審査なしも同然?審査が甘いクレジットカード比較【即日あり】

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海外旅行をするときに必ずと言っていいほど必要になってくる「クレジットカード」。日本も少しずつカード社会になってきていますが、未だ多くの方がキャッシュに依存していることに変わりなく、クレジットカードを使うことに抵抗があったり、持っていても使う頻度が少ない方が多いのが現状です。



しかし、海外旅行をするとクレジットカードの必要性を感じざるを得なくなります。そこで今日は、海外旅行好きの男性と海外旅行を控える女性のクレジットカードに関するトークを取り上げてみることにしました。旅行が趣味の筆者も知らなかった話題が飛び出してきましたので、皆さんにも参考になればと思います。



やっぱり、海外旅行にクレジットカードって必要なの?


クレジットカードがなくても旅はできるけど、あったほうが絶対に安心だよ。


え、なんで?


まずは保険だね。クレジットカードに「海外旅行傷害保険」っていう保険がついてて、これがあると病気とか怪我の治療費の補償、あと、カメラとかバッグみたいな身の回りのものが壊れたり、盗まれたときも補償してくれるんだよ。


あーなんか聞いたことある気がする。そんなに大事なものだったんだ。でも、カメラとかバッグも補償してくれるのは知らなかった!


保険会社の海外旅行保険に加入するのもいいけど、クレジットカードに付帯されていると格安で済む事が多いんだよね。「自動付帯」「利用付帯」があって、利用付帯は空港に向かうタクシーでカード決済する、っていう感じで旅行に関係したシーンでカードを利用すると保険が付帯されるようになってるんだよ。自動付帯は何もしなくても付帯されるんだけど、そういうタイプは基本的に年会費が高いカードが多いかな。ゴールドカードとかね!


実際どれぐらい補償してくれるの?


それはカード会社によって全然違う。楽天カードは大人気だけど、疾病治療費用が最高100万円しかないね。それで十分だと思うかもしれないけど、例えば、海外で盲腸になったとするでしょ。盲腸の手術費用の目安は、ロサンゼルスで200万円前後、ロンドンで150万円前後、ローマで120万円前後って言われてるから、物価の高い都市を旅行するなら、疾病治療費用は300万円ぐらいはあったほうが安心できる感じなんだよね。


じゃあ、カードを申し込むときはそういうところまで確認しなきゃいけないってことだよね。


そうそう。でも、残念なことに年会費無料カードは大体どれも補償は手厚くないんだよ。クレジットカードに補償の手厚さを求めるなら、ゴールドカードがあったほうが安心かな。ゴールドカードになると疾病治療費用が最高300万円とかになってくるからね。


ゴールドカードって審査厳しそうだし、それなら別に海外旅行保険に入ったほうがいいのかな。


でも、ゴールドカードも一昔前に比べたら審査は甘い傾向になってきてるよ。それでも年会費無料カードの場合はあくまで補助的な保険っていう感じになる場合が多いから、本格的な海外旅行保険に入っておくことに越したことはないって感じかな...。


カードは一応あるから旅行には持っていこうと思うんだけど、普段そんなに使わないからなんか怖いんだよね〜。


最初はみんなそう思うものだよ。実際、決済時にカードを店員さんに渡して、自分が見えないところまでカードを持っていかれると怖いもん。こういうことは何回か経験あって、幸い、不正使用されたことはないけど、日本と海外を一緒に考えちゃダメだから、注意しないとダメだよ。


不正使用されたらどうすればいいの?


さっき海外旅行傷害保険について話したけど、実は「紛失・盗難保険」っていう保険がついてて、不正使用された場合はこの保険が適用されるようになってるんだよ。不正使用が発覚してから60日以内が適用範囲内になってる場合が多いから、この間にクレジットカード会社に連絡すれば、補償してもらえるからそこは安心かな。カード会社だけじゃなくて、警察にも届け出しないと保険が適用されないことがあるから、そのことも覚えておいてね。


カードを海外でなくしたときも同じこと?


うん、紛失・盗難保険が適用されるから大丈夫だよ。もし海外でカードを紛失したら、なるべく早くカード会社のサポートデスクに電話したほうがいいよ。紛失届を出すときはカード発行会社名・カード番号が必要になることがあるから、旅行前にメモしておいたほうがいいね!国際ブランドによって対応は違うんだけど、VISAなんかは主要都市なら渡航先までカードを再発行してくれることもあるよ。


カード1枚にそんなに保険がついてるなんて知らなかった。


ホントすごいよね!こういう保険があるから、カードの審査はそれなりに厳正に行われるんだなぁって思えるようになった。カードの審査に落ちるのにはそれなりに信用できない要素があるからなんだよね。


そういうことなんだね。ちなみにデビットカード※1も同じなの?


※1 デビットカードは銀行口座と直結したカードで決済と同時に口座から即時に出金される仕組みとなっており、口座残高以上の利用ができないのが特徴的です。基本的に審査なしで作れることから、クレジットカードの代用として重宝されています。


デビットカード知ってるんだ!デビットカードにも海外旅行傷害保険が付帯されているものはあるんだけど、ほとんどないと思ったほうがいいかな。知ってる限りでも2枚ぐらいしか思い浮かばないもんなぁ。たしか、「みずほJCBデビット」と「ANAマイレージクラブ Financial Pass Visa デビット」に利用付帯としてついてた気がする。


じゃあ、デビットカードには期待しないほうがいいってことだね。


19歳のはじめての海外旅行のとき、事前にクレジットカードの審査に落ちて、急遽デビットカードを作って実際に使ったことがあるんだけど、意外と便利だったよ。例えば、5万円しか口座に入れてなかったらそれ以上は使わえないわけだから、不正使用されたのに認定されなかったなんてときもそんなにダメージないし。海外では取引件数がクレジットカードよりデビットカードのほうが多いから、デビットカードを使うのって実は普通のことなんだよね。日本人ぐらいじゃなのかな、クレジットカードへのこだわりが強いのは。


そうなんだ、意外だね。他に、海外旅行しててクレジットカードの知識としてこれは覚えておいたほうがいいよ!ってことはある?


そうだな〜、海外でのキャッシングだね!


え!キャッシングってお金に困ってる人がやるものじゃないの?あんまりよく知らないけど、借金みたいなものでしょ?


現金を引き出すという意味では借金の一種なんだけど、実は海外のATMでキャッシングを利用すると、お金を下ろす感覚で現地通貨がそのまま出てくるから、それが外貨両替になるんだよ。


あー、そういうこと!それって知らない人多いんじゃない?国内の空港より海外の空港のほうがレートがいいっていうのは聞いてたから、現地の空港で両替しようと思ってた。


もちろんそれでもいいんだけど、色々な両替方法を試した中で現地ATMでのキャッシングが一番いいって思ったんだ。なんでかっていうと、両替手数料が安く済む場合が多いから。場合によっては空港の両替手数料の半分以下に抑えられることもあるよ。


両替手数料って損してる感じがすごいから、私もキャッシングで両替しようかな!


もう一個テクニックとして、キャッシングは返済日までに応じた手数料がかかるから、繰り上げ返済するとさらに手数料が安く抑えられるよ。カードによっては繰り上げ返済は電話連絡のみって場合もあるんだけど、「セディナカードJiyu!da!」みたいにネットから繰り上げ返済ができるカードがあって、それなら海外からでも手続きできるからおすすめだよ。


セディナカードJiyu!da!


これはいいこと聞いた!じゃあ、海外旅行初心者に向けて、クレジットカードの使い方で気をつけておいたほうがいいことってある?


「サイン」「暗証番号(PIN)」かな。カードを普段あまり使わない人ってカード裏面のサインをしてなかったりするんだけど、ちゃんとサインしないと本当は使えないんだよ。サインは漢字でもローマ字でもなんでもいいんだけど、決済時にサインを求められたら、そのサインと同じように署名するようにしてね。暗証番号は忘れがちになると思うから、注意してね。忘れてもインターネットとか電話で問い合わせできるけど、通知が来るまで2週間ぐらいかかることもあるから、事前に確認してから旅行に行ったほうがいいね。


たしかに暗証番号って言われてパッと番号出てこなかった。危ない(笑)。カード何枚も持ってる人はもっと気をつけないといけないんだね。


そうだよー。


あ!あと、チップ文化がちょっと不安なんだけど、さすがにチップはカードでは払えないよね?


これが払えちゃうんだよ(笑)。伝票に「Tip」とか「Gratuity」って書いてる欄があるから、そこにチップの金額を書けば、店員さんがチップを追加した金額で決済処理してくれるようになってるよ。伝票にその欄がなかったら、現金をテーブルに置いておけばいいし、そんなに不安に思わなくて大丈夫!チップは感謝の気持ちで、強制ってわけじゃないからね。


じゃあ、あげなくてもいいってこと?


う〜ん、、、チップはなるべくあげたほうがいいな!場合によっては「チップがない」「チップが足りない」って言ってくる店員さんもいるから、少し多めにあげちゃうこともあるかな(笑)。面倒は避けたいからね。


話は変わるんだけど、クレジットカードは何枚持っていくべき?


ちなみに今何枚あるの?国際ブランドは?


2枚あって、どっちもJCBだと思う。


JCBは日本発の国際ブランドでもちろん世界でも名の通ったブランドではあるんだけど、実は海外では使えない場所もあるんだよね。だから、JCBに加えて、できればVISAもしくはMastercardのどっちか1枚を追加で持っておきたいかな。VISAとMastercardは取扱高とかみると2強って感じだから、JCBのみより安心感が出てくるよ。


それをもっと早く知っておきたかった!!


最近だとネット申し込むで最短即日〜翌営業日に発行してくれるカードもあるから、まだ間に合うと思うよ!ただ、直近の6ヶ月以内に申し込んでたりすると、その審査結果が可決or否決に関わらず、落ちる可能性が高いから気をつけてね。


え、ホント?!即日発行とか助かるね。一番最近作ったのは1年ぐらい前だから大丈夫だと思う。発行に時間がかからないカード探してみる。


っていうか、英語はどのぐらい話せるの?


うーんと、、、中学英語程度しか(笑)。やっぱり話せないとマズイ??


いや、カード決済が中心ならむしろ安心かも。例えばさ、スーパーとかならレジがあってそこに金額が表示されるからいいけど、露店とかで色々買うと金額がいくらかわからなくなって、お店の人はいくらか言ってくれるけど、これが意外と聞き取りづらかったりするわけ。まぁ聞き返せばいいんだけどさ。露店だと値引きしたりもするから、会計が意外とややこしくなりがち。


でも、カード決済でも「何回払い?」とか聞かれたときに、「1回で!」ってなんて言えばいいんだろう。


そこは安心していいよ。っていうのも、分割払いができるのって日本独自なんだよ。海外のクレジットカードは1回払い専用、リボ払い専用みたいな感じでカード別に支払い方法が決められていて、いちいち回数を申告しなくても良くなってるんだよね。だから、店員さんにカードを渡して、あとは署名すればOK!「リボ払いで」とかあんまり大声で言いにくかったりするから、そういう意味ではカードで支払い方法を分けるのは、合理的な気もするよね。


管理が面倒そうだけど、いかにも海外っぽい考え方だから納得できちゃうね。他に決済シーンで覚えておいたほうがいいことはある?


最近は減ってるみたいだけど、いつも日本で使われているカードが海外で使われるとカード会社によってはロックをかけちゃう場合があるから、そうなるとカード会社にロック解除のお願いをしなくちゃいけなくなってちょっと面倒になるね。そのためにもカード会社のサポートデスクの番号はメモして持っておいたほうがいいかな。「不正使用検知システム」はどのカード会社も取り入れてるから、ありえる話として覚えておいて。


へぇ、それは面倒だね。事前に連絡入れてもダメ?


事前に連絡を入れるのは対策としてアリだよ!あと、「磁気ストライプカード」は使えないシーンがあるから注意が必要だよ。クレジットカードは磁気ストライプカードとICカードの2タイプがあって、磁気ストライプカードは古いから最近は減少傾向にあるとはいえまだ存在してるんだよね。特にヨーロッパはICカードへの切り替えを推奨してるみたい。フランスの鉄道の乗車券の自動販売機にはICカード専用とかあって、こういう場合は磁気ストライプカードは使えないから、行列の窓口に並ばないといけなくなるんだよ。


自分のカードがICカードかどうかはどうやって判別するの?


表面か裏面にある金色の1cm四方の小さいチップがICチップだから、見たらすぐにわかるよ。


(おもむろに財布からカードを取り出し)あ、ICチップついてる!良かった(笑)。


最近のカードはほとんどついてるから大丈夫だと思うよ。


ちょっと聞いたことがある程度で全然わからないんだけど、海外でクレジットカードを使うときの手数料とか為替レート※2とかってどういう感じになってるの?


※2 為替レートは通貨の交換比率のことで、ある日は1ドル=100円で、ある日は1ドル=102円といったように変動します。


まず、手数料についてだけど、海外事務手数料として1.30〜2.00%※3が加算されることは知っておきたいね。VISAカードで1ドル=100円で10ドルの買い物をしたら、10ドル×100円×1.63%=16円の海外事務手数料がかかることになるよ。さっき話したキャッシングの場合は海外事務手数料はかからないよ。為替レートは決済のタイミングの関係でカード利用日の2〜3日後のレートで計算されることが多いみたい。


※3 国際ブランド別の海外事務手数料

国際ブランド 海外事務手数料
Diners Club 1.30%
JCB 1.60%
VISA/Mastercard 1.63%
American Express 2.00%

数字がたくさん出てきてこんがらがっちゃうけど、そこまで気にするほどかかるわけじゃないんだね。為替レートも2〜3日だったらそんなに変わらないから、一安心かな。


そうだね、リーマンショックみたいな大きな金融事故がない限りはそんなに心配しなくてもいいかな。


かなり前にネットニュースで日本人がクレジットカードを使って逮捕されたって記事を見た気がするんだけど、そういうこと私達にもありえるの?


あーそれね!アイマス?っていうアニメのキャラクターが描かれてるクレジットカードをアメリカで使ったら詐欺の疑いで逮捕されたってやつね。海外では日本みたいにキャラクターのクレジットカードが少ないから、本物かどうか疑われる可能性は少なからずあるってことだよね。まぁそれでも稀なケースではあるから、そんなに不安にならなくて大丈夫!


そうなの?楽天のパンダカードとか可愛いから気になってたんだよね。


楽天パンダカード


ちょっと前に、ディズニーカードも出たんだよ!


楽天ディズニーカード


ミッキーもいいね!可愛いカードは惹かれちゃうなぁ〜。ディズニーなら海外でも知らない人はいないから疑われることもなさそうだしね。


たしかにそうだね(笑)。


最後に一個だけいい?国別にこういう手口には気をつけたほうがいいってことはある?


あるある!例えば、ハワイだと格安でマッサージが受けられるって誘ってくる人がいて、クレジットカードを使ってATMでお金を引き出させて、そのときに暗証番号を盗み見して、マッサージ中にカードを抜いて不正使用するっていう事例があるから気をつけないといけないよ。


フランスだと警官の格好をしたニセ警官がパスポート・財布とクレジットカードの提示を求めてきて暗証番号まで聞き出す事例があるんだけど、警官がそんなことするわけないから絶対に教えちゃダメ。ヨーロッパ全体で気をつけたいのは、駅を利用するときで、カードが利用できなくて切符が買えないから代わりに買ってほしいって言ってくる人たちがいて、故意に誤った操作をして駅員に確認するって言ってカードを持ち去る事例があるからこれも注意してね。


先進国でもそういうことってあるんだね。ちょっとびっくり。


もちろん、東南アジアみたいな発展途上国でもそういうことはあるけど、先進国のほうが貧富の差は激しいから、こういうことで生計を立ててる人が一定数いるってことを覚えておいたほうがいいね。海外では自分が外国人になるわけだから、外国人を狙った犯罪があることを知った上で、注意しながら旅行をしないといけないんだよ。


すごい参考になった!カードは便利な反面、そういう一面もあるってことを理解しながら使っていこうと思う。


海外に行くことは非日常感を感じられるわけだから、楽しむことも大事だよ!でも、羽目を外しすぎたり、日本にいるときと同じ感覚でいるのは危険ってことを今一度確認しておいてもらいたいんだ。


色々とアドバイスありがとう!不安がなくなったから、楽しんで旅行できそう(^^)


楽しんできてね〜。






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