審査なしも同然?審査が甘いクレジットカード比較【即日あり】

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クレジットカードの入会審査では、申込者の属性やクレジットヒストリーを主な判断材料としています。そこから、返済能力だけでなく、返済意志の有無なども客観的に判断し、合否を決定していくことになります。



優良顧客を目指す必要はない



新規申込者の2割が信用情報に全く問題のない優良顧客と言われており、2割は信用情報を照会する必要性がある顧客、残り6割はさらに注意して信用情報を調査する必要がある顧客と言われています。



ただ、必ずしも優良顧客を目指す必要はないです。審査にさえ通ってしまえばいいわけですからね。少しでも審査で良い結果をもらいたいなら、まずは、定性分析と定量分析について理解する必要があるので、わかりやすく解説していきます。





2つの分析方法について


定性分析


人柄や人相、言葉遣いなどの要素を分析材料とする定性分析


定性分析は、申込者の人柄や人相、言葉遣いなどの要素から分析をかけます。申込者の手書きの文字、身分証明書の保存状態が綺麗or汚いなどで分析結果が変わると言われているため、銀行窓口や店頭で申し込む際などはこの点には注意しなければなりません。



ウェブから申し込む場合も、身分証明書のコピーの提出を求められることがありますので、身分証明書を少しでもキレイにしておいたほうがいいでしょう。しかしながら、よほどのことがなければ、審査に影響を与えることはないです。




定量分析


年齢や収入、職業に関すること、住居に関することなどの要素を分析材料とする定量分析


定量分析は、年齢、収入、職業に関すること(勤務先、業種、勤続年数、雇用形態)、住居に関すること(住居形態、住居年数)、ローンの有無などをデータ化・数値化して分析をかけます。収入が多ければ安心、という説はよく聞きますが、例えば、個人事業主だったりすると収入が安定しないと判断され、収入が多いからといって必ずしも分析結果がよくなるとは言えません。



それでも、人相や人柄、文字の綺麗さなど主観的要素が強い定性分析に比べ、より客観性があるため、どちらかといえば、現代のクレジットカードの審査ではこちらの定量分析のほうが重視されています。





スコアリングシステムの重要性



スコアリングシステムにより信用の数値化が可能に



現代のクレジットカード審査で各社が採用しているのが「スコアリングシステム」です。スコアリングシステムとは、申込の際に入力された各項目に点数付けをし、返済能力など個人の信用力を数値化する仕組みのことです。



クレジットカードが登場した初期は、審査担当者が個人の経験や勘によって主観的な審査をしていたのですが、申込者の急増などを理由に手作業での審査が難しくなってきたため、現代では、スコアリングシステムを導入し、コンピュータで自動で計算し、信用を数値化することによって、より客観的な審査を実現させました。審査がよりスピーディーになっただけでなく、より正確性が高まったわけです。





スコアリングシステムの点数の付け方


「住居形態」を例にとると、持ち家(契約者名義)は50点、持ち家(家族名義)は34点、社宅は24点、寮は22点、賃貸マンションは19点、アパートは16点、住み込みは9点といったように、形態によってスコアは大きく異なります。また、項目によって点数の付け方も異なります。各項目、細かく数値化されているため、総合的な信用の数値化が可能になっています。



SBIホールディングスが公開している「信用力判断」によって、自身のクレジットスコアをある程度知ることができます。そこで、以下の条件を基準として、項目によるスコアの違いを比較し、点数の付け方の傾向を探ってみました。



- 各項目の基準 -


モデル


30歳、年収500万円、配偶者なし、子供なし、自宅電話あり、携帯電話あり、居住年数2〜3年、賃貸マンション、住居費負担8万円、会社員(一般職)、固定給、社会保険(健保組合)、職種:通信、社員数100〜400名、資本金1000万円以上、勤続年数4〜5年、借入状況なし、延滞履歴なし、事故履歴なし、ローン検討なし


※ なお、男女の違い、自宅住所、勤務先の所在地等、点数に差のない項目は除外。また、実際にクレジットカードに申し込みする際に実在する可能性が低い項目も除外。



以上を当てはまると680点となりますので、「680点」を基準としてスコアの差を見ていきます。



以下、スコアリングを表にしていますが、「最大値」「最小値」を色分けしています。





各項目のスコアリング・点数配分






年齢

年齢

スコア

18歳

610

-

20歳

647

+37

25歳

672

+25

30歳

680

+8

35歳

688

+8

40歳

688

0

45歳

680

-8

50歳

672

-8

55歳

664

-8

60歳

639

-25

65歳

631

-8

70歳

623

-8

75歳

618

-5

80歳

614

-4

85歳

614

0


年齢はさほど影響を与えない、と感じている方は多いみたいですが、実は大アリです。最も高いスコアが「35歳」「40歳」で688、最も低いスコアが「18歳」で610、その差は78でした。


年齢は、安定した収入を判断するうえで重要な項目の一つになっています。18歳で働き始める方もいますが、まだ学生の方もいます。たとえ18歳で働き始めたとしても、安定した収入があるとはまだ言えないです。これが30代後半から40代になってくると、勤続年数が長くなり、安定した収入・社会的信用を得られるようになり、信用度が高いと判断されるようになります。


「80歳」「85歳」の614という低いスコアにも注目です。「60歳」あたりからスコアが減少しはじめることから、退職などを理由に収入が不安定になったり、収入に占める支出(保険料など)が増えると予想されるため、年齢と信用度は比例しないことがわかります。





配偶者の有無

配偶者

スコア

なし

680

-

あり

695

+15






子供(配偶者ありの場合)

子供(配偶者あり)

スコア

1人

704

-

2人

708

+4

3人

695

-7

4人

691

-4

5人

687

-4


少し興味深い結果になったのがこの項目。子供が「1人」もしくは「2人」であれば、それだけの経済力があると判断されるためか、スコアは高くなりました。しかし、子供が「3人」を超えると、支出が多くなると考えられるためか、1人増えることにスコアは減少しはじめました。それでも、減少率は低いので、そこまで大きな心配はいらないでしょう。




自宅電話の有無

自宅電話

スコア

なし

668

-

あり

680

+12






携帯電話の有無

携帯電話

スコア

なし

675

-

あり

680

+5






住居年数

住居年数

スコア

1年未満

675

-

1〜2年未満

677

+2

2〜3年未満

680

+3

3〜4年未満

683

+3

4〜5年未満

685

+2

5〜6年未満

688

+3

6〜7年未満

690

+2

7〜8年未満

693

+3

8〜9年未満

695

+2

9〜10年未満

698

+3

10〜11年未満

701

+3

11〜12年未満

703

+2

12〜13年未満

706

+3

13〜14年未満

708

+2

14〜15年未満

711

+3

15年以上

713

+2


住居年数は年数が長ければ長いほど、スコアが増加します。ただし、1年単位で2〜3ほどしかスコアは増加しなかったため、スコアの増加率は低いです。それでも、最大値と最小値のスコアの差は38あるので、「15年以上」となればプラス材料です。





住居形態

住居形態

スコア

一戸建て/自己所有

711

-

分譲マンション/自己所有

706

-5

一戸建て/家族所有

695

-11

分譲マンション/家族所有

695

0

公務員社宅

695

0

社宅

685

-10

683

-2

借家

680

-3

借上住宅

680

0

賃貸マンション

680

0

アパート

677

-3

公営住宅

677

0

借間

670

-7

住み込み

670

0


最小値と最大値の差が意外と少なかったのがこの項目。一般的に、自己所有の一戸建てや分譲マンションがあれば、経済力が高く、住宅ローンにも通っていることから信用度が高いと判断できますが、例えば、分譲マンション(スコア706)と賃貸マンション(スコア680)とでは、スコアに違いは26しかありませんでした。最小値と最大値のスコアの差も41程度でした。


ただし、一戸建てや分譲マンションがスコアに好影響をもたらすのは紛れもない事実です。公務員社宅はスコア695と高い値ですが、それでも家族所有の一戸建てや分譲マンションも同じスコアでしたので、ローンや家賃の支払いがない実家暮らしの方にとっては、家族所有の一戸建てや分譲マンションはプラス材料になってくるでしょう。





職業(雇用形態)

職業

スコア

公務員

706

-

医師

695

-11

会社員/一般職

680

-15

会社員/管理職

675

-5

会社役員

670

-5

契約社員

665

-5

会社経営者/法人

659

-6

派遣社員

654

-5

自営業/個人事業主

644

-10

パート

634

-10

その他

624

-10

アルバイト

603

-21

年金受給者

475

-128

主婦

473

-2


今回の信用度診断の中で最小値と最大値の差が最も大きかったのが「職業」(=雇用形態)の項目でした。最大値は公務員のスコア706、最小値は専業主婦のスコア473で、その差は233でした。


公務員は収入が多いとは限りませんが、未だ安定感は高いと判断され、信用度が高くなる結果となりました。専業主婦は収入がないわけですから、公務員と大きく差が開くのは仕方ないかもしれません。ただし、専業主婦でも配偶者の属性次第ではクレジットカードを作れる可能性は十分にあります。学生も親の属性によっては作れる場合があります。


注目したいのは、「会社員」「契約社員」「派遣社員」「パート」「アルバイト」といった多くの方が該当する雇用形態の評価です。この中では、会社員(一般職)が680で最もスコアが高く、それと比較すると、契約社員は-15、派遣社員は-26、パートは-46、アルバイトは-73と大きく差をつける形になりました。しかし、パートやアルバイトでも、勤続年数が長かったり、安定した収入があれば、審査にプラス材料になります。





年収

年収

スコア

100万円

552

-

120万円

552

0

150万円

567

+15

180万円

577

+10

200万円

588

+11

250万円

608

+20

300万円

624

+16

350万円

644

+20

400万円

659

+15

500万円

680

+21

600万円

690

+10

700万円

706

+16

800万円

716

+10

900万円

726

+10

1000万円

736

+10

2000万円

742

+8

2500万円

742

0

3000万円

742

0


年収(収入)は、最小値と最大値の差が二番目に大きかった項目です。最小値と最大値の差は190でした。ただし、差が大きかったのは、年収100万円と3000万円の両者がいるためで、当然の結果です。一般的に考えれば、年収が3000万円もあれば、ほとんどのクレジットカードの審査には通るわけですから、この最大値はあくまで参考程度にとどめておきましょう。


日本人の平均年収は、男女でみると男性が平均511万円、女性が平均272万円、雇用形態で分けると正規が平均473万円、非正規が平均168万円となっていますので、このあたりを考慮すると、年収(収入)によって、男女でスコア70前後、正規or非正規でスコア100前後の差が生じる可能性があると覚えておくといいです。





保険証


保険証

スコア

共済保険

688

-

社会保険(健保組合)

680

-8

社会保険

672

-8

国民健康保険(健保組合)

664

-8

国民健康保険

655

-9

被扶養者

655

0

船員保険

647

-8

未加入

610

-37


保険証は、最も高いスコアは688の「共済保険」で、最も低いスコアは610の「未加入」で、その差は78でした。


未加入であることは審査において大きなマイナス材料になってきますので注意が必要です。未加入はスコアの減少が大きいので、最低でも国民健康保険には加入しておきたいところです。健保組合は主に大企業が加入していることから、高く評価されます。


被扶養者は、国民健康保険と同スコアになっていますので、扶養内である専業主婦や学生でも国民健康保険に加入されている方と同じ評価になることがわかりました。





会社規模(資本金等)

会社規模(資本金等)

スコア

地方公共団体

716

-

上場会社

709

-7

5億円以上

702

-7

1億円以上

694

-8

5000万円以上

687

-7

1000万円以上

680

-8

1000万円未満

673

-7

個人事業主

666

-7


会社規模は、最も高いスコアは716の「地方公共団体」で、最も低いスコアは666の「個人事業主」で、その差は50でした。


地方公共団体は、県庁や市役所など役所のことなので、公務員に当たることからスコアが最も高いのは納得です。個人事業主は、収入が多い方も多いですが、収入が低い方も多く、また収入が安定しないことも多いので、クレジットカード会社が求める条件“安定した収入を得ている方”を満たせず、最も低いスコアになっていると推測できます。


地方公共団体と個人事業主以外に関しては、資本金が多いほどスコアが高くなる結果となりました。ただ、クレジットカードの申込において会社規模の申告を求められることが多いわけではないので、この項目を審査の材料にしていないところもあります。





社員数

社員数

スコア

1〜4名

643

0

5〜9名

649

+6

10〜19名

655

+6

20〜29名

662

+7

30〜49名

668

+6

50〜99名

674

+6

100〜499名

680

+6

500〜999名

686

+6

1000名以上

692

+6


社員数の最大値と最小値のスコアの差は49でした。


社員数が多ければ多いほどスコアは高くなりますが、500人単位でスコアは6ずつしか増加しませんでしたので、30〜50人程度いれば、それなりにスコアが稼げそうな項目です。関連会社が多いとどこまでを社員数としてカウントしたらいいのかわからなかったりするため、正確な申告が難しい項目です。会社規模と同様に申告を求められないこともあります。




業種

業種

スコア

学校・教育機関

712

-

病院・医療・保健衛生

709

-3

専門職(国家資格保有者)

705

-4

電力・ガス・水道・熱供給

702

-3

金融・保険・証券

698

-4

製造業

694

-4

卸売業・小売業

691

-3

情報サービス・広告・放送

687

-4

不動産業

684

-3

通信

680

-4

鉱業

676

-4

農林水産業

673

-3

建設業・工事業

669

-4

運輸業・タクシー・貨物運送

666

-3

飲食

662

-4

理容・美容

662

0

観光・ホテル・旅館

662

0

その他サービス業

658

-4

風俗業

655

-3

年金受給者

651

-4

その他

648

-3


業種は、スコアの差が大きくなる結果となりました。最も高いスコアは「学校・教育機関」で712、最も低いスコアは「その他」の648で、その差は64でした。


「学校・教育機関」は、公務員である可能性が高いことからスコアが高くなっていると予想できます。「その他」は、何をしているか不明であること、「年金受給者」は、年金だけでは余裕のある生活ができないこと、などが考慮されて、低いスコアになっていると推測できます。


業種の中で一般的な接客業などの「その他サービス業」をはじめ、「飲食」「理容・美容」「観光」あたりは、勤続年数が長くなっても賃金が上昇しない傾向があるため、スコアが低くなっていると推測できます。


事実、マイナビが公開した「2017年版業種別モデル年収平均ランキング」によれば、アパレル関連やセキュリティ関連、百貨店、スポーツ・レジャー関連、食品・フードビジネス関連、エステティック・理容・美容関連、ホテル・旅館関連は、他の業種に比べると平均年収が低い傾向があります。





勤続年数

勤続年数

スコア

1年未満

647

-

1〜2年未満

655

+8

2〜3年未満

664

+9

3〜4年未満

672

+8

4〜5年未満

680

+8

5〜6年未満

692

+12

6〜7年未満

696

+4

7〜8年未満

701

+5

8〜9年未満

705

+4

9〜10年未満

709

+4

10年以上

713

+4


予想していた通り、勤続年数は審査に大きな影響を与えることがわかりました。最も高いスコアが「10年以上」で713、最も低いスコアが「1年未満」で647、その差は66でした。


勤続年数は長ければ長いほど信用を勝ち得ることが証明されましたが、「6〜7年未満」を境に上昇率は下がるので、勤続年数は6年以上あれば十分に評価される、と覚えておくといいかもしれません。





借入状況

借入状況

スコア

なし

680

-

《銀行》

100万円

645

-35

200万円

642

-3

300万円

638

-4

400万円

635

-3

《信販/カード会社》

10万円

618

-62

50万円

612

-6

100万円

606

-6

200万円

600

-6

300万円

594

-6

400万円

588

-6

《消費者金融》

10万円

598

-82

50万円

590

-8

100万円

577

-13

200万円

569

-8

300万円

561

-8

400万円

557

-8


この項目で押さえておきたいのは、借入先によってスコアに大きな差が出ることです。


銀行からの借入であれば、多額にならなければ、スコアにさほど影響はもたらしません。そもそも、銀行の融資は審査が厳しいので、審査に通っていることが少なからず評価されていると推測できます。


一方、信販/カード会社からの借入は、少額でもスコアに影響を与えてしまう結果となりました。クレジットカードを作りたいのであれば、このあたりは注意しなければなりません。


借入先で最もスコアに影響を与えたのは消費者金融で、職業、年収に次いでスコアの最小値(なし:680)と最大値(借入額400万円:557)の差が123と大きな差となりました。





事故情報

事故情報

スコア

なし

680

-

7年以上

651

-29

7年未満

643

-8

5年以内

635

-8

3年以内

627

-8

1年以内

610

-17

6ヶ月以内

602

-8

3ヶ月以内

602

0

1ヶ月以内

602

0


当然ながら、事故情報は審査に悪影響を与えてきます。覚えておきたいのは、事故情報が直近であればあるほどスコアが低くなることです。「1ヶ月以内」「3ヶ月以内」「6ヶ月以内」でいずれも最もスコアを減少させ、事故情報が古くなるにつれてスコアの減少度合いも少なくなっています。


しかし、事故情報が過去に一度でもあると、信用を完全に回復するのは難しくなってしまうのは紛れもない事実です。事故情報なしの状態でスコア680ですが、「7年以上」経っていても、スコアは最大値よりも29少ない状態なので、回復には相当の時間を要します。





延滞履歴

延滞履歴

スコア

なし

680

-

1日

635

-45

2日〜1週間未満

627

-8

1週間〜1ヶ月未満

618

-9

1〜3ヶ月未満

606

-12

3ヶ月以上

602

-4


事故情報と同じく、延滞履歴も審査に悪影響を与える項目です。延滞履歴は、期間が長ければ長いほどスコアは減少し続けます。「3ヶ月以上」でスコアは最大で78も減少していますので、見逃せない項目です。なるべく延滞をしないことはもちろんですが、延滞は速やかに解消させる努力をしなければなりません。





スコアリングシステムは今後も確実に使われる



スコアリングシステムはなくてはならない存在に



コンピュータによるスコアリングシステムを採用したことによって、審査スピードは格段に上がっています。事実、ほんの数分で審査結果が返ってくるクレジットカードも増えてきています。



スコアリングシステムによって、個々の返済能力や返済意思、貸倒のリスクといった総合的な信用力を判断できるようになったため、各社、スコアリングシステムをかなり重視しています。現代のスコアリングシステムに取って代わる存在が出てこない限り、今後も使われ続けるでしょう。



逆に言うと、ごまかしが効かなくなってきたとも言えるでしょう。昔は審査担当者が手動で審査を行っていましたので、虚偽申告を見抜けずにそのまま審査をしていたこともありますが、現在ではその手は通用しません。だからこそ、正確な申告が求められるのです。



数十にも及ぶ細かい項目を審査の判断材料としているので、虚偽申告をしなくてもしっかりと評価されるようになってきているので、むしろそこは歓迎すべきではないでしょうか。





スコアリングシステムは攻略できる?!


スコアリングシステムを採用することによってクレジットカード会社はより客観的な審査ができるようになりましたが、クレジットカード会社により審査合格ラインは異なるため、手に入れたいクレジットカードの審査合格ラインを超えるためにどうすればいいのか、考える必要があります。



残念ながら、カードAは最低で何点必要で、カードBは最低で何点必要、といったように、合格最低ラインを公開しているクレジットカード会社は一つもありません。しかし、最低ラインを暗に示しているのが、各社が公開している「申込条件」です。



ライフカード



例えば、ライフカードは、「日本国内にお住まいの高校生を除く18歳以上で、電話連絡が可能な方。ただし、未成年の方は親権者の同意が必要です。」を申込条件としています。これが最低ラインとなりますので、まずはここをクリアしている必要があります。



あとはスコアリングシステムによって、年齢や収入、雇用形態、職種、勤続年数、借入状況、事故情報の有無、延滞履歴の有無などから信用力を判断し、各社が独自に設けた最低ラインを突破しているかどうかをチェックし、審査の合否を決めていくことになります。




信用力を2〜3分でチェック


信用力判断」は、2〜3分もあれば調べることができるので、審査に不安を抱えている方はぜひやってみてください。



ミライノカード



SBIホールディングスは、三井住友信託銀行と共同で銀行を設立し、その中でミライノカードというクレジットカードを発行していますので、この信用力判断はかなり説得力があります。現在の自分のスコアを知るうえでも重要なツールです。



クレジットカード会社各社、審査合格の最低ラインは異なるものの、概ね450〜500点前後あれば、当サイトで紹介している審査が甘いクレジットカードは審査に受かる可能性が高くなってきます。




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