審査なしも同然?審査が甘いクレジットカード比較【即日あり】

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クレジットカードの審査に通ってしまえばこっちのもの、と思っている方は一定数いるようです。しかし、クレジットカード愛好家ほどクレジットカードを作ってからの行動にかなり注意しています。なぜか理由がわかるでしょうか。



結論からいえば、クレジットカードを作ってからの行動が信用度に大きな影響を与えることになるからです。間違った行動をとってしまうと信用度を下げ、今後の審査に悪影響を及ぼすことがあるので、注意しながら行動していかなければなりません。



では、クレジットカードを作ってからどのようなことをすると信用度を下げてしまうのでしょうか。代表的なNG行為をピックアップしていきますので、当てはまっていないかチェックしてみましょう。と同時に、NG行為をしないための心得もしっかりと学んでいきましょう。





クレジットカードは“信用”で成り立つ



クレジットカード契約中にも途上与信と呼ばれる審査がある



まずはクレジットカードとはどういうものなのか、簡単に理解を深めていきましょう。



そもそも、皆さんはクレジットカードについてどのぐらい知っているでしょうか。現金がなくても買い物ができる、ショッピング保険や旅行傷害保険が付帯している、コンシェルジュサービスを受けられる、など様々なメリットがあるわけですが、そのメリットを享受できるのはクレジットカードの審査に通過した者だけです。



なぜ、クレジットカードを持っているだけで様々なメリットを享受できるのか、それはクレジットカードがすべて“信用”で成り立っているからです。信用の対価として様々なサービスを受けられるのです。



クレジットカードのクレジットは英語で「Credit」で、日本語に訳すと「信用」という意味があります。クレジットカードは後払いという性質上、返済能力がある=信用力がある方しか持つことが許されません。なので、信用があるかどうかをしっかりと審査していく必要があるのです。



審査の結果、信用がある人であることが認められれば、クレジットカードを持つことができます。逆に信用がないと判断されれば、クレジットカードを持つことはできません。



クレジットカードの新規審査時、そして、クレジットカードの更新時期などに実施される途上与信(契約中の信用の審査)によって信用度が調査されるため、クレジットカードを作ってからの行為は実はかなり重要となってくるのです。



クレジットカードを作ってからNG行為を繰り返していると信用度が下がってしまい、利用停止となったり、更新を拒否されてしまったり、最悪の場合、強制解約となることもあり得るので、最低限のルールを守りながらカードを利用していかなければなりません。





クレジットカード作成後に信用度を下げるNG行為


まず、クレジットカードを作る以前に信用度を下げる行為として、消費者金融でお金を借りている、支払いの遅延をしている、などがよく知られているのですが、クレジットカードを作ってから信用度を下げるNG行為についてはあまり知られていないようです。



NG行為の度合いによっては、クレジットカードの更新を拒否されたり、利用停止・強制解約といった処分が下される場合がありますので、以下のNG行為をしていないかチェックしておきましょう。悪気なくやってしまうようなNG行為もありますので注意が必要です。




入会度すぐに解約する



入会後は最低でも半年間は保有すべし



近年、カード会社は各社、様々な入会キャンペーンを実施しており、入会するだけで3,000〜5,000ポイントもらえる場合があったりして、入会キャンペーンを目当てにクレジットカードを作る方が多くなっています。



これ自体は何も悪いことではありません。入会キャンペーン目当てでクレジットカードを作る方は実際に多いですし、カード会社もそれを理解しています。ポイントは立派な入会目的となるので、むしろ、筆者はこの考え方には大賛成です。



ここで注意が必要なのは、新規にクレジットカードを作ってすぐに解約すると信用度が下がってしまう可能性が高いことです。



カード会社が入会キャンペーンを実施する理由は、新規顧客を獲得したいという狙いがあるためです。カード会社も入会キャンペーン目当てでカードを作る層が多いのはある程度予想している部分があります。しかしながら、タダでポイントを付与しているわけなので、ある程度の利用を期待している部分もあるのです。



カード会社は、審査からカードの発行、さらにはカードの配送、顧客情報の管理といったことをすべて無料でやってくれ、それで入会キャンペーン等の無料特典を付与しているので、入会後すぐに解約されると大赤字となってしまいます。このような背景から、入会後すぐに解約する方は信用を下げられてしまうわけです。



入会ポイント目当てでカードを作っても問題ないですし、そのカードを実際に使わなくてもいいので、最低でも半年から1年程度はカードを保有し続けたほうがいいです。半年から1年保有しておけば、全く使われなくても「うちのカードが合わなかったのかもしれない」と判断されるだけなので、ここまで来てしまえば解約してしまっても問題ありません。



ただし、入会キャンペーン目的で何十枚もクレジットカードを作ってそれを全て放置しておくと与信枠※を使い切ってしまい、新規にクレジットカードを作るときに与信枠のせいで作れなくなってしまうこともあるので、全く使わないカードは古いものから解約することをおすすめします。


※ 個々の信用度を元に割り当てられた信用の枠のことで、例えば、与信枠が100万円でカードAの限度額が50万円、カードBの限度額が40万円だとすると、新規にカードCを作成する場合は10万円が利用限度額となります。信用度が上がれば与信枠も上がります。


与信枠の関係で解約によって逆に信用度が上がることもあるので、過剰な枚数のカードを持ちすぎないことも大事な要素となってくると覚えておきたいものです。





すぐに新しいカードに申し込む



多重申込は資金繰りに困っていると判断される



新しいクレジットカードを作ったのはいいがそれに満足できず、すぐに違うカードを申し込んだ経験がある方は意外と多いはずです。短期間に立て続けにクレジットカードを申し込むことは信用度を下げる行為の一つとなるため注意が必要です。



ここで鍵を握ってくるのが「指定信用情報機関」の存在です。私たちの信用情報はCICやJICCといった指定信用情報機関という場所で保管・管理されています。



クレジットカードの利用履歴をはじめ、過去の借り入れの実績など様々な信用に関する情報がまとめられており、クレジットカードの申込記録も指定信用情報機関に記録されています。



クレジットカードの申込記録は、6ヶ月分が記録に残るため、直近の6ヶ月に記録があったかどうかをカード会社はチェックすることができます。カード会社は直近で何度もクレジットカードに申し込んだ記録を見つけると「この人は資金繰りに困っているのでは?」と判断し、厳しく審査をするようになってしまうのです。



短期間に何度も申し込みすることを業界では「多重申込」と呼び、カード会社によっては多重申込が確認できた時点で審査に弾くこともあるので、新しいカードに申し込むときは前回の審査から最低でも6ヶ月は空けるようにしたほうがいいです。



稀に前回の審査から6ヶ月以内に申し込んでも審査に通る場合がありますが、それは属性が明らかに良い人だったり、信用に問題がないことが前提で、運が良いだけということもありますので、基本的には6ヶ月以内に申し込まないことが理想です。



審査に落ちても通っても次回の審査は6ヶ月の期間を空けたほうがいいので、審査に落ちてしまい支払いに困ってしまった方は、その間はデビットカードやプリペイドカードといった代用のカードを検討してみてください。デビットカードとプリペイドカードはクレジットカードほど利便性は高くないですが審査なしで作れるので、基本的に誰でも保有することが可能です。





支払いが遅れる



支払いの遅れは最も信用を下げる行為



クレジットカードを作ったあとに信用度を下げる代表的な行為の一つが支払いの遅延です。



筆者の周りにも多いですが、悪気なく支払いが遅れてしまう方って結構いますよね。理由を聞いてみると「銀行にお金を入れるのを忘れた」「給料が入る口座と支払いの口座が違うから遅れた」「そんなにたくさん使ったことに気づかなかった」などの答えが返ってきますが、残念ながら、故意であろうが故意でなかろうが支払いの遅延は信用度を著しく下げます。



カード会社の立場になると状況を理解しやすいです。カード会社は私たちが日々カードで支払った分を一時的に建て替えてくれているわけです。これは私たちが期日通りに返済することを前提としているからできることなのです。それなのに支払いが遅延したとなれば、その人は信用ができないと判断されても仕方ないですよね。



あなたが友人にお金を貸して「翌月の給料日には返すから」と言われたのに返してくれなかった。このときあなたは友人に「あの人にはもうお金は貸さない」という感情を抱くはずです。これと全く同じことなのです。支払いが遅れてもまだしばらくはカードを利用できることを考えれば、カード会社のほうが私たちより心が広いのです。



故意であろうが故意でなかろうが、支払いが遅れてしまったときはこちら側からカード会社に入れることが大事です。その際、支払いが遅れてしまった理由、返済する意思があるのでいつまでに返済すればいいのか、などを伝えることで、場合によっては信用度を下げずに済むことがあるので、支払いが遅れてしまったときの対処法として覚えておくと良いでしょう。



特に鍵を握ってくるのが、支払いの遅延回数や返済までの期間です。返済までの期間はなるべく短いほうがいいですが、何度も支払いの遅延を繰り返していると信用度は下がってしまいますので、期日通りに計画的に返済していくことが何よりも大事です。





カード会社に横柄な態度をとる



横柄な態度をとると社内ブラックになる可能性あり



“お客様は神様”という時代は筆者はもうとっくに終わったと感じています。もちろん、お客様あってのカード会社という側面はありますが、お客様だから何でも言って大丈夫とは思わないほうがいいです。



例えば、不正利用されてしまったときに自分の思い通りに対応してくれなかった、としましょう。不正利用の補償の範囲は予め決まっていますので、その補償範囲内であったのかをまず確認する必要があります。暗証番号が入力されてしまった場合、不正利用でも補償の範囲外となってしまうのでそういった点を予め調べておき、確実に補償してもらえる案件なのか、などを調べておく必要があります。



今の時代、わからないことはGoogleを使えば誰でも調べられる時代なので、何も調べずにカード会社だけを頼りにするようなことはしないほうがいいです。「何度言えばわかるんだ!」「お前じゃ話にならないから担当を代えろ!」など声を荒げてしまうと、カード会社が独自に管理する社内ブラックリストに入ってしまう可能性があるので、言葉遣いには特に注意したほうがいいです。



故意に支払いが遅れてしまった場合など、自分に100%非がある場合は特に丁寧な対応が求められます。「支払いができなかったのはそちらの不手際じゃないの?」や「支払う気はあったけど銀行の手続きに間違いがあったんじゃない?」などと人のせいにするようなことはしないほうがいいです。



余談ですが、年齢に関係なく誰にでも丁寧に対応する筆者の友人から「たとえリボ払いの勧誘でも丁重に断るようにしている」と聞かされたときは「それはやりすぎでは?」と思いましたが、相手も自分も悪い気持ちにならないので、ときにはそういった対応も必要なのかもしれないと感じました。





換金性の高い品物を大量に買う



金券を換金する行為は現金化と呼ばれ禁止されている



クレジットカードを使って商品券やギフト券といった換金性の高い品物を大量に買う行為は信用度を大きく下げる原因となります。これは「クレジットカードの現金化」と呼ばれており、近年、社会問題となっています。



商品券やギフト券は金券ショップや質屋などで買い取ってもらうことができるため、クレジットカードで商品券やギフト券を購入して換金して現金をゲットし、それを借金の返済などに当てる方が少なからずいるのです。



クレジットカードの現金化は多くのカード会社が規約違反としていますので、絶対にしてはいけません。商品券やギフト券を大量に買っていることがバレると利用停止や強制解約といった処分が下れることがあり、取り返しがつかない事態となることがあります。



「なぜ金券を買っているのがバレるの?」と思う方は多いかもしれませんが、カード会社はカードの利用明細をチェックすることができるため、簡単にバレてしまうのです。利用明細をチェックすることはカード会社の業務の一つで、そのおかげで不正利用を阻止することができたりするので、不可欠な業務となっています。



商品券やギフト券を現金に交換するクレジットカードの現金化は、換金率が高いとは決して言えないですし、そもそも規約違反となりますので絶対に手を出してはいけません。それなら、クレジットカードの正式な機能であるキャッシングを利用したほうがまだマシですが、次章で解説するようにキャッシングの過度な利用にも注意しなければなりません。





キャッシングを何度も利用する



キャッシングの利用には相当な計画性が求められる



クレジットカードには「キャッシング」という現金を借り入れる機能があります。ATMやCD(キャッシュディスペンサー)でキャッシング機能を使うことで、その場で現金を借り入れることができます。



クレジットカードを使ったキャッシングの場合、ショッピング利用と同様に基本的には翌月一括返済となりますが、キャッシング手数料がかかるため、手数料を上乗せして返済していくことになります。分割払いやリボ払いなどで返済する方法もありますが、手数料をさらに多くとられてしまうため、翌月一括返済が理想です。



キャッシングを利用できるか否かは、クレジットカードを作る際にキャッシング枠をつけて申し込んだか否かで異なります。キャッシング枠をつけて申し込み、キャッシングの審査に通れば、キャッシング枠がついたクレジットカードが発行されます。クレジットカードの審査とキャッシングの審査は別物なので、キャッシングの審査だけ落ちることもあります。



キャッシング枠は、自分で好きな金額に設定できる場合と、カード会社が個々の信用度から適切な金額を設定する場合の2パターンあります。また、キャッシング枠がないカードはあとから枠をつけることも可能ですし、金額を増額したい場合は増枠審査に申し込み、審査に通れば増枠できます。



キャッシングは適度な利用であれば問題ないですが、毎月のようにキャッシングを利用していると「生活費の補填に利用しているのでは?」と判断されてしまい、信用度を下げることがあるので注意が必要です。生活費の補填として利用している方はいずれ返済不能に落ちることが多いので、カード会社は大変危惧しています。



また、キャッシングの返済が多く残っていると他のクレジットカードの審査に悪影響を及ぼすこともありますし、住宅ローンや自動車ローンにも悪影響を及ぼす場合があるので、利用するにしても少額に留めておきたいもので、ましてや継続的な利用は避けるようにしたほうがいいです。



ただ、キャッシングは海外で利用すれば現地通貨への両替がお得にできたりすることがあるので、上手に利用すれば必ずしも自分の首を絞めることにはなりません。利用する場合はキャッシングがどのようなものであるのかをしっかりと理解しなければならないということです。





意外とやってしまいがちな規約違反とは?


残念ながら、クレジットカードの「会員規約」を隅々までお読みになる方はほとんどいません。会員規約に目を通してみると、信用度を下げるまではいかないものの、誰でもやってしまう可能性がある規約違反があるので注意してもらいたいと思います。「JCBカード−会員規約」を参考に意外とやってしまいがちな規約違反について解説します。




他人にカードを使わせる



カードを貸すだけでなくカード情報を教えるのもダメ



クレジットカードを本人以外が使うことは規約違反となっています。「JCBカード−会員規約(第2条3項)」には「カードは、会員本人以外は使用できないものです。会員は、他人に対し、カードを貸与、預託、譲渡もしくは担保提供すること、またはカード情報を預託しもしくは使用させることを一切してはなりません。」と明記されています。



理由は大きく2つあって、1つは契約者の情報を元に審査を行っているため本人以外が使うことを想定していないこと、もう1つは本人以外が使えるようにすると補償の範囲を設定するのが難しくなってしまうためです。そうならないように、クレジットカードは本人限定で利用できるものとなっています。



この際、特に注意が必要なのは暗証番号の取り扱いです。シーンによっては暗証番号が不要で、他人でも容易にクレジットカードを利用できるシーンがあります。暗証番号というのはあなただけが知る情報=他人が知らない秘密の情報となりますので、その暗証番号が入力されてしまうとそれがたとえ不正利用であったとしても補償されなくなってしまうのです。



もし、カードを渡した人が親しい友人だった場合、暗証番号を教えてしまうこともあるかもしれませんが、その場合、いかなる理由でも補償の範囲外となってしまうので注意が必要です。注意が必要というよりも暗証番号は他人に絶対に教えてはいけないものという認識を持つことが大事です。



誕生日など特定しやすい番号を暗証番号として設定している方は特に注意が必要です。実は不正利用の犯人は身内に多いと言われているので、誕生日を暗証番号としてしまうとあなたのカードさえゲットできれば簡単に不正利用できてしまいます。



JCBカード−会員規約(第7条2項)」には「推測されやすい番号等を利用したことにより生じた損害に対し、両社は一切の責任を負わないものとします。」と明記されているので注意が必要です。





署名欄にサインをせずに利用する



署名のないカードは決済を断られることも



クレジットカード裏面の署名欄にサインをしないと基本的にはカードは利用できないものとなっています。「JCBカード−会員規約(第2条1項)」には「会員は、カードを貸与されたときに直ちに当該カードの所定欄に自己の署名を行わなければなりません。」と明記されています。



お店によっては、クレジットカードに署名のないカードは決済させないように指導しているところがあり、その場でサインするよう指示する場合があります。



その場でサインすると雑に書いてしまうことが多いです。クレジットカードは今後も何年か利用することになるものですから、自宅で予め書いておいたほうがキレイな字で残せますから、他人に見られても恥ずかしくないです。実際にサインするときは署名欄のサインと同じ形式でお願いされることがあるので、書き慣れた形式でサインしておきましょう。



ちなみに、署名欄のサインはどのような形式で書いても大丈夫です。例えば、筆者の場合はアルファベットの筆記体で書いています。昔は漢字で書いていましたが、サインをするときにかなり時間がかかることに苛立つようになり、カードを新しくしたときにアルファベットの筆記体に変更しました。



アルファベットの筆記体に慣れれば、漢字と比べるとサインにかかる時間が半減するので、かなりラクになります。筆記体に見慣れていない日本人ならパッと見た感じで氏名を特定することは難しいので、個人情報の保護の観点からみてもアルファベットの筆記体でのサインはおすすめです。





登録情報の変更を届け出しない



氏名・住所・電話番号の変更は素早く届け出すべし



引っ越し等で住所が変更、結婚で名字が変更した場合などはカード会社への届け出が必要です。「JCBカード−会員規約(第9条1項)」には「会員が両社に届け出た氏名、住所、電話番号、勤務先、職業、カードの利用目的、お支払い口座(第33条に定めるものをいう。)、暗証番号、家族会員等(以下「届出事項」という。)について変更があった場合には、両社所定の方法により遅滞なく両社に届け出なければなりません。」と明記されています。



たとえば、住所の変更をしておかないとクレジットカードの更新時期に新しいカードを受け取ることができなくなります。郵便局の転居・転送サービスを利用すれば、1年間は旧住所宛の郵便物が新住所に無料で転送されますが、1年を過ぎると転送されなくなるので注意が必要です。



近年は、各カードのウェブサービスなどから簡単に登録情報を変更できるようになっているところが多いので、以前よりも手軽に変更届を出せるようになっています。以前はカード会社に電話をしたり、変更届を送付したりと何かと面倒でした。



ただし、勤務先や職業、カードの利用目的などの変更については必ずしも届け出する必要はないでしょう。登録情報の変更で特に重視されるのは、氏名・住所・電話番号・お支払口座の変更時なので、それ以外の項目については適宜変更の届け出をすれば大丈夫です。





信用度を下げないために心得ておきたいこと



NG行為をしないことが大前提でその対処法も知っておくべし



日々、クレジットカードを利用していく中で、思いがけず信用度を下げてしまうことはあります。信用度を下げないためには、“正しい行動”をとることがとても大事になってきます。正しい行動とは先述したNG行為をしないことです。



とはいえ、予期せず支払いが遅れてしまった経験がある方は多いかもしれません。支払いが遅れるとすぐに信用度が下がるかと言われると実はそうではありません。こちらの対応次第では信用度を下げずに済む場合がありますので、正しい対処法を知っておくといいでしょう。



では、支払いが遅れた場合、どのような対応をとればいいのでしょうか。ポイントとなるのは、カード会社からの連絡よりも先にこちらから連絡を入れることです。



ただ、これだけではダメです。「◯月◯日支払い予定だった金額分が◯◯を理由に遅れてしまったので新たに支払いの期限を設定していただけないでしょうか」といった旨の連絡を入れることがポイントです。まず、支払いが遅れてしまう理由を述べることと、そして、支払う意思があることを伝えることが大事になってきます。



このように、自らカード会社に連絡を入れ、確実に支払いを実行できれば、信用度を下げずに済む可能性が高いです。ただし、毎月このようなことを繰り返しているといずれは信用度が下がってしまうので何度も使えるワザではありません。あくまで普段から計画的に利用できている人が不注意で支払いが遅れてしまったときに使える手段です。



また、クレジットカードの現金化はカード会社はかなり注視しているため細心の注意を払いましょう。例えば、結婚式のご祝儀として商品券やギフト券を検討していて、1ヶ月の間に立て続けに式があり、金券を一度に10万円以上購入する必要があったとしましょう。



この場合、クレジットカードの現金化が行われたと判断される可能性があるので、金券は3万円程度に留めておき、あとは現金で買うようにしたほうがいいでしょう。クレジットカードで多額の金券を買うことがいけないと知らない方はとても多く、ついやってしまいがちなので注意が必要です。



再度、結婚式を例にとると、ご祝儀として検討していた現金を用意できず、キャッシングの利用を検討されている方に特に注意してもらいたいのですが、キャッシングは基本的に本当に困ったときだけ利用するようにしたほうがいいです。キャッシングの継続的な利用は生活が困窮していると判断されやすいからです。



もし、本当に結婚式のご祝儀として現金が必要なら親族にお願いするのがベストです。結婚式というまっとうな理由であれば、親族なら必ず助けてくれるはずです。親族から借りれば手数料もかかりませんから、まずは親族に相談してみましょう。キャッシングは頼る人がいなくなったときの最終手段です。





日々の生活の中でクレヒスを構築する方法



カード決済を日々心がければクレヒスは着実に構築できる



クレヒスとはクレジットヒストリーのことで、個々の信用の実績を意味します。例えば、全くクレジットカードを使わないAさん、毎日のようにクレジットカードを使うBさんがいたとすると、一般的にはBさんのほうがクレヒスが構築できているといえます。



クレヒスを構築する最も簡単な方法は、日々の生活の中で可能なかぎりクレジットカード決済していくことです。クレジットカード決済ができるシーンで現金決済をしていると本来できていたはずのクレヒスが構築できなくなるのでもったいないです。



クレヒスが構築できてくれば、作れるクレジットカードの種類の幅が広がってきます。例えば、クレヒスが構築できているBさんは今後ステータスの高いゴールドカードやプラチナカードを目指せるでしょう。一方、クレヒスが乏しいAさんが目指せすところは審査が甘い流通系や信販系の一般カードに留まるでしょう。



必ずしもクレヒスを構築することがいいことではありませんが、今後さらに日本ではキャッシュレス決済が根付いてきてクレジットカードは欠かせなくなってきます。クレジットカードがあったほうがポイントが効率よくゲットできるケースが多くなってくるので、それならクレヒス構築を目的としてカード決済していきたいものです。



クレジットカードを保有している方はこれからもっと積極的に利用したほうがいいです。電子マネーやQRコード決済サービスと組み合わせるとポイントの二重とりができたりしますので、クレヒスの構築に役立つだけでなく、ポイントを効率よく貯めるためにもクレジットカードの利用を心がけましょう。



様々なシーンでクレジットカードを利用したいのに、稀に「カード決済は◯◯円以上」「ランチ時間はカード利用不可」といった張り紙が貼られたお店を見かけます。実はこれらは加盟店契約違反となり、明らかにお店側に非がありますので、加盟店契約違反であることを告げるとカードを利用できるようになる場合があります。



ただ、普段からよく利用するお店だったりするとお店側とは揉めたくないですよね。この場合、カードを快く利用するために、お店ではなくカード会社に連絡をしたほうがいいです。私たちが忠告をしたところでお店側は無視できますが、カード会社が警告すると加盟店契約の解除を恐れて是正する可能性が高いので、これなら後者をとったほうが私たちも安心して利用できるようになりますよね。



近年は、少額であってもクレジットカードを利用する方は増えていますし、お店側もそれを理解しているため、お店に対する遠慮はいりません。むしろ、今後はクレジットカードをはじめとしたキャッシュレス決済を導入していないお店は敬遠されていくことになるはずなので、私たちとしてはキャッシュレス決済を根付かせるためにキャッシュレス決済対応のお店で積極的にキャッシュレス決済をしていくことが大事です。






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