審査なしも同然?審査が甘いクレジットカード比較【即日あり】

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お持ちのクレジットカードの使い勝手の悪さに困っている方は意外と多いです。ネットでよく見かけるから、誰でも持っているから、なんて理由でクレジットカードを選ぶとあとで後悔するのはあなたです。次に選ぶときはもう少し慎重になってもらいたいものです。



クレジットカードを選ぶときはいくつか候補を絞って比較しているはずです。それすらしない方がいますが、比較することによってそれぞれの長所や短所がわかってきますので、迷ったら必ず比較するようにしたほうがいいです。では、どのようなことを比較すればいいのでしょう。今日はクレジットカードの比較ポイントと選び方について解説していきます。





クレジットカードは一つとして同じものはない



似てるものが多いが細かいところは全く違う



なぜクレジットカードを比較することが必要になるのでしょうか。その最たる理由は“一つして同じクレジットカードはないから”です。似たようなものが多いことは否定できませんが、似たようなものでも細かいところをじっくりと見てみると中身が全く違うので、比較をすることでより自分に合ったものが見つけられます。



このあとに比較すべきポイントについて詳しく解説していきますが、例えば、あなたがポイントをたくさん貯めたいと思っているのであれば、ポイント還元率の高いクレジットカードを選ぶことをおすすめします。維持費をかけたくないのであれば、年会費が安いもしくは無料のものがおすすめとなります。このようにクレジットカードの使途によって選び方は全く異なってきます。



審査に通ればなんでもOKという理由で選ぶのはあまりおすすめできません。もちろん、属性に大きな不安がある方は審査に通るだけでも満足かもしれませんが、色々な券種を選べる方も多いでしょうから、もう少しこだわりを持って選んでもらいたいと思います。そうすることでより上手にクレジットカードを活用できるようになるからです。





クレジットカードの比較で見るべきポイント


「クレジットカードなんて大体どれも同じようなものでしょ?」と思っている方は多いはずです。たしかに似たり寄ったりなところはありますが、細かいところを見れば見るほどそれぞれに特徴や違いがあることがわかります。では、どのようなところを比較すればいいのでしょうか。比較項目は意外と多くありますので、重要度とあわせてみていくことにしましょう。




年会費(重要度:★★★)



年会費有料が意外とおすすめ



まずチェックしてもらいたいのが「年会費」です。クレジットカードは「年会費無料」「年会費無料」の2タイプあります。年会費はその名のとおり、年に1回支払う会費で固定費となります。カードによっては初年度無料で次年度から年会費がかかってくるものがあったり、初年度無料で翌年度も前年の利用状況(主に金額)によって無料を継続できるものがあります。



クレジットカードを使用する機会は多くないが一応持っておきたいという方は、「年会費無料」のカードを持っておくといいでしょう。カードの固定費は年会費のみなので、年会費無料であれば維持費をかけずにカードを保有しておくことが可能です。ほとんど利用しないカードでも有効期限が切れれば更新カードが届きます(※場合によっては使用頻度が極端に少ないと更新できないケースもあります)。



逆にクレジットカードの使用頻度が高い方は「年会費有料」のクレジットカードを保有することを検討してもらいたいです。もちろん、年会費無料のカードでも満足できるものは多いですが、一般的に年会費有料のカードのほうがサービスが優れていてサポートが手厚い傾向があります。あとで解説しますが、年会費有料だと各種付帯保険の補償金額が年会費無料のものよりも多く、年会費無料カードでは受けられないサービスを受けられる場合が多いです。





ポイント還元率(重要度:★★★)



ポイント還元率が高ければポイントは効率よく貯まる



「ポイント還元率」は非常に重要な比較ポイントです。クレジットカードを使うメリットはいくつかありますが、最大のメリットは決済がスムーズにでき、それでいながらポイントを貯められることではないでしょうか。ポイントを効率よく貯めるうえで比較しておきたいのが他でもないポイント還元率です。



ポイント還元率は、利用金額に対してどのぐらいポイントが貯まるのかをパーセンテージ化した指標のことです。例えば、ポイント還元率1%であれば、10,000円の利用に対し、100ポイント貯まることになります。ポイント還元率0.5%であれば、10,000円の利用に対し50ポイント貯まります。つまり、ポイント還元率が高いほうがポイントを効率よく貯められるということです。



では、どのぐらいのポイント還元率であれば高還元率といえるのでしょうか。近年、多くのカード会社は経営状況があまりいいとは言えず、ポイント還元率の改悪案件をよく耳にするようになってきています。なので、ポイント還元率1%であれば十分に高還元率であると言える時代になってきています。1.25%以上あれば業界最高水準です。最低でも0.5%は欲しいところで、0.75%でもさほど低くないです。



ポイント還元率が低いカードでも提携先で利用するとポイントが2〜3倍になるようなカードも多く存在するので、使用頻度の高い店舗でお得になるカードを選ぶのも一つの手です。



ただし、ポイント還元率については一点だけ注意したいことがあります。それは貯まったポイントの交換レートについてです。例えば、ポイント還元率1%のカードで100ポイント貯まったとします。貯まったポイントを交換しようとしたはいいが1ポイントの価値が0.5円相当しかないとなると、1ポイント1円の価値があるポイント還元率0.5%と内容的には差がないことになってしまいます。目先のポイント還元率だけに気を取られてしまうと実はそんなにお得になっていなかった、なんてことになってしまうので注意しましょう。





発行会社の系統(重要度:★★★)



信販系や流通系の発行会社は審査難易度が低い傾向がある



年会費やポイント還元率と同じぐらい重視したいのが「発行会社の系統」です。なぜそんなことを比較するの?と思うかもしれません。例えば、あなたが会社役員で勤続年数10年以上、年収500万円で自己所有の自宅がある、といったような属性に何ら不安のない方なら発行会社の系統なんて気にしなくていいです。しかし、何度もクレジットカードの審査に落ちているような方にとっては発行会社の系統は気にかけたい問題なのです。



クレジットカードは実に様々な系統の会社から発行されています。大きく分けると銀行系、外資系、信販系、流通系、交通系などに分けることができます。この中で、最も審査が厳しいと言われているのが「銀行系」です。銀行の業務の一つに貸付業務がありますが、多額の融資が必要になる場合が多いため、融資先の良し悪しを見極めるために日頃から厳しく審査を行っています。これはクレジットカードの分野でも同じことがいえます。つまり、属性に不安がある方が銀行系のカードに申し込むのはあまり得策ではないということです。ただ、ステータスを意識するのであれば銀行系はおすすめです。



属性に不安のある方は「信販系」や「流通系」のクレジットカードを選ぶことをおすすめします。信販系はクレジットカード業務を主業務とする会社から発行されるカードになりますので、カード利用者のことを第一に考えてくれます。流通系はデパートやスーパーなどの流通業者が発行するカードになりますので、自社利用が増加する可能性が高いと見込んでいて審査はさほど厳しく行わないので審査難易度は低いです。



気になるクレジットカードがありましたら「○○カード(カードの名称) 発行会社」などと検索してあげると、発行会社の系統を調べることができます。よくわからない方は「リクナビ」でカードの名称を検索すると発行会社の系統がわかるので申し込む前に一度やってみてください。





カードランク(重要度:★★★)



身の丈にあったカードランクから選ぼう



クレジットカードには“ランク”があります。一般カード→ヤングゴールドカード→ゴールドカード→プラチナカード→ブラックカードの順番でランクが上がっていきます。ランクが高ければ高いほど審査は厳しくなってきますが、その分、ステータスが上がってきますので、高ステータスカードを求めるのであればゴールドカード以上のランクから選ぶようにするといいでしょう。属性に不安がある方は一般カードの中から探していくのが賢明です。



今後、ステータスの高いクレジットカードを持ちたい願望がある方は、まずは一般カードもしくはヤングゴールドカードの取得から目指しましょう。そのカードに上位ランクのゴールドカードやプラチナカードがあれば、将来的にインビテーションをもらって高ステータスカードへランクアップできるかもしれません。



インビテーションとは、クレジットカードをある程度の金額or期間利用していくことで上位ランクのカードへの招待を受けることを意味します。インビテーションが届く=優良顧客で認められたことになり、基本的には複雑な審査なしでランクアップすることが可能になるので、高ステータスカードへの近道と言っても過言ではないです。



特に男性の方は年齢を重ねていくと高ステータスカードを保有したいと考える方が多くなりますので、今は高ステータスカードに興味がなくても、高ステータスカードを発行しているカード会社を選んでおくと興味が出たときに切り替えやすくなりますので、そういったことも頭に少し入れながら選んでいくといいでしょう。





国際ブランド(重要度:★★★)



VISA・Mastercardは1枚は持っておきたいところ



クレジットカードの使い勝手を左右するのが「国際ブランド」です。クレジットカードの表面に記されている国際ブランドの加盟店でカード決済ができるので、日本国内で発行されたカードであってもその国際ブランドの加盟店であれば、海外でも問題なくカード決済ができます。



現在、国際ブランドは、VISA、Mastercard、JCB、American Express(アメリカン・エキスプレス)、Diners Club(ダイナースクラブ)、銀聯カード、ディスカバーカード(海外のみ)が主要となっています。



ここで知っておきたいのは、クレジットカードを利用できる店舗でもすべての国際ブランドをカバーしているわけではないということです。例えば、JCBは日本発祥の国際ブランドなので、海外では取り扱っていない店舗が多く、JCBブランドのカードしか持っていないと決済に困る場面に遭遇しやすいです。



VISAとMastercardは世界中で大きなシェアを占め、あらゆる国で利用することができますので、クレジットカードを比較する際はVISAとMastercardのどちらかを選べるのが理想的です。ですが、VISAもしくはMastercardを既にお持ちであれば、JCBを選択しても構いません。



American ExpressやDiners Clubはステータスの高さが魅力ですが、国内では加盟店が決して多いわけではないので、国内在住の方の“一枚持ち”には向いていない国際ブランドといえるでしょう。



銀聯カードは中国発祥の国際ブランドで中国では圧倒的な強さを見せますが、世界で見るとまだまだ加盟店は多くないので、こちらもまた国内在住の方の“一枚持ち”には向いていない国際ブランドです。



ディスカバーカードは日本国内では発行されていない国際ブランドとなりますので、現時点では候補には入らないでしょう。ただし、利用できる店舗はありますので、海外在住の方であればディスカバーカードを候補としても問題ないです。





利用限度額(重要度:★★☆)



カードランクによって設定される利用限度額が違う



クレジットカードには「利用限度額」があります。その名のとおり、利用できる限度額を示すものです。「利用可能枠」などと呼ばれることもあります。



クレジットカードは基本的に利用限度額を超える利用はできません(一時的に増額したり、のちに増額申請を出すことは可能)ので、たくさん使う方はできるだけ限度額を多く設定してくれるカード会社を選ぶことをおすすめします。カードの概要欄などに利用限度額が記載されている場合があります。記載されていない場合はカード会社への問い合わせ、利用者の声などから推測しましょう。



利用限度額はカード会社が決定しますので、私たちは手の加えようがないですが、カードのランクによって利用限度額のある程度の目安がわかります。一般カードだと10〜100万円(学生カードは10〜30万円)、ゴールドカードだと10〜300万円、プラチナカードだと100〜500万円が目安で、ブラックカードは無制限と噂されています。



これらはあくまで目安で実際はもう少し細分化されます。例えば、一般カードでも有料と無料では限度額は異なり、年会費無料のカードの場合は10〜50万円あたりがいいところですが、年会費有料だと10〜100万円と幅が広がります。信用が低いと与信枠を多くとれないので利用限度額も低く設定されてしまいます。



ゴールドカードにしても一般的なゴールドカードであれば利用限度額は300万円までとなることが多いですが、20代限定のヤングゴールドカードだと10〜150万円程度に留まる傾向があります。





支払い日(重要度:★★☆)



支払い日は給料日の直後が良い



筆者が個人的に意外と重要だと感じているのが「支払い日」です。なぜ重要なのかというと、支払い日が給料日と相性が悪い場合があるからです。



カード会社によって支払い日は異なりますが、大きく3パターンあります。「パターンA:締め日月末/支払い日翌月27日」「パターンB:締め日20日/支払い日翌月10日」「パターンC:締め日15日/支払い日翌月10日」です。


例えば、給料日が毎月25日だとしたら、パターンBの場合は給料日から2週間ほど経ってやっと支払いとなるわけですから、それまでにお金を使ってしまう可能性がありますよね。もしパターンAなら給料日の2日後に支払いになりますので、問題なくスムーズに支払うことができると思います。支払い日が給料日に近いほうが安心感があります。



筆者が個人的に使いやすいと感じるのは「締め日月末/支払い日翌月27日」のパターンAです。支払い日が27日で給料日に合わせやすいことはもちろん、締め日が月末になるので区切りがよく、使いすぎを防ぐことができるからです。



ちなみに、パターンAのカード会社は三井住友カードやセゾンカード、オリコカード、ジャックスカードなどがあります。





付帯保険(重要度:★★☆)



旅行をよくする方は旅行傷害保険付帯がおすすめ



クレジットカードには様々な「付帯保険」があります。いくつかありますが、「ショッピング保険」「旅行傷害保険」の2つの付帯保険を比較してあげるといいでしょう。



まず「ショッピング保険」ですが、ショッピング保険はカード決済で購入した商品が壊れてしまった際などの補償を目的とした保険となっており、カードのランクによって違いますが50〜500万円程度まで補償してもらえます。カードのランクが高くなるほど補償金額も手厚くなる傾向があります。ちなみに、ショッピング保険は対象商品が限られたり、紛失や配送による破損は対象外となるなど注意点がたくさんありますので、事前によく調べておくようにしましょう。



次に「旅行傷害保険」ですが、これはカードによって補償金額に大きな差が見られます。その名のとおり、旅行中の事故や病気等でかかる費用を補償してくれる保険で、国内旅行傷害保険と海外旅行傷害保険に大きく分けることができます。三井住友カードの海外旅行傷害保険の補償金額(傷害死亡・後遺障害)を例にとると、一般カード(クラシックA)は最高2,000万円なのに対し、ゴールドカードは最高5,000万円となっています。うち自動付帯分が一般カードで300万円、ゴールドカードで1,000万円となっています。



旅行傷害保険は「利用付帯」「自動付帯」の2タイプに分けられ、利用付帯の場合、旅行に関わるシーンでカードを利用すること(例:空港までタクシーで行きカード決済をする、など)を条件に付帯されます。一般カード、特に年会費無料のカードにおいては利用付帯がほとんどです。高ステータスカードになるほど自動付帯のものが増えてきます。自動付帯のほうが安心感があります。



海外は病院は治療費が高額なので、海外旅行傷害保険の傷害・疾病治療費用などもチェックしておきたいところです。



ショッピング保険、旅行傷害保険の他に有名な付帯保険として「紛失・盗難保険」がありますが、こちらは不正利用された金額を補償してくれる保険となっていまして、各社そこまで大きな違いはないので今回は取り上げませんでしたが、気になるようであればこの紛失・盗難保険もあわせてチェックするといいでしょう。





電子マネーとの相性(重要度:★★☆)



電子マネーのチャージ・利用がポイント付与対象かチェック



キャッシュレス決済を好む方は「電子マネーとの相性」を比較ポイントにするといいでしょう。多くのクレジットカードは電子マネーと組み合わせて使うことができますが、あくまで組み合わせて使えるだけの話であって、それで“相性がいい”とは言い切れません。どういうことなのか詳しく解説します。



電子マネーには前払い式と後払い式の2タイプがあります。前払い式の場合、事前にチャージが必要で、チャージにクレジットカードを使うことができます。まずこの時点でチャージが可能なクレジットカードと不可能なクレジットカードに分かれるので、チャージ可能なクレジットカードを選びましょう。



そしてさらに、チャージでポイントがつくクレジットカードとつかないクレジットカードがありますので、効率よくポイントを貯めたいのであればチャージでポイントがつくクレジットカードを選ぶようにしたいところです。



また、クレジットカードによって利用したい電子マネーが使えない場合があります。前払い式のnanacoを使いたいのに後払い式のiDかQUICPayしか使えないといったように、前払い式電子マネーのみ対応or後払い式電子マネーのみ対応、いった具合で分かれることが多いので、利用したい電子マネーが使えるかどうかを事前にチェックしておかなければなりません。



日本では多くの方がiPhoneを利用しています。iPhoneにはApple Payという決済機能があり、これは後払い式の電子マネーであるiDとQUICPayに対応していますので、iPhone端末のみでキャッシュレス決済をしたい方はiDとQUICPayに対応したクレジットカードを選ぶことをおすすめします。Andoroid端末ユーザーの場合は、Google Payが利用できますので、楽天Edy、nanaco、WAON、Suica、QUICPayを利用できます(2018年12月現在)。





初期設定の支払い方法(重要度:★★☆)



初期設定の支払い方法がリボ払いの場合があるので要注意



「初期設定の支払い方法」については説明が必要なので、わかりやすく簡潔に解説します。



クレジットカードの多くは初期設定の支払い方法が「一括」となっていますが、稀に「リボ払い」を初期設定の支払い方法として設定されているカードがあります。この場合、設定を変更しない限り、リボ払いで支払いをしていくことになります。



リボ払いは、毎月の支払額を一定にする返済方法(例:5,000円コース、10,000円コースなどがあります)で、毎月の支払額を一定に抑える代わりに手数料をプラスして支払うことになるので、結果的に一括よりも多くの金額を支払わなければならなくなります。



リボ払いは毎月の負担額が一定なのであれこれ買ってしまう方が多く、無計画に利用していくと支払い残高がなかなか減らず、支払いの終了時期が見えなくなってしまいます。また、支払い残高が増えてくると毎月の負担額も増えてきてしまうので実は負担が減っていると感じているだけで減っていなかったりします。そのため、計画的に利用できない方にはリボ払いはおすすめできません。



ただし、初期設定でリボ払いとなっているカードの多くは「繰り上げ返済」と呼ばれる一括返済への変更が可能になっている場合が多いです。繰り上げ返済を申請することで、一括で返済することができるので、リボ払いによる無駄な手数料を取られずに済みますが、毎月申請する必要があったり、申請し忘れると通常どおりリボ払いとなってしまうなど、やはり計画的な利用ができない方にはおすすめできない仕組みとなっています。



それでもリボ払い専用のクレジットカードは審査に通りやすい一面があるため、属性に不安を抱える方の強い見方となっていることは否定できないです。





追加カードの有無(重要度:★☆☆)



家族カードが追加できれば属性に不安がある家族も安心



そこまで重要ではないですが、人によっては「追加カードの有無」を比較ポイントにすることもあるでしょう。代表的な追加カードとして「家族カード」があります。あなたもしくは家族の誰かが契約者となり、その契約者と同一生計である家族が利用できるクレジットカードです。契約者と同じ利用可能枠内で使うことができます。



例えば、専業主婦の妻や大学生の息子がクレジットカードを利用したいけど審査に通らず困っている、定年退職した父や母にクレジットカードを持たせたいが誤った使い方をしないように管理できるようにしたい、といった場合に家族カードは役立つでしょう。家族カードで利用した分については契約者がすべての利用明細を把握できるので安心です。



家族カードについては何枚まで発行できるかがカード会社で異なりますので、複数人に家族カードを発行したい場合は何枚まで発行できるのかをチェックしておくといいです。





券面デザイン(重要度:★☆☆)



デザインはお好みで



男性は黒・シルバーもしくは寒色でシンプルなデザイン、女性は暖色でかわいい・きれいなデザインのクレジットカードを好む傾向がありますので、「券面デザイン」も一つの比較材料となります。クレジットカードによってはデザインを何種類か選べるようなものもありますし、期間限定のデザインもあったりするので、そういった中から選ぶのもいいでしょう。



ただ、クレジットカードは主に出先でしか人に見られる機会がないので券面デザインにはさほどこだわらなくてもいいところです。なので重要度としては低いです。



正直なところ、券面デザインに差がつくのはゴールドカード以上になってからです。高ステータスカードになると輝きやシンプルさで選ぶ方が多くなってきます。アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードあたりはまさにゴールドカードらしさを感じるカードです。プラチナカードはゴールドカードのような派手な輝きはありませんが、より重厚感が出てきます。ブラックカードは言うまでもなく高級感に溢れています。





カード発行までの所要日数(重要度:★☆☆)



すぐに欲しいなら発行までの所要日数をチェック



急な用事があってすぐにでもクレジットカードが欲しい、なんて方は「即日発行」が可能なクレジットカードを選ぶことをおすすめします。ただし、即日発行ができるクレジットカードでも申し込みをした時間帯によっては即日発行ができない場合がありますので、即日発行を希望の方は午前中に申し込みを済ませておくことをおすすめします。



ただ、即日発行可のクレジットカードはそう多くないので、その中から選択するとなると気に入るものは見つけにくいかもしれません。そうなった場合、即日発行の可否ではなく、「審査スピード」で選ぶのも一つの手です。カード会社によって審査スピードが全く違います。例えば、銀行系クレジットカードの場合は審査に時間をかける傾向があるので、審査にスピーディーさを求めるなら信販系や流通系のクレジットカードを選んだほうがいいです





比較する項目は2〜3個に絞るべし



比較しすぎると決まらない



ここまでクレジットカードの比較ポイントをたくさん挙げてみましたが、すべて比較すると余計に迷ってしまいますので、比較する項目は2〜3個に絞ることをおすすめします。ただ、比較項目の選び方を間違ってしまうと候補がなかなか決まりません。



「年会費」「付帯保険」の2つの項目を比較する場合を例にとってみましょう。実は年会費と付帯保険は比例の関係にあります。つまり、年会費を抑えて付帯保険を充実させたい、なんてことは難しいわけです。年会費無料のクレジットカードはどうしても付帯保険が手薄くなってしまうので、付帯保険を充実させたければ年会費有料のクレジットカードを選ぶ必要が出てきます。



一般的に年会費有料のほうがサービスや保険の補償金額が手厚くなる傾向があります。なので、ゴールドカードやプラチナカードあたりはサービスや保険にも非常に定評があるのです。高い年会費を払っているからこそ手厚いサポートを受けられるわけです。



比較項目が4個以上になってくるとかなり決めにくくなってしまいますので、やはり2〜3個がちょうどいいでしょう。比較項目を決めたらその中でさらに優劣をつけて比較してみると自分に合ったクレジットカードを発見しやすくなります。





あなたに合った比較項目の絞り方


自分はどの項目を比較すべきなのかがわからない、という方は多いかもしれません。それでは自分に合ったクレジットカードに出会えないままです。そこで比較項目の絞り方をいくつかのケースに分けて解説していきますので、自分に当てはまるものがあれば参考にしてみてください。




ケース1:審査に通るか不安な方



ケース1:比較するのは年会費とカード会社の系統



審査に通るか不安な方は「年会費」「発行会社の系統」を比較するといいでしょう。まず、年会費についてですが、無料でもいいですが、カード会社が大事に扱うのは有料会員なので年会費有料のカードを狙うのが意外とおすすめです。年会費1,000〜3,000円前後の中から選ぶといいでしょう。発行会社の系統は、審査が比較的甘い信販系もしくは流通系のカード会社から選ぶと審査に落ちにくくなります。





ケース2:ポイントを効率よく貯めたい方



ケース2:比較するのは年会費とポイント還元率



ポイントを効率よく貯めたい方は「年会費」「ポイント還元率」を比較するといいでしょう。まず、年会費については無料のものでも高還元率カードが多いです。年会費でポイント還元分が相殺されてしまう可能性があるのでむしろ年会費無料カード限定で探してもいいぐらいです。ポイント還元率については理想としては1.0%〜1.25%といったところでしょうか。このぐらいあれば日々の利用で気づいたときには思いのほかポイントが貯まっているはずです。





ケース3:海外旅行で使いたい方



ケース3:比較するのは国際ブランドと付帯保険



海外旅行で使いたい方は「国際ブランド」「付帯保険」、おまけ的に「券面デザイン」を比較するといいでしょう。まず、国際ブランドについてですが、VISAやMastercardが1枚あると海外では安心なのでどちらかが選択できるものを選ぶことをおすすめします。付帯保険については海外旅行傷害保険がついているものを選び、補償金額がなるべく多いものを選ぶと安心できるでしょう。海外旅行傷害保険が自動付帯だとカード決済しなくても保険が付帯されるのでそういったところも比較材料としたいものです。券面デザインについてですが、海外でアニメキャラクターがデザインされたクレジットカードを使って詐欺だと疑われ逮捕された案件が実際にあったので、シンプルなデザインのものを選ぶのが賢明です。





ケース4:将来的に高ステータスカードを作りたい方



ケース4:比較するのは発行会社の系統とカードランク



将来的に高ステータスカード(ゴールドカードやプラチナカードなど)を作りたい方は「発行会社の系統」「カードランク」を比較するといいでしょう。まず、発行会社の系統ですが、高ステータスカード=審査が厳しいカードなので、プロパーカードや銀行系カードを狙っていくといいでしょう。そして、カードランクについてはまずは一般カードで十分です。一般カードであってもある程度の金額・期間利用していくことでインビテーション(招待)を受けて高ステータスカードへのランクアップができるので、今は無理でも将来的に高ステータスカードが欲しい方はこの方法でランクアップを目指しましょう。





クレジットカードは2〜3枚持ちが理想



何枚も保有するのは非効率



皆さんはクレジットカードを何枚お持ちでしょうか。何枚持つかは皆さんの自由ですが、あまりにも多く持ちすぎると首を絞めることになるかもしれません。稀にクレジットカードを何十枚も持っていることを自慢される方がいますが、何十枚もあるカードすべてを使えているかというと決してそんなことはないです。何十枚もカードを持つのはただのコレクターです。



あなたが資産家の大金持ちならクレジットカードを何枚持っても誰も文句は言わないはずです。しかし、社会人で平均的な年収ほどの稼ぎであれば、クレジットカードは2〜3枚あれば十分です。



なぜ2〜3枚で十分なのかというと、クレジットカードを何枚も持っているとポイントが分散してしまうからです。ポイントの交換には最低交換ポイント数が設けられており、それに達しないと交換すらできない場合が多いので、カードを何枚にも分散していると貯まったポイントを効率よく使えなくなります。有効期限内に交換できないポイントは失効してしまうので、これまでの努力が水の泡になってしまいます。



基本的にはVISAもしくはMastercard、それにJCBのクレジットカードが1枚ずつあれば事足ります。ステータス性を重視するなら、ここにアメリカン・エキスプレス・カードやダイナースクラブカードといったプロパーカードや各カード会社が発行するゴールドカードやプラチナカードなどの高ステータスカードを持っておき、メイン1枚・サブ2枚体制を整えておけば十分なクレジットカードライフを送れます。





カード審査に申し込むときの心得



審査は正確に申告を多重申込を避け再申込は急がず



これから新規にカード審査に申し込もうと思っている方にいくつか覚えておいてもらいたいことがあります。



まず、審査に申し込むときはあなたの情報(属性)を正確に申告しましょう。今日のクレジットカード審査において重要視されているのが職業で、その安定性を見極めるうえで勤続年数がかなり重視されていますので、勤続年数についてはしっかりと調べておくようにしたほうがいいです。年収についてもあまり誤差が出ないように申告しましょう。



申し込む際は一度に複数のクレジットカードに申し込まないでください。クレジットカードの申込情報は指定信用情報機関というところに記録され、各社がその情報を共有していて、一度に複数申し込まれた記録があると審査に落ちやすくなってしまいます。



また、審査に落ちたら半年の期間を空けるようにしましょう。これも指定信用情報機関の申込情報が影響しています。申込情報は半年間残りますので、この情報が消えるまでは再申込をしないほうがいいです。



審査に落ちた半年後にまた同じカードに再申込するのもあまり得策とはいえません。その間、クレヒス(クレジットカードの利用履歴をまとめたもの)を構築することができなかった方は再度同じクレジットカードに申し込んでも落ちる可能性が高いので、ランクをもう少し下げたカードを狙ったほうがいいかもしれません。



クレジットカードの審査は実際に申し込んでみないと結果はわからないので、比較して自分に合ったクレジットカードを見つけたら、まずは実際に申し込んでみることが何よりも大事です。






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