クレジットカードのいいところは、利用するだけでポイントが貯まることではないでしょうか。利用者からすれば、支払いの代行をしてくれて、それでポイントまでもらえるので一石二鳥です。
クレジットカードの利用によって貯まるポイントは、いくつか種類があります。独自のポイントプログラムを提供しているところもあれば、Tポイントをはじめ、Ponta、楽天ポイント、dポイントといった「共通ポイント」を組み込んだクレジットカードもあります。
この中で今回注目したいのは「Tポイント」です。「ファミマTカード」などに組み込まれている共通ポイントです。
Tポイントは共通ポイントサービスの中でも先駆者的な存在で、ツタヤはもちろんのこと、現在ではあらゆる場所で利用できるようになっています。以前ほど勢いは失っているものの、未だに利用でき店舗は多いので持っておいて困ることはない共通ポイントです。
とは言ってもTポイントが使えない場所もあるので、Tポイントだけ貯まっても困ることも...。貯まったポイントが使えないのであれば、貯める意味がないですよね?
そこでTポイントを現金化して利用シーンを広げようというのが今回の試み!
Tポイントを現金化する方法
Tポイントを現金化できることすら知らなかったという方が多いのでは?まず現金化のためには「ジャパンネット銀行」の口座が必要になります。
「Tポイントを現金に交換」というページから、Yahoo!IDでログインすると、ジャパンネット銀行の口座開設とYahoo!ウォレット口座の登録ができます。
「Yahoo!ウォレット(インターネットで支払手続きや報酬の受け取りができるサービス)」のページにて受取口座をジャパンネット銀行に設定することもできます。その場合、「登録情報」から、「受取口座の管理」より受取口座をジャパンネット銀行に設定します。
あとは、「Tポイント交換(現金)の重要事項」の「同意する」をクリックし、交換したいポイント数を入力し、「申し込む」をクリックすると現金化の手続きは完了です。
Tポイント現金化の注意点まとめ
注意したいのは、Tポイントは現金化すると価値が85%(還元率85%)になる、つまり、100Tポイント=85円になるということです。
例えば、5000Tポイントを現金に交換する場合、実際に現金化できるのは4,250円分となります。価値は15%下がってしまいますので、その点を承諾したうえで現金化してもらうことになります。手数料だと思えば納得できるのではないでしょうか。
もう一点、期間限定ポイントは現金化の対象となりませんので、注意してください。現金化に対応しているのは通常のTポイントのみで、交換は1000ポイント以上からとなります。
また、現金への交換には2週間程度かかります。すぐに現金化できるわけではないので、お急ぎの方は注意してください。
価値は85%に下がってしまうものの、使用できるシーンの幅が広がるとメリットは大きいです。手続きがすべてネット上でできるのも魅力ですし、Tポイントはクレジットカードの利用だけでなく、実店舗の利用でもポイントが貯まるシステムですから、日々何気なく使っていて、それがいずれ現金に交換できるのであれば、素晴らしいシステムですよね。
Tポイントを効率良く貯める方法
なんとなくのイメージとして「Tポイントは貯まりにくい」と感じていませんか?実際、レシートをチェックしてみると「まだこれしか貯まってないんだ...」と思うことがしばしばあるはずです。
たしかに、共通ポイントの中でもTポイントは貯まりにくいポイントです。しかし、それはTポイントを上手に貯められていない人の言い訳に過ぎません。Tポイントを上手に貯めている人はこの世にごまんといます。
Tポイントを効率良く貯める方法は、ずばり、ヤフー関連のサービスを頻繁に利用することです。
例えば、Yahoo!ショッピングやLOHACOでお買い物する際、PayPayカードを利用すれば、通常1.0%の還元率が3.0%にアップしますので、それだけで単純にポイントを3倍多くもらうことができます。有料のプレミアム会員に加入すれば、さらに還元率はアップします(毎月ショッピングする方であれば会費分の元はとれます)。
また、旅行の際はYahoo!トラベルを利用しましょう。旅行予約サイトのYahoo!トラベルを利用し、ヤフープランを利用すれば、1〜20%のポイント還元を受けられることがあります。ポイントモールのT-MALLから一休.comを経由して旅行予約をしてもTポイントをゲットできます。
グルメ好きは、予約サイトYahoo!ダイニングを利用すれば、人数分のTポイントをゲットできます。Yahoo!ダイニングは全国のレストラン、カフェ、居酒屋の予約が可能となっています。
その他、インフラ設備のために、ソフトバンク光、ソフトバンクAir、ソフトバンクおうちでんきなどを導入すれば、さらにTポイントをザクザクと貯めることができます。