審査なしも同然?審査が甘いクレジットカード比較【即日あり】

本サイトはプロモーション広告が含まれています。

クレジットカードを発行する会社は実に多くあり、その系統は様々です。例えば、今会員数を急激に伸ばしている「PayPayカード」は、ご存知、ポータルサイトYahoo!が輩出するクレジットカードで、発行元がワイジェイカードという信販会社になり、系統でいえば「信販系」に分類されます。



カード会社の系統は「信販系」の他にも「銀行系」「外資系」「交通系」「流通系」、さらに流通系から派生した「メーカー系」「コンビニ系」「ネット系」など色々な系統があります。実はこれらの発行元の系統から審査に受かりやすいカードはどれなのか、をある程度判断することができます。






主なカード会社の系統と難易度


近年の審査の合否状況から見ると、「銀行系<外資系<交通系<信販系≒流通系(メーカー系≒コンビニ系≒ネット系)」のような形で審査が甘い傾向にあり、信販系と流通系のクレジットカードは特に審査が甘いといえます。これを知っておくだけでも、クレジットカードを選ぶときのひとつの目安になるのではないでしょうか。さらに詳しく、それぞれの系統の難易度についてみてみましょう。




銀行系(難易度:★★★★☆)


銀行系


「銀行系」は、三井住友カードに代表されるように銀行と提携して発行されるクレジットカードを指します。他にも有名どころでいえば、MUFGカードは三菱UFJ銀行と提携して発行されています。



銀行系のクレジットカードは公務員をはじめ正社員など安定した雇用形態の方が受かりやすい傾向にあります。銀行系のゴールドカード以上を狙う場合、契約社員や派遣社員、パート・アルバイトあたりだと審査に落ちてしまう方が出てきてしまいます。しかしながら、一般カードであればそこまで雇用形態で審査結果が左右されることはないです。



銀行系には、「三井住友カード デビュープラス」のように若年層・学生向けのカードが用意されている場合があります。若年層・学生向けのカードは限度額を抑えることで、審査に通りやすくする傾向があるので、若年層はこういったカードを狙いうちするのがおすすめです。若いうちにクレジットカードを作っておくと将来的に高ステータスカードにステップアップしやすくなります。



銀行はご存知のように営業時間が短く、それが影響して審査に時間がかかるのが特徴の一つです。審査結果は遅くとも2〜3日程度でお知らせがきますが、発行までに2〜3週間は平気でかかってくることもあるのが難点です。



発行元の銀行口座を持っていると審査に通る可能性が若干上がる、と都市伝説的には言われていますが、現在はどこもスコアリングシステムを使って合否を判断していくので、今はあまり関係ないでしょう。ただ、該当の銀行口座を持っているほうがウェブから手続きできるなどスムーズに進むのが事実です。






外資系(難易度:★★★☆☆)


外資系


「外資系」のクレジットカードとして有名なのが、アメックスことアメリカン・エキスプレス・カードです。アメックスはプロパーカード(※国際ブランドが発行するクレジットカード)なので、外資系カードの中でも審査が厳しいほうに分類されます。アメックスはプラチナカードやブラックカードを提供していますが、これらの高ステータスカードはより審査難易度が上がり、全体の0.数%しか保有できないレベルです。



また、アメリカに本店を置くシティバンクが発行するクレジットカードは銀行系でありながら、外資系にも分類できます。このように2つの系統を兼ね備えたクレジットカードは結構多いです。この場合、発行会社が信販系で提携先が外資系の銀行という形です。もちろん、銀行系ではあるので、審査難易度は他に比べると高いですが、近年、外資系は全体的に以前と比べて作りやすくなっている印象があります。



外資系は、公務員・正社員はもちろんのこと、契約社員や派遣社員でも審査に通る可能性は十分にあります。契約社員や派遣社員でも勤続年数が長くなれば安定継続収入が十分にあると判断してくれるので、審査が厳しいからといって諦めるのではなくチャレンジしてみるといいでしょう。



また、外資系は個人事業主向けにビジネス専用カードを提供していることが多いのも特徴の一つです。個人事業主は収入が不安定で属性に不安ありの方が多いと判断され、審査に弾かれやすい傾向がありますが、一方で高所得の方も多く利用金額は多い傾向があるため、ビジネス専用カードを提供することで利用拡大につなげたい狙いがあります。



ただ、外資系は依然としてパート・アルバイトにとっては難易度の高い系統といえます。実際、アメックスに関してはパート・アルバイトの方は厳しい審査結果をもらうことが多いです。また、専業主婦や学生は本人の収入が少ないため、まだまだ厳しいというのが現状です。無職だと審査に弾かれる可能性は倍増します。外資系を狙うなら最低でも手に職をつけておきたいところです。



どうしても外資系カードが欲しいなら、「提携カード」が狙い目です。アメックス狙いならセゾンアメックスを狙うといった感じです。セゾンアメックスは クレディセゾン発行になるのでオリジナルのアメックスよりも敷居が低いです。提携カードはプロパーカード(国際ブランドが単体で発行するクレジットカード)に比べ、審査難易度が低いですが、ステータス性もそれなりにあるので結構おすすめです。実はオリジナルアメックスよりもセゾンアメックスのほうが顧客満足度が高かったりします。






交通系(難易度:★★☆☆☆)


交通系


「交通系」は、鉄道会社や航空会社と提携して発行されるクレジットカードのことです。クレジットカードの中では、審査難易度は全体の中間ぐらいに位置しているイメージですので、多くの方にチャレンジしてもらえる系統となっています。



交通系は審査は厳しくはないけどすごく甘いわけでもない、と覚えておくといいでしょう。ただ、鉄道会社と航空会社で審査難易度が大きく変わることがあります。ANAやJALといった航空会社発行のクレジットカードの中には上級会員向けの高ステータスカードがあり、それらは審査難易度が急激に上がるので属性に不安がある方は避けるのが賢明です。



交通系の審査難易度は全体の中間に位置しますので、公務員・正社員はもちろんのこと、契約社員や派遣社員、パート・アルバイトでも審査に通る可能性が高いです。主婦や学生にはやや厳しい審査結果がもたらされる印象がありますが、それでも全く受からないわけではないのでチャレンジしてみるといいでしょう。



交通系の中だとANA・JAL系は特にクレジットカードの種類が豊富です。また、マイル交換で他と比べて分がある券種が多いので、出張や旅行で飛行機をよく使われる方は特に恩恵を受けやすいでしょう。



東京メトロでお得に使えるカード「To Me Card」なども登場しています。Suicaのオートチャージに対応した「ビックカメラSuicaカード」あたりは特に使いやすさには定評があります。ビックカメラSuicaカードの発行元の「ビューカード」はSuicaが便利に使えるクレジットカードをたくさん用意していますので気になる方はチェックしてみてください。



鉄道・バスといった公共交通機関は通勤・通学になくてはならないものです。なので、キャッシュレス時代に突入した今、さらに交通系のクレジットカードは種類が増えていくかもしれません。毎日利用することになるものなので、日々利用でき恩恵を受けやすいのがいいところです。Suicaが使えるようになると、公共交通機関はもちろん、駅ビルやコンビニ、自動販売機でも使えるのでキャッシュレスの幅が広がります。





信販系(難易度:★☆☆☆☆)


信販系


「信販系」は、信販会社が発行しているクレジットカードです。信販会社とは消費者信用の形態の一種で、支払いの代行を主業務としている会社のことです。クレジットカードを発行したり、割賦販売などを行っています。



携帯電話の割賦契約(分割払い)や車のローン契約を組んだことがある方ならアプラスなどの信販会社を一度は耳にしたことがあるはずです。他にも、セディナ、ニコスやオリコ、ジャックス等などが信販会社として有名です。日々の生活で何気なく利用している会社で、実はなじみがある方は多いです。



信販系は全体的に審査難易度が低いです。クレジットカードに関する業務を専門に扱っていることもあって顧客を第一に考えており、収入だけでなく勤続年数や雇用形態など様々な要素をもとに返済能力を総合的に判断してくれるため、他の系統よりも良い審査結果に期待できます。



公務員・正社員はもちろん、契約社員に派遣社員、パート・アルバイト、専業主婦や学生、個人事業主にも強い味方となってくれるのが信販系のいいところです。また、年金受給者や求職者にとっても救いの手を差し伸べてくれるので、信販系なくしてクレジットカードは成り立たないと言っても過言なぐらいです。



信販系なら狙い目は「リクルートカード」です。信販系の中で会員数を伸ばしているクレジットカードで、新規獲得への必死さを感じられます。入会キャンペーンを実施しているクレジットカードは新規獲得に躍起になっているので特に狙い目なのです。それでいて超高還元率カードでもあるのでポイントもザクザク貯まり、満足度もすごく高いので使い勝手もよく万人におすすめできます。





流通系(難易度:★☆☆☆☆)


流通系


「流通系」は、百貨店や量販店、スーパー、携帯会社などと提携して発行されるクレジットカードのことです。全体的に審査が甘い傾向にあるといえるでしょう。



流通系は過去にクレジットカードの返済で延滞情報などを残していなければ、比較的高い確率で審査に通過できます。たとえ過去に金融事故を起こしていても、しっかりと完済し、一定期間の禊が済んでいれば、審査対象となる場合が多いです。なので、ブラックリストが解消されてからまず最初に目をつけるべき系統ともいえます。



公務員や正社員や契約社員、派遣社員はもちろんのこと、パート・アルバイト、主婦・学生、個人事業主、年金受給者の方でも十分通過の可能性があります。求職者でも場合によっては審査に通過する可能性があります。流通系カードの審査は金融事故がないことがまず重視され、クレヒスはさほど重視されないため、クレジットカード初心者にとって狙い目となってきます。



流通系で近年勢いのあるものだと、「セブンカード・プラス」があります。セブン-イレブンやイトーヨーカドーでお得になるクレジットカードとして人気です。入会キャンペーンにも積極的なのでキャンペーンを利用して入会するのもいいでしょう。



流通系でより審査が甘いところを狙うなら「セディナカードJiyu!da!」を検討してみてはいかがでしょうか。初期設定でリボ払い(一括返済に変更可)となっているクレジットカードなのですが、実はリボ払い専用カードは審査が甘い傾向があるのでかなり狙い目です。



余談ですが、筆者は20代前半の頃、クレジットカードの審査に頻繁に落ちていたのですが、そのときに流通系のクレジットカードにはかなり助けられました。むしろ、流通系のクレジットカードがなかったら今ここまでクレジットカードに興味を持っていなかったとすら思います。ステータスはないに等しいですが、クレジットカードであることには何ら変わりないので、万人におすすめできる系統です。





流通系から派生した系統と難易度


流通系はさらに細かく「メーカー系」「コンビニ系」「ネット系」に分けることができます。基本的に流通系は各業種の中でも審査は甘い傾向にあるため、枝分かれしても難易度は基本的に低いままですが、それぞれにわずかながら特徴があるのでチェックしておきましょう。




メーカー系(難易度:★☆☆☆☆)


メーカー系


「メーカー系」は、家電メーカーや自動車メーカーと提携したクレジットカードのことです。



例えば、家電メーカー大手のビックカメラから「ビックカメラSuicaカード」が登場しています。ビックカメラSuicaカードはSuicaのチャージ(オートチャージも可)に使えるので交通系でも紹介しましたが、ビックカメラでカード決済すると基本10%のポイントを獲得できるのでメーカー系カードとしても優秀です。通勤・通学に利用される方が多いだけでなく、ビックカメラをよく利用する方にも好まれています。Suicaは公共交通機関だけでなく、駅ビルやコンビニなどでも使えるのですごく利便性の高い電子マネーで最も重宝されている電子マネーと言っても過言ではないです。



他にも、航空会社や石油関連会社などの業種からもクレジットカードが発行されますが、それらは流通系でありながら、メーカー系にも属します。メーカー系は、提携先で還元率が高くなるものが多いです。例えば、ENEOSカードはENEOSでガソリン代割引になるので、贔屓のメーカーがある方にとてもおすすめです。特にガソリン代なんかは年間で10万円を超えるようなこともあるので、ENEOSを贔屓にしている方はENEOSカードで決済してお得にポイントを貯めたいところです。



メーカー系の審査の難易度は、比較的低くなっていて、収入の少ないパート・アルバイトでも作りやすくなっています。勤続年数もそこまで重視されないため、チャレンジしやすいです。また、低所得者層に分類される主婦や学生でも属性次第では審査に通る可能性が十分にあります。一般的に主婦や学生は審査に弾かれやすい属性となっているので、メーカー系は頼りにしていきたい存在です。





コンビニ系(難易度:★☆☆☆☆)


コンビニ系


「コンビニ系」は、その名のとおり、コンビニ各社と提携したクレジットカードです。「セブンカード・プラス」や「JMBローソンPontaカードVisa」、「ファミマTカード」などがその一例です。



コンビニ系は、「高校生を除く18歳以上」というシンプルな入会条件のものが多いことから、審査はけっこう甘いといえるでしょう。とはいえ、審査を全くしていないわけではないので、過去に金融事故等を起こした方(例:支払いの長期延滞をした等)は審査に弾かれてしまうのでその点は注意が必要です。



コンビニ系のクレジットカードの特徴は、それぞれのコンビニでお得にポイントが貯まること、そして、PontaポイントやTポイントなど共通ポイントサービスが付帯しているので、提携先が多く、ポイント貯まりやすいことです。



ただ、コンビニ系のクレジットカードの中でファミマTカードは少し特殊で、支払いが初期設定でリボ払いになっている(一括返済に変更可)ので、利用の際には注意が必要です。リボ払いだと一括払いよりも支払総額が増えるのでビギナーはできればリボ払い専用カードは避けるのが賢明です。それでもリボ払い専用カードは審査が甘い傾向があるので、属性に不安を抱える層にとってはなくてはならない存在です。





ネット系(難易度:★☆☆☆☆)


ネット系


ネット系は、信販系とペアになっていることが多いです。Yahoo!ショッピングでお得な「PayPayカード」や、楽天市場でお得な「楽天カード」はどちらも信販系でありながら、ネット系の色合いが強いため、ネット系にも分類できます。



ネット系は、自社のインターネットショッピングサイト、または、自社サービスの利用を見込めることから、審査はかなり甘いです。年会費無料のものが多いのでカード会社は赤字覚悟ですが、新規獲得を獲得し続け、積極的に自社のサービスの利用を促すことでなんとか黒字につなげています。



自社での利用を促すための施策として、自社のショッピングサイト・サービスを利用したときのみ還元率がアップする仕様(例:通常1.0%の還元率が自社利用で3倍にアップ等)になっていたり、期間限定で還元率がアップするキャンペーンを頻繁に実施していたりすることが多いです。なので、買い物がネット通販中心の方には特におすすめできる系統といえます。



属性でいえば、パート・アルバイト、主婦、学生、個人事業主といった収入が不安定でも審査に通る系統として人気があります。年金受給者でも審査対象となりますし、場合によっては求職者も審査対象となるのでチャレンジしがいがある系統ともいえるでしょう。公務員・正社員あたりは過去に金融事故を起こしていなければ何ら問題なく審査に通るので、ゴールドカラーやプラチナカードといった上級グレードのカードを目指すこともできます。





実は全てのクレジットカードは信販系?


今回はカード会社の様々な系統を紹介してきました。系統には銀行系をはじめ、外資系、交通系、信販系、流通系、さらに流通系から派生したメーカー系、コンビニ系、ネット系があると解説してきましたが、最後に衝撃的な事実を発表したいと思います。



実はほとんどのクレジットカードは信販会社から発行されているのです。信販会社は支払いの代行を主業務としている会社のことですから、クレジットカードの多くはカード業務を信販会社に任せており、親会社は信販会社と提携する形でクレジットカードを発行しているわけです。



さらに詳しくいうと、親会社が信販会社を設立し、そこからクレジットカードが発行されるパターンが多いです。例えば、銀行系に分類した三井住友カードは、発行元が信販系の「三井住友カード株式会社」となり、親会社は銀行系の「三井住友フィナンシャルグループ」となり傘下に入っていますので、本来は信販系のクレジットカードですが、一般的には銀行系のクレジットカードと認識されているわけです。



クレジットカード業務と他の業務を分けるために親会社が信販会社を設立してクレジットカードの発行・管理を行っているわけですから、世に出ているクレジットカードのほとんどは実は信販系ということになります。その中で審査難易度に違いが見られるので、わかりやすく分類できるように様々な系統で分けて話が進められることが多いのです。



審査難易度が全く同じクレジットカードなんてこの世にはないので、様々な券種を見て選りすぐってくことはすごく大事なことです。そういう意味でも系統の違いを知ることはとても大事です。私たちができることは自分の属性に合ったクレジットカードを見つけてチャレンジすることです。



審査が甘いクレジットカードがすぐわかるのはココ!





審査項目について 審査難易度について 審査落ち原因の特定方法 クレカの作り方 電子マネーについて