審査なしも同然?審査が甘いクレジットカード比較【即日あり】

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新幹線を使えば日本中のあらゆるところに旅行に出かけられます。旅行に欠かせない交通手段となっている新幹線ですが、LCC(格安航空会社)の登場によって、新幹線は飛行機よりも割高感を感じるようになってきています。「飛行機は安くなってきているのに新幹線が安くならないのはなぜ?」とお思いの方は多いはずです。



LCCのように格安“鉄道”会社が登場すれば新幹線代は安くなるのでしょうが、鉄道網が飽和状態の日本では、空ほど自由に競争できないのが現実です。そのため、新幹線代が今後安くなることはあまり期待できません。実際に日本は海外に比べて新幹線代は非常に高いと言われています。



新幹線代が昔と比べて高くなっているのは紛れもない事実ですが、実は安く購入する方法はちゃんとあります。そこで今回は新幹線チケットを最安で購入する方法をはじめ、新幹線チケットをお得に購入できるクレジットカードなどを紹介していきたいと思います。





クレカで新幹線チケットを購入する方法と買い方


新幹線チケットをクレジットカードで購入したことがない方は一定数いるはずです。「そもそもできないと思っていた」なんて方も中にはいると思いますので、まずはクレジットカードで新幹線チケットを購入する方法と買い方について学んでいきましょう。




みどりの窓口



みどりの窓口は有人の窓口で最適な列車を探すのに役立つ



みどりの窓口は、ご存知のように、JRグループの有人の乗車券販売所のことです。各駅構内に設置されているみどりの窓口でクレジットカードを使って新幹線チケットを購入できます。



買い方ですが、窓口にて乗車したい新幹線の列車名と乗車枚数を伝え、クレジットカードを提示して決済するだけです。場合によってはカード決済時にクレジットカードの暗証番号の入力を求められることがあります。



新幹線の列車名がわからない場合は乗車したい時間帯を伝えると最適な列車を探してもらえるので、当日乗車したいと思ったときにでも気軽に利用できるようになっています。



わからないことを口頭でやりとりできるのがみどりの窓口のメリットですが、みどりの窓口がない駅があること、時間帯によって混み合っていること、営業時間が限られていること、指定席を選んでも座席を細かく指定できない場合があることなどがデメリットとなっています。





券売機



無人の券売機はスピーディーに購入できる



各駅構内に設置されている券売機から新幹線チケットを購入できます。券売機はどの駅にも設置されていますので、みどりの窓口がない駅でも購入することが可能です。


買い方ですが、まず、きっぷの種類(自由席or指定席)を選びます。あとは、乗車駅と下車駅、乗車日、利用人数を選び(指定席の場合は希望号車と希望座席も選択)、片道か往復かなどを選択し、クレジットカードで決済します。決済にはクレジットカードの暗証番号の入力が必要です。



みどりの窓口が混んでいるときでもスピーディーに発券できることがメリットですが、予め乗車したい列車が決まっていない場合は決めるのに時間がかかること、当日に購入する際に混雑具合によって乗車したい列車のチケットが取れない場合があることがデメリットとなっています。





えきねっと



えきねっとは指定席予約サービスでPC・スマホでサクッと購入できる



えきねっとは、東日本旅客鉄道が提供する指定席予約サービスのことです。ネット上で新幹線の指定席のチケットが購入できるサービスとなっています。



PCやスマホからサクッと新幹線チケットを購入できるので、例えば、急に思い立って新幹線に乗ろうと思ったときでも外出先からサクッとチケットを購入できます。



買い方ですが、「えきねっと」にアクセスし、「きっぷ予約」から座席の種類、列車の種類、乗車日、出発時刻、利用区間を選択し、空席状況を確認したのち、ご自分で座席を選択してクレジットカードで決済します。



えきねっとで購入した新幹線チケットは駅の券売機にて発券できます。券売機の「インターネット予約の受取り」から「えきねっと予約の受け取り」を選択し、発券するチケットを選択し、確認を押して、クレジットカードの暗証番号を入力すると発券できます。決済のタイミングは予約時ではなく、発券後となります。



ただし、えきねっとで新幹線チケットを購入する場合は支払い方法がクレジットカード決済に限られますのでクレジットカード未保有の方は利用できません。デビットカードやプリペイドカードは利用できないので注意が必要です。



また、クレジットカードでもネット決済専用のバーチャルカードだとチケットの受取や受取後の払い戻しができない場合があるので注意が必要です。





新幹線チケット最安値はえきねっと購入



えきねっと×クレカ決済で10〜35%の割引率で購入できる



新幹線チケットを購入する方法が主に3種類あることを解説しましたが、この中で最もおすすめなのは「えきねっと」からの購入です。その理由はずばり、最安値で購入できるのがえきねっとだからです。



えきねっとは指定席予約サービスですが、実は他の購入方法と異なるのが割引システムの「トクだ値」を採用していることです。トクだ値が適用されると、指定席もしくはグリーン車の予約で「10%」「15%」「30%」「35%」の4種類のいずれかの割引が受けられます。



直近では、2020年8月20日(木)〜2021年3月31日(水)ご乗車分の期間限定、かつ、対象列車限定となりますが、「お先にトクだ値スペシャル」では最大50%割引を受けられるようになっていますので、この期間に乗車予定であればぜひ利用してみてください。



このように期間限定でさらに割引率がアップするキャンペーンを頻繁に実施していますので、乗車日が予め決まっている場合は事前にえきねっとのキャンペーンもしっかりと調べて、時期に合わせて積極的に利用してみるといいでしょう。



乗車日の1ヶ月前から予約が可能になっていますので、乗車日が決まっている場合は1ヶ月前になったら予約をとりはじめてもいいでしょう。



えきねっとはクレジットカード決済のみ可能となっていますので、現金決済だと割引が適用されません。つまり、クレジットカード決済できる人だけが割引の恩恵を受けられるわけです。この事実を知らない方は結構多いので、知ったからには今後使わない理由はないでしょう。




えきねっと利用時の注意点



数量限定、キャンセル手数料がかかる、乗車日が近づくと割引率は低くなる



えきねっとを利用するにあたって注意点がいくつかあるので覚えておきましょう。



まず1つ目は、トクだ値が適用される座席が数量限定となっていることです。割引が適用される座席には定員があり、定員に達すると割引が受けられなくなります。



ここでさらに注意が必要なのは、定員=満席でなく、例えば、その車両が50席あるとするとトクだ値が適用されるのは15席まで、というような形になっているため、定員に達する前に予約をとらなければなりません。



2つ目の注意点は、払い戻しに手数料がかかることです。予約した座席をキャンセルする場合、1席につき320円の払い戻し手数料がかかります。数席予約した場合はその席分の払い戻し手数料を払う必要があります。



せっかく割引価格でチケットを購入できたのにキャンセルを何度も繰り返してしまうと払い戻し手数料で損をしてしまうので、乗車予定日が決まってから座席を確保するのがおすすめです。



3つ目の注意点は、乗車日が近づくにつれて割引率が低くなることです。乗車日の1週間前あたりになると割引率は10%・15%の座席しか残っていませんので、割引率の高い座席を確保したいのであればなるべく早く予約しないといけません。2週間ぐらい前ならまだ30%・35%の座席が残っている可能性があります。



しかし、予約時期が早すぎると予定変更の際にキャンセルによる払い戻し手数料を支払わなければならなくなるのでそのあたりとの兼ね合いが必要になってきます。



筆者がよくやるのは、乗車予定日の1ヶ月前になったら30%もしくは35%の割引の新幹線チケットを事前に購入しておき、直近で予定が変更した際にすぐに他の10%・15%のチケットに買い換えることです。払い戻し手数料はかかりますが、それでも10%or15%の割引を受けられるので、直近の変更になってもあまり損をせずに済みます。





クレカで新幹線チケットを購入するメリット


「新幹線チケットは現金で購入するものだと思っていた」とおっしゃる方は特にご年配の方に多い気がします。それも無理ないでしょう。昔は現金で購入するのが当たり前だったので、いつの間にかクレジットカードで決済できるようになっていた、という感覚なのでしょう。若い世代にとってはクレジットカードで購入するほうがメリットがたくさんあるとわかっているため当たり前のようにカード決済しています。では、どのようなメリットがあるのでしょうか。




クレカ利用分のポイントが貯まる



通常のショッピング利用時と同様に新幹線チケット購入もポイント付与



クレジットカードをよく利用する層が口を揃えて言うのが「ポイントのうまみ」です。クレジットカードを利用するだけで利用分に対して平均0.5%〜1.0%のポイント還元を受けられるので、高額となる新幹線チケットをクレジットカード決済しないのはむしろ損です。



例えば、通常還元率1.0%のクレジットカードで片道10,000円の新幹線チケットを購入したら100円分が還元されるわけです。往復での利用なら200円分の還元です。出張などで毎月この新幹線に乗るとすると、1年間で200円×12ヶ月=2,400円分の還元を受けられるわけです。



現金決済の場合はどうでしょう?残念ながら現金決済ではポイントは貯まりません。モバイルSuica(50円ごとに1ポイント)やカードタイプのSuica(200円ごとに1ポイント)でポイントを貯めることはできますが、結局これらもクレジットカードを使ってチャージしたりするので、大は小を兼ねるという意味でもクレジットカードは保有しておきたいものです。





えきねっとなら最大35%割引で購入できる



10%・15%・30%・35%といった驚異の割引価格で購入できる



新幹線チケットをクレジットカードで購入する最大のメリットは割引を受けられることです。「えきねっと」という指定席予約サービスを利用するのですが、えきねっとはクレジットカード決済のみ可能となっていますので、クレジットカード保有者のみ恩恵を受けられます。



割引が適用されるのは指定席、グリーン車のみとなりますが、割引率によっては通常の自由席よりも安く指定席やグリーン車に乗車することが可能になります。



えきねっとでは、10%・15%・30%・35%の割引が適用されますので、例えば、片道15,000円の新幹線チケットを35%割引で購入できた場合、9,750円で購入できることになります。もし、往復で35%割引になったら、本来30,000円かかるところ19,500円で済むことになるので、10,000円以上もお得になる場合だってあるわけです。



ご旅行なら浮いたお金を他のことに使えますから、より贅沢な旅行ができるようになると思えば、えきねっとを利用しない手はないですよね。むしろ、えきねっとを利用しないと損をした気分になっていますので、これからは積極的にえきねっとを利用したほうがいいです。





1ヶ月前から新幹線チケットを購入できる



1ヶ月前から購入できる+α(高い割引率で購入できる)



旅行の予定を組む際にまず最初に決めるのは旅行先と旅行日ですよね。これが決まったらすぐにえきねっとで空席状況を確認してください。



えきねっとでは乗車日の1ヶ月前から新幹線チケットを購入でき、そのうえ、1ヶ月前であれば30%や35%といった割引が適用されることがあるので、新幹線代を節約したいならなるべく早めに旅行の予定を立てたほうがいいです。



筆者の場合、予め旅行先を決め、想定した旅行予定日の1ヶ月前になったらすぐに新幹線チケットを購入します。「1ヶ月後の予定が読めないから厳しい」とおっしゃる方は多いですが、払い戻し手数料は1席320円なので、割引率を考えれば、もし、その日に休みが取れなくても320円の手数料だけでキャンセルできると考えれば安いものです。



乗車予定日と休みが合えば、30%・35%といった割引価格で買えた新幹線チケットで旅行できるのでかなりお得感があります。先行投資のようなものだと思って予約してみるといいでしょう。



乗車予定日の2週間ぐらい前でも30%・35%の割引座席が残っていることもありますので、こまめにチェックするようにしてみてください。





新幹線eチケットを利用できる



スマホ一つで改札を通過できる



新幹線eチケットとは、えきねっと経由で予約した新幹線チケットをSuica等のICカードもしくはモバイルSuicaに取り込むことで、ICカードもしくはスマートフォンで改札を通過できるサービスのことです。



これまで新幹線のチケットは紙のチケットが必要でしたが、紛失される方がかなり多く、また、管理が面倒なところがありました。それがeチケット=電子チケットとなったことで紛失のリスクが減り、さらにスムーズに改札が通過できるようになったのです。



しかも、eチケットの指定席の場合は所定の運賃の合計額から一律200円引きとなるため、チケット代も節約できるようになっています。



指定席だけでなく自由席、グリーン車、グランクラスの申し込みも可能になっているため、すべての座席でeチケットが利用できるようになっています。



最大6名まで予約可能なので、家族旅行の際にみんなでチケットレスなんてことも可能になりました。発券の手間を省けるので、以前よりも時間に余裕を持つことができるようになり、発券するために早めに駅に行く必要はなくなりました。





乗車時に大金を持ち歩かなくて済む



大金を用意せずに済み現金紛失のリスクが大幅に減る



新幹線代は高額です。片道15,000円だとすると、現金決済する場合は往復費用3万円を持ち歩かなければなりません。しかも、新幹線を使って遠出するわけですから、財布をなくしてしまったら手元に戻ってこない可能性は非常に高くなります。



では、クレジットカードの場合はどうでしょう?まず、大金を持ち歩かなくて済みます。ただ、財布をなくす可能性はゼロではないので、紛失リスクは現金と一緒です。ただ大きく違うのは、クレジットカードは紛失して、不正利用されてしまっても全額補償されることです。これが現金にはない最大のメリットです。



現金は犯人が見つからないと返ってこないものです。そもそも、犯人なんてそう簡単に見つけられません。クレジットカードはたとえ犯人が見つからなくても、利用履歴などから不正利用であることが証明できれば全額補償されるので、安心感が全く違います。



ただし、JRでは定期的にネットワーク障害が起きており、肝心なときにクレジットカード決済できなくなる事例も過去にはありました。そういったときに現金の重要性に気づかされるのですが、クレジットカードがあれば、キャッシングで現金を引き出すことも可能なので、そう考えるとクレジットカードのほうが汎用性が高いと言えるのではないでしょうか。





手元にお金がなくてもチケットを購入できる



引き落としは翌月なのでいま現金がなくても大丈夫



現金決済の場合、その時点で現金がないと新幹線チケットは購入できませんが、クレジットカード決済の場合、支払いは翌月となりますので、現時点で手元にお金がなくても新幹線チケットを購入できるのがメリットです。



新幹線代が高額なせいで手を出せず格安航空や高速バスを選んでいる、という方はいるかもしれませんが、支払いが翌月以降となるクレジットカードを選べば支払いまで猶予ができるので、それまでにお金を用意できるようになるのではないでしょうか。



また、支払い方法をあとから分割払いやリボ払いに変更することが可能なクレジットカードも意外と多いので、少額ずつ返済していくことができるのもカード決済のメリットです。



ただ、分割払いとリボ払いはどちらも手数料が上乗せされます。特にリボ払いについては毎月一定額しか支払わないため(例:月5,000円や月1万円コースなどがあります)、利用金額が増えれば増えるだけ支払い月は多くなり、それに加えて手数料も嵩みますので、結果的に支払総額が増えてしまうため、初心者の方にはおすすめできません。



手元にお金がなくても高額商品の買い物ができるのはたしかにクレジットカードのメリットではありますが、そこに安心して使いすぎてしまうと返済が遅れ、やがて、信用情報に傷がつく可能性も出てきますので、計画的に利用することが求められます。





クレカで新幹線チケットを購入するデメリット


クレジットカードで新幹線チケットを購入するメリットをたくさん取り上げてきましたが、当然ながらデメリットもあります。デメリットを事前に知っておくことでいざというときに役立ちますので、デメリットのほうもしっかりと把握しておくことが大事です。




キャンセル手数料がかかる



予約確定後のキャンセルは1席320円の払い戻し手数料がかかる



指定席予約サービスの「えきねっと」で新幹線チケットを購入した場合、座席確保=予約確定後にキャンセルすると1席につき320円の払い戻し手数料がかかります。



同じ日の違う時間に座席を変更したい、というような場合でも一度予約した席をキャンセルし、そこに払い戻し手数料がかかりますので、そのあたりが紙のチケットとの違いとなってくるでしょう。



新幹線チケットを事前にネット購入することで割引を受けられるのは大きなメリットですが、予定というのは変わるもので、予定が何度も変わってそのたびに新幹線チケットの予約をしているとキャンセル手数料でせっかく割引になった分が無駄になってしまうどころか、損をしてしまうこともありますので、できるだけキャンセルのないようにしたいものです。



キャンセルは1席につき320円かかるわけですから、2人の旅行で2席とっていた場合は320円×2席=640円のキャンセル手数料がかかることになります。往復の場合はさらに1,280円のキャンセル手数料がかかるので、人数が多い場合の予約はより慎重になったほうがいいでしょう。





払い戻しに時間がかかる



他の利用料金と相殺するためどうしても払い戻しに時間がかかる



現金で新幹線チケットを購入後にキャンセルした場合は、みどりの窓口でキャンセルすればすぐに現金で払い戻しされますが、クレジットカード決済した場合、カード会社に一旦払い戻しをしてから、他の利用料金と相殺して払い戻しという形になるため、払い戻しまでに時間がかかります。



例えば、えきねっとで新幹線チケットを購入した場合、発券した時点でカード決済したことになりますので、払い戻しする可能性を考えて、理想は旅行の“当日”に発券するのがおすすめです。これなら旅行当日までカード決済されませんので、急に予約が変更となっても対処できます。



みどりの窓口でデビットカードを利用する場合は特に注意が必要です。デビットカードは銀行口座と連携させる決済カードなので、決済後すぐに引き落としされます。つまり、残高からすぐに利用料金が差し引かれるということです。



デビットカードで新幹線チケットを購入後にキャンセルした場合、クレジットカードと同じように後日払い戻しとなり、残高に直接的に影響が出ますので、残高が少ない方は注意が必要です。





分割払いやリボ払いができない



決済時に分割・リボが選択できないが決済後に変更できる場合がある



原則として、一部のJR系クレジットカードを除き、“決済時”に分割払いやリボ払いを選択することはできません。



分割払いやリボ払いは、支払いの負担を減らすために用意されている返済方法ですから、本来であれば新幹線チケットのような高額商品に使えるべきですが、使えるようにならないのは「現金化」を対策するためでしょう。



先述したように、カード会社によっては決済後にリボ払いに変更することが可能な場合がありますので、支払いに困ったときには分割払いをリボ払いを検討するといいでしょう。



ただ、分割払いはリボ払いは手数料が嵩みますので、結果的に支払総額は一括払いよりも多くなってしまい、損をすることになりますので、その点を理解しながら利用しなければなりません。



基本的にはクレジットカードというものは無理のない範囲で使っていくものです。返済が滞りそうだと少しでも感じる場合には利用しないのが賢明です。





ネットワーク障害の被害に遭う可能性がある



ネットワーク障害が起きるとカード決済不可になる場合がある



「JRだから大丈夫でしょ?」と思う方は多いかもしれませんが、直近だと2020年2月にJRで大規模なネットワーク障害が発生しており、その際、早朝からクレジットカード決済ができなくなる事例がありましたので、ネットワーク障害はもはや他人事ではなくなっています。



実際に「えきねっと」で新幹線チケットを購入して、券売機で発券しようとした際にネットワーク障害が原因でカード決済できず、現金も持ち合わせていなかったため新幹線に乗車できなくなった方が一定数出てしまったと言われています。



比較的大きな駅であれば、コンビニや銀行ATMが設置されているので現金を引き出すことは可能だったでしょうが、地方の小さな駅だとコンビニが近くになければ、銀行ATMもないなんてことはありえるので、そういったときに困ってしまう可能性があります。



JRでは過去に何度もネットワーク障害が起こっています。国内の膨大なインフラを支えているJRだけあってこのようなネットワーク障害は避けれないことはわかっていますが、実際に被害に遭ってしまうと間違いなく困るのは自分なので決して他人事だと思わず、そして、障害発生時に落ち着いて対処することが大事です。



ネットワーク障害はつきものですが、それでもクレジットカードを使って新幹線チケットを購入することをおすすめします。ネットワーク障害に備えて、キャッシング(※現金を借り入れる機能)が付帯したクレジットカードを保有しておく、キャッシュカードを常に携帯しておく、などの対策をすることで、ネットワーク障害発生時にも落ち着いて行動できます。





クレカで新幹線チケットを購入する際の注意点



窓口では暗証番号が必要、払い戻しは手数料と時間がかかる



クレジットカードで新幹線チケットを購入する際の注意点がいくつかありますので、事前に把握しておくといいでしょう。



まず、決済をする前にクレジットカードの暗証番号を確認しておきましょう。みどりの窓口でも、券売機でも、カード決済時には暗証番号の入力が求められますので、自分の暗証番号を記憶しておきましょう。



クレジットカードの暗証番号はカード申込時に設定するものなので、普段あまりクレジットカードを利用されない方ほど急には思い出せない傾向がありますから、事前に確認しておくことが大事です。ただ、暗証番号は誰にも知られてはいけない情報なのでスマホなどにメモしておくのはやめましょう。



また、みどりの窓口や券売機で購入する際に分割払いやリボ払いが選択できないのも注意点の一つです。新幹線チケットは高額商品となるので分割払いやリボ払いで購入したい方は多いかもしれませんが、JR側が対応してくれないので現時点では無理です。



ただし、カード会社によっては決済後にあとから分割払いやリボ払いに変更できるように対応してくれる場合がありますので、カード会社のウェブサイト等を確認してみてください。



そして、最後の注意点ですが、新幹線チケットを予約確定後にキャンセルした場合には1席につき320円の手数料がかかり、払い戻しに時間がかかることを忘れてはいけません。予約をキャンセルすると一度カード会社に払い戻しされてから、他の利用料金と相殺されて払い戻しされますので、払い戻しにはどうしても時間がかかります。



デビットカードなど直接的に残高への影響が出る場合は、払い戻しに時間がかかるのは困るでしょうから、予定が未確定の段階でデビットカードで決済するのは避けたほうがいいでしょう。





新幹線チケット購入でお得なクレカ3選



新幹線チケットを購入するならJRが発行するクレカを選ぶべし



新幹線チケットをクレジットカードで購入するメリットはたくさんあります。では、その決済に利用するクレジットカードは何でもいいのか?と言われると決してそうではありません。クレジットカードを選りすぐることでさらにお得になるので、ここでは新幹線チケット購入におすすめのクレジットカードを3つ紹介します。



基本的に新幹線チケットを購入するのにお得なのはJR東日本の子会社である「ビューカード」が発行するクレジットカードとなります。いずれの券種もキャンペーンに積極的で入会特典を付与している時期が多いので、気になる方はぜひチェックしてみてください。




JRE CARD



JRE CARDの券面



JRE CARDは、JR東日本の子会社であるビューカードが発行しているクレジットカードです。



通常1,000円につき5ポイント貯まるJRE POINTが、「きっぷ購入」or「Suicaチャージ」で1,000円につき15ポイント貯まるため、かなりお得にポイントを貯められます。



また、優待店では3.5%還元となりますので、JRの利用や駅ビルなどJR系列でのお買い物が多い方はポイントがザクザク貯まるクレジットカードとなっています。



年会費は524円となっていますが、初年度無料ですので、まずは実際に1年間試しに使ってみるのもいいでしょう。ポイント還元率が高いので、JR系列での利用が多い方はたとえ年会費がかかっても524円分のポイントは元を取れるはずです。



電子マネーとしてSuicaが付帯していますので、JR系列以外でもコンビニなど普段のお買い物にもお使いいただけます。





ビックカメラSuicaカード



ビックカメラSuicaカード



ビックカメラSuicaカードは、JR東日本の子会社であるビューカードが発行しているクレジットカードです。



通常1,000円につき10ポイント貯まる(JRE POINT5ポイント+ビックポイント5ポイント)ところ、「きっぷ購入」or「Suicaオートチャージ」で1,000円につき15ポイント貯まるため、かなりお得にポイントを貯められます。



ネーミングにもあるように家電量販店のビックカメラと提携しており、ビックカメラでのお買い物で基本10%のビックポイントが付与されるだけでなく、ビックカメラSuicaカードでチャージしたSuicaでビックカメラでお買い物するとさらに1.5%のJRE POINTが付与されるので、ポイント還元率は最大11.5%を実現します。



年会費は524円となっていますが、初年度無料のうえ、年に1度の利用で翌年の年会費が無料になるため、年会費は実質無料と考えていいでしょう。



電子マネーとしてSuicaが付帯していますので、JR系列以外でもコンビニなど普段のお買い物にもお使いいただけます。





「ビュー・スイカ」カード



ビュー・スイカカードの券面



「ビュー・スイカ」カードは、JR東日本の子会社であるビューカードが発行しているクレジットカードです。



通常1,000円につき5ポイント貯まるJRE POINTが、「きっぷ購入」or「Suicaオートチャージ」で1,000円につき15ポイント貯まるため、かなりお得にポイントを貯められます。



年会費は524円となっていますが、Web明細ポイントサービスご利用で12ヶ月で600円相当のポイントが獲得できる※ので年会費は使い方次第で実質無料になると考えていいでしょう(※カードを毎月利用しないと600円相当のポイントは獲得できませんのでその点はご注意ください)。



電子マネーとしてSuicaが付帯していますので、JR系列以外でもコンビニなど普段のお買い物にもお使いいただけます。





3券種の中で筆者が選ぶならビックカメラSuicaカード


ビックカメラSuicaカードの券面



筆者が個人的にこの中から選ぶなら「ビックカメラSuicaカード」です。



3券種ともにきっぷの購入・Suicaチャージでポイントがお得に得られる点が同じだと考えると、ビックカメラで基本10%のビックポイントが付与されるのがかなり大きいと感じました。



実はこの基本10%のビックポイントは、通常は現金払いの際のみ付与されるポイントとなり、クレジットカード決済の場合には付与されないものです。ビックカメラと提携しているビックカメラSuicaカードだからこそクレジットカード決済でポイントを付与してもらえるわけです。他のクレジットカードでは受けられない恩恵です。



ほか2券種と同様に年会費は524円かかりますが、年1回の利用で年会費は無料になるので、例えば、年に1回ジュース1本をSuicaで買うだけで翌年の年会費も無料になるわけですから、年会費はほぼないに等しいと考えていいわけです。何気なく利用していればいいだけの話です。





新幹線チケットの現金化は絶対にお止めください



現金化は規約違反にあたり利用停止・強制解約・一括請求の対象に



近年問題となっているのが「クレジットカードの現金化」です。クレジットカードの現金化とは、金券などの換金性の高い商品を現金に交換する行為を言います。今回の場合、新幹線チケットをクレジットカードで購入し、それを金券ショップなどに売って現金を手に入れる行為を指します。



クレジットカードの現金化をカード会社は規約違反としており、現金化の事実が判明すると利用停止や強制解約、また、場合によっては一括返済を求められる場合があるため、絶対にやめたほうがいいです。



では、法律的にはどうなのでしょうか?過去にはクレジットカードの現金化を行っていた業者が摘発されたことがありますが、実はこれ、現金化する際の金利が出資法で定める上限金利を上回っていたためであり、現金化そのものが摘発の理由ではなかったのです。つまり、現金化そのものは法律違反ではなくグレーな状況にあります。



なぜ明確に法律違反とならないのかというと、例えば、本当に旅行の予定があって新幹線チケットを購入したのに直近で予定が変更となり既に発券した新幹線チケットが無駄になってしまう、だから、金券ショップで買い取ってもらった、というまっとうな事例があるからです。このように、故意に現金化する人ばかりではないため法律で取り締まるのが難しい状況となっているのです。



「そもそも、なぜクレジットカードで現金化する人がいるの?」という疑問を抱く方も多いはずです。その理由はずばり現金欲しさからです。例えば、借金の返済に現金が必要な場合、クレジットカードの現金化をすることで現金を用意して返済に充てることができます。その他にも、パチンコや競馬といったギャンブルに使うために現金化される方も多いです。



しかし、クレジットカードの現金化には利用停止・強制解約・一括請求といったリスクがありますので手を出すべきではありません。クレジットカードには現金を借り入れる機能としてキャッシングを付帯できますので、現金が必要な場合はキャッシングを利用するほうがまだマシです。ただ、キャッシングも審査によっては付帯できないことがあるので、そういった場合に現金化が残された手段となってしまうのが現状です。



とはいえ、悪質な現金化業者もいるため、損をしてしまう可能性があるだけでなく、犯罪に利用されたり、詐欺に遭う可能性があることを考えると、絶対に手を出してはいけないものだと肝に銘じることが何よりも大事です。






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