません。コンビニやチャージ機から現金でチャージすることができるので、クレジットカードがなくても電子マネーは利用できます。
QRコード決済に関しても同様です。コンビニや銀行口座からチャージすることが可能なサービスがありますので、クレジットカードがなくても利用できるようになっています。
QRコード決済に関してはクレジットカードほど使えるシーンはまだ多くないですが、導入する店舗は増えていますし、クレジットカードは使えないのにQRコード決済はできる、なんてお店まで登場しているので、QRコード決済の未来は明るいです。
クレジットカードを作れなかった人は「デビットカード」や「プリペイドカード」を作ることも選択肢として考えてみましょう。
デビットカードは、銀行口座と連携した決済カードで、決済と同時に口座から引き落とされるため、口座残高以上の利用ができず、つい使いすぎてしまう人に向いています。口座残高以上の利用はできない=返済能力を超える利用はできないため、審査なしで作れるのが最大の魅力です。
実際に筆者もクレジットカードが作れなかった時代はデビットカードにかなりお世話になりました。デビットカードはガソリンスタンドや高速道路料金所など一部使えないシーンはありますが(ガソリンスタンドは使えるところが増えてきています)、基本的にはクレジットカードと遜色なく使うことができ、不便は感じません。
プリペイドカードは、事前にチャージした金額分のみ利用できるカードで、こちらもチャージ残高以上の利用はできない=返済能力を超える利用はできないため、審査なしで作ることができます。VISAやMastercardといった国際ブランドがついているものであれば、それぞれのクレジットカード加盟店で使えるので、こちらもクレジットカードと同じようにつかうことができ、 とても便利です。
プリペイドカードは任意でチャージした金額しか残高に残らないので、銀行口座と直結しているデビットカードよりも紛失時の安心感があります。もし、カードを落としてしまってもそこまで大きなダメージを追わなくて済むわけです。ポイントバックを受けられるプリペイドカードも多いので、お得感のあるものを狙うといいでしょう。
本音は「クレジットカードは1枚は手にしたい」
クレジットカードが必ずしも必要となるわけではない、と説明してきましたが、クレジットカードがあれば便利であることには代わりありません。
例えば、さきほど電子マネーやQRコード決済はクレジットカードがなくても利用できると説明しましたが、クレジットカードがあれば、スマホ一つでチャージから決済まで可能になり、とても楽チンです。
楽チンなだけではありません。各サービスとクレジットカードの相性が良ければ、クレジットカードで電子マネーにチャージするときにチャージポイントがつくこともあり、とてもお得感があります。クレジットカードがないとこのお得感は実感できないわけですから、やはり、クレジットカードは1枚は手にしたいものです。
また、デビットカードやプリペイドカードの盗難・紛失保険は十分ではないのに対し、クレジットカードには十分な盗難・紛失保険が自動で付帯しているため、もし盗難されたり、紛失してしまっても、不正利用された分に対してはしっかりと補償してもらえる安心感があります。
使い勝手ではデビットカードとプリペイドカードはクレジットカードと遜色ないと言えますが、サービス面ではやはりクレジットカードに分があるのは否めません。
クレジットカードはグレードを上げれば、国内・海外旅行傷害保険が自動で付帯したり、専任のコンシェルジュサービスを利用できたり、他にも、空港ラウンジ、自宅−空港間の手荷物宅配、ホテルの客室や飛行機の座席のグレードアップ、これらのサービスを無料で受けられたりするので、デビットカードやプリペイドカードには遠く及ばないサービスを受けることが可能になります。
とはいえ、これらは高ステータスカードで受けられる上質なサービスとなるので、まずはステータスなど気にせず、自分の身の丈にあったクレジットカードを1枚手に入れるところからはじめましょう。
クレジットカードを持ったことがない方がクレジットカードを持った途端にお金の使い方が派手になることがよくあるので、金銭感覚が狂わないように計画的に利用することが求められます。計画的に利用できるようになれば、クレジットカードは確実にあなたの便利なツールとなってくれます。