審査なしも同然?審査が甘いクレジットカード比較【即日あり】

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楽天カードといえば、「審査が甘いから通りやすい」というイメージを抱かれている方が多いのではないでしょうか。ネット上では、「審査なしだと思っていた」という声もあるぐらいです。事実、ものの数分で審査に通ってしまうような事例は多いので、そのようなイメージを抱かれるのも仕方ないです。



楽天カード=審査が甘いは昔の話だった?!



「審査が甘い」というイメージがつきすぎたせいで困っているのは、実は楽天カード側だったりします。一時期は、「職業がスナイパーでも受かる」といったネタが話題になったこともあり、虚偽申告する方も増えたようです。虚偽申告は審査落ちの原因となるので、絶対にやってはいけません。



楽天カード側は、このようなマイナスイメージを払拭しなければならない、と感じているようです。その傾向が、楽天カードにお申込み頂いた方々の承認率にはっきりと出ています。当サイトからの申し込みにおける承認率の統計をとってみたところ、楽天カードの現在の審査状況が明らかになってきました。





楽天カードの審査が厳しくなっている証拠


2015年2月から2017年11月までの承認率の統計をとることができました。まずは下のグラフをご覧ください。



楽天カードの2015年の承認率:2月は25.49%、3月は24.64%、4月21.79%、5月は20.83%、6月は20.27%、7月は18.47%、8月は17.48%、9月は18.62%、10月は16.73%、11月は15.92%、12月は22.05%



2015年2月から承認率は下降の一途を辿っていましたが、2015年12月あたりから2016年5月あたりにかけて承認率が上昇していきています。



楽天カードの2016年の承認率:1月は25.23%、2月は35.67%、3月は45.32%、4月は41.28%、5月は41.17%、6月は28.16%、7月は22.67%、8月は17.15%、9月は18.41%、10月は16.37%、11月は15%、12月は16.77%



しかし、2016年6月あたりから再度、承認率は下降してしまいます。



楽天カードの2017年の承認率:1月は17.29%、2月は16.82%、3月は12.53%、4月は16.43%、5月は14.44%、6月は10.56%、7月は18.28%、8月は16.78%、9月は16.95%、10月は13.3%、11月は15.02%



2017年に入ると、月ごとに大幅に承認率が変動してきます。特に大きな変動があったのは2017年3月と6月で、3月の承認率は12.53%で、6月の承認率は10.56%で統計をとった中で最も承認率が低くなっています。そこから、盛り返したものの、2017年10月の承認率は13.3%を記録し、また下降傾向になってきました。



楽天カードの2015年2月から2017年11月の承認率の推移



2015年から2017年にかけて連続でグラフをみてみると、2016年の承認率だけ異常に高かったことが伺えると思います。年別で見てみると承認率の変動は特に顕著で、承認率の平均は、2015年が20.2%、2016年が26.93%、2017年が15.3%と、ここ最近になって承認率が低くなってきているのがよくわかります。





楽天カードの審査が厳しくなった理由を推測


当サイト独自の統計とはいえ、承認率の低さは気になるところです。承認率が低くなっているということは、それだけ審査が厳しくなっているということ。では、楽天カードの審査が厳しくなってきている理由は、どこにあるのでしょうか。



原因を紐解くうえで鍵になるのが、楽天カードの決算公告です。2018年1月時点で2011年度〜2016年度の「決算公告」がウェブ上で公開されており、ここから審査の現状を読み解くことができそうです。




営業利益は思ったほど順調じゃない?


筆者がまず注目したのが、「営業利益」です。売上総利益から人件費や事務費などを差し引いた本業による利益のことで、営業利益が高ければ高いほど、事業が順調だったといえます。



楽天カードの営業利益(単位:千円)は、2011年度は4,737,840、2012年度は13,187,861、2013年度は13,427,849、2014年度は10,931,051、2015年度は16,307,062、2016年度は22,531,697、というように推移しています。わかりやすくグラフにしてみましょう。



楽天カードの営業利益(単位/千円):2011年度は4737840、2012年度は13187861、2013年度は13427849、2014年度は10931051、2015年度は16307062、2016年度は22531697



全体としては営業利益は増えてきていますが、2014年度にガクッと落ちているのが気になります。2017年度は公開されし次第、掲載する予定ですが、審査が厳しくなってきている傾向があるので、もしかすると営業利益は減益している可能性があります。



追記:2018年4月27日


2017年度の決算公告が公開されました。それによれば、営業利益は23,845百万円(23,845,000千円)でした。減益の可能性があるという筆者の予想は外れましたが、2017年度は2016年度の営業利益の伸び率と比べると微増に留まりました。



追記:2019年5月1日


2018年度の決算公告が公開されました。それによれば、営業利益は26,343百万円(26,343,000千円)でした。2017年度に続き、増益となりましたが、やはり伸び率は鈍化しています。





広告宣伝費の増加は事業の圧迫につながる


さらに注目したいのが「広告宣伝費」です。詳しい内訳までは公開されていませんが、損益計算書の「販売員及び一般管理費」という科目に一般的に広告宣伝費が含まれているので、この金額を見てみましょう(単位:千円)。



2011年度は26,098,069、2012年度は68,342,779、2013年度は94,074,053、2014年度は117,840,848、2015年度は144,781,620、2016年度は169,174,234、といったように推移しています。わかりやすくグラフにしてみましょう。



楽天カードの販売員及び一般管理費(単位/千円):2011年度は26098069、2012年度は68342779、2013年度は94074053、2014年度は117840848、2015年度は144781620、2016年度は169174234



一般的に会社としては「販売員及び一般管理費」は少しでも抑えたいと考えている科目です。楽天カードは事業拡大に伴い、給与などの人件費を中心に、この科目に年々圧迫されてきていると判断できます。



この科目の中には広告宣伝費も含まれていますので、担当者より内密に教えて頂いた「広告費のテコ入れを行ってきている」という噂は信頼性が非常に高そうです。



追記:2018年4月27日


2017年度の決算公告が公開されました。それによれば、販売費及び一般管理費は200,109百万円(200,109,000千円)となり、こちらは明らかに増加しました。2017年度の営業利益は微増にしか伸びなかった、しかし、販売費及び一般管理費はかなり増加しているため、この当たりが2017年度の営業利益を圧迫したと予想できます。よって、2018年度の審査が厳しくなる可能性があるという筆者の予想は当たりそうです。



追記:2019年5月1日


2018年度の決算公告が公開されました。それによれば、販売費及び一般管理費は235,380百万円(235,380,000千円)となり、2017年度に続き、増加傾向が強くなっています。営業利益を圧迫している状況には未だ変わりなさそうです。ということで、引き続き、審査は厳しいものになると予想されます。





決算公告の結果が翌年に影響を与える?


販売員及び一般管理費が増えても、その分、営業利益が増えれば問題ないかもしれませんが、2014年度のように営業利益がガクッと落ちるようなことがあると、翌年の審査にも影響を与えてきそうです。事実、2015年度の楽天カードの承認率は非常に低かったです。



2018年1月時点では、2017年度の決算公告はまだ発表されていませんが、営業利益が低く、販売員及び一般管理費が膨らめば、2018年の審査は厳しくなる傾向があると予測できるでしょう。



このように決算公告を見てみると、本年度の審査の傾向が少なからずわかってくるものです。お時間の余裕のある方は、ぜひご覧になってください。





他のカードを選ぶのも選択肢の一つに!


「楽天カードが最後の砦だと思っていた」と考える方は多いでしょうが、それはもう昔の話です。一般的なクレジットカードに比べると審査は甘い傾向があるかもしれません。それでも、利益率などを原因に審査の難易度が変移する可能性があることがわかりましたので、100%安心かといえば、そんなことはありません。



実は楽天カードに落ちてしまう人は増えてきています。Twitterを見ればよくわかります。



楽天カードなら誰でも受かる、そんな時代はもう終わりを告げたと思っていいでしょう。




現在おすすめはライフカード!


今は、楽天カード以外にも審査の甘いクレジットカードはたくさんありますので、楽天カードが厳しくなっているなら、他を狙うのがいいでしょう。おすすめは「ライフカード」です。



ライフカード



ライフカードの「決算公告」をみると、おすすめの理由がわかります。



というのは、広告宣伝費を含む「販売員及び一般管理費」が安定しているのです。単位は百万円で、2012年度は16,530、2013年度は22,711、2014年度は23,975、2015年度は22,647、2016年度は25,063、2017年度は24,369といったように推移しています。グラフにするとこんな感じです。



ライフカードの販売員及び一般管理費(単位/百万円):2012年度は16530、2013年度は22711、2014年度は23975、2015年度は22647、2016年度は25063、2017年度は24369



2012年度からは大きく増えていますが、2013年度以降は22,000〜25,000の間で安定して推移しています。人件費や広告宣伝費をかける金額を定めているようなので、このように安定しているのだと推測できます。



営業利益(単位:百万円)に関しては、2012年度は2,318、2013年度は2,685、2014年度は1,411、2015年度は1,652、2016年度は1,113、2017年度は2,910といったように推移しています。グラフにするとこんな感じです。



ライフカードの営業利益(単位/百万円):2012年度は2318、2013年度は2685、2014年度は1411、2015年度は1652、2016年度は1113、2017年度は2910



2014年度や2016年度は営業利益がガクッと下がっていますが、2017年度はここ6年間で最も高くなっていますので、翌年となる2018年の審査には好影響をもたらすことが予想されます。



ライフカードは、ポイントが初年度1.5倍ですが、前年の利用額に応じて1倍〜最大2倍になりますので、メインカードにすれば、ポイントがザクザク貯まります。お誕生月には、ポイントが3倍になるので、大きな買い物はお誕生月にまとめてすれば、かなり効率よくポイントが貯められます。



ライフカードが運営する「L-Mall」というショッピングモールを利用すれば、ポイントは最大で25倍になるので、お買い物の際はぜひL-Mallをご利用ください。ちなみにですが、L-Mallは、楽天やヤフオク、じゃらん、るるぶ、H.I.S、ニッセン、高島屋、大丸松坂屋といった大手ショップと提携しています。



もちろん、年会費は無料ですし、無料なのに盗難・紛失・不正利用に備えた補償制度も充実しています。最短で3営業日での発行が可能になっていますので、なるべく早く利用したいという方にもおすすめできます。





過去に金融事故を起こすなどブラックリストに掲載されている方は「ライフカード(年会費あり)」を検討してみるといいでしょう。こちらは年会費5,000円を頂戴する代わりに審査の間口を広げてくれるとても親切なライフカードです。通常はライフカードの審査に落ちた方向けに案内がいきますが、当サイトから申し込めますので気になる方は要チェックです。






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