審査なしも同然?審査が甘いクレジットカード比較【即日あり】

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クレジットカードを持っているのに全く使わない方は一定数います。「念のために持っているだけ」「必要性を感じない」とおっしゃる方が多いですが、実はその多くが未だ利便性の高さに気づいていないのではないかと筆者は感じました。



JCBが発表した「クレジットカードに関する総合調査」によれば、クレジットカードの月平均利用頻度は5.7回だそうです。この結果に関して「結構使っているんだなぁ」と思った方と「月にたった5〜6回?」と思った方に分かれると思います。クレジットカード保有歴が長い方ほど後者の意見になるのではないでしょうか。



クレジットカードの利用頻度が低い方は、クレジットカードが使えるシーンは限定的だと思い込みがちです。以前は使えなかったシーンでも今では当たり前に使えるようになるなどクレジットカードは実に様々なシーンで使えるようになっています。そこで今回はクレジットカードのシーン別の注意点をお伝えしていきます。まだ使ったことがないシーンでの注意点を予め知っておくことでより安心して利用できるはずです。





全クレジットカード共通の注意点


クレジットカードの利用頻度が少ない方は、そもそもカードを使うこと自体に億劫になっていたりします。筆者もクレジットカードを頻繁に利用するようになるまで「ここはクレジットカードが使えるのかな?」「何らかの原因で使えなかったらどうしよう...」なんて思っていました。しかし、頻繁に使うようになってからはそういうことは全く考えなくなりました。使用頻度の少ない方はまずは全クレジットカードの“共通の注意点”を覚えておきましょう。




使用前に必ず署名すること



無記名だと盗難・紛失保険が適用されない場合がある



初心者がやってしまいがちなのがカード裏面にある「署名欄」に無記名のままカードを提示してしまうことです。法律違反というわけではありませんが、例えば、クレジットカードが不正利用されたりした場合に署名欄が無記名のままだと盗難・紛失保険が適用されなかったりします。署名欄を無記名のままにしておくと不正利用されたときに利用金額を自己負担しなければならない可能性が出てくるということです。これだけでも無記名であることにはデメリットしかないことがわかるはずです。



氏名をしっかりと書いておけば、紛失した際に近く交番に届けられて無事手元に返ってくることもあります。多くのお店では署名欄を確認することを決済時の手順として義務付けているので、無記名のまま提示するとその場で記名を求められることが多いです。クレジットカードの有効期限は平均5年前後と比較的長い間使っていくことになるので、店舗で殴り書きするよりも自宅で丁寧に書いたほうが愛着を持って利用していくことができるはずです。





カード署名欄と同じ形式でサインすること



形式が違うと書き直しをお願いされる場合がある



上級者でも意外とやってしまいがちなのが、サインをするときにカード裏面の署名と違う形式でサインをしてしまって店員さんに書き直しをお願いされてしまうことです。サインと署名が違っても決済できないわけではないですが、お店側は本人確認がとれていないと判断し、書き直しをお願いしてくることが多いです。クレジットカード決済に関する教育が徹底しているお店は特にこの規則をしっかりと守ってきます。



筆者は、あるお店でカード決済をしようとした際にいつもと違うカードを提示したことを忘れ、違う形式でサインをしてしまい、店員さんに「署名とサインが違いますが...」と指摘されたことがあります。サインをしたあとだったので新人店員さんは焦っていました。レシートの再発行ボタンを押せば問題はすぐに解決できたのですが、新人店員さんはわざわざ熟練店員さんに相談しに行き、「署名とサインが違くても大丈夫でした」と言われたものの、その5分の待ち時間のせいで後ろに並んでいたお客さんにも迷惑をかけてしまい、筆者自身かなり反省した思い出があります(笑)。皆さんはこのようなことにならないようにカードの署名と同じ形式でサインするように心がけてください。



ちなみにですが、署名は必ずしも漢字でする必要はないので、例えば、「草g剛(くさなぎつよし)」のように画数の多い方は「Tsuyoshi Kusanagi」と署名したほうがサインに時間がかからないはずです。筆記体にすればよりサインの時間短縮に繋がります。筆者もカードの署名を筆記体にしてからサインの煩わしさを感じなくなりましたので筆記体での署名は非常におすすめです。





カード番号と暗証番号の管理を徹底すること



カード情報が漏洩すれば当然不正利用されやすくなる



ネットショッピングはその性質上、カードが手元にあれば誰でも決済できてしまいます。カード本体には「カード番号」だけでなく、「有効期限」「セキュリティーコード」といったネットショッピングのカード決済時に必要な情報が全て盛り込まれているからです。



有効期限やセキュリティーコードを何度も入力できるようなサイトだとカード番号だけ取得してしまえば不正利用できてしまうので、カード自体をしっかりと管理すること、そして、むやみに知人にカード番号を見せたりしないようにすることが大事になってきます。カードを紛失した場合はサポートデスクに連絡すればすぐに利用停止の手続きができますので、紛失の際の対処方法として必ず覚えておきましょう。



「暗証番号」は絶対に周囲に教えてはいけません。店頭でカード決済する場合、サインか暗証番号を選べる場合があり、暗証番号がわかっていればたった4桁の数字を入力するだけで赤の他人でもカード決済できてしまいます。暗証番号は契約者にしか知りえない情報となりますので、たとえそれが不正利用であったとしても暗証番号が入力されたことが確認できると補償が適用されない可能性が出てきてしまうので注意してください。暗証番号の漏洩の原因を自分で作らないことが大事です。





クレジットカードのシーン別の注意点


JCB発表の「クレジットカードに関する総合調査」によれば、クレジットカードの利用業種で最も高いのはネットショッピングサイトだそうです。クレジットカードをネットショッピングにしか使っていない人もいると思いますが、実に様々なシーンで使えるので各シーンでの注意点とともにどのようなシーンで使えるのかも一緒にチェックしていきましょう。




スーパー



スーパーは基本的にサイン不要



スーパーは基本的にどこでもクレジットカードが使えます。スーパーでのカード決済の特徴はサイン不要のところが多いということです。スーパーは混雑しやすいうえ、少額での決済が多いこと、また、食品など換金しにくい商品を扱っているため、サイン不要でも問題ないとスーパー側は考えています。事実、サインレス決済は法的に何ら問題ない決済方法となりますので、サイン不要と言われても安心してください。



スーパーは毎日利用する方もいますので、会計をスムーズに済ませるという意味でこれまでカード決済をしてこなかった方は積極的にカード決済をすることをおすすめします。また、お店側からしてもカード決済のほうが時間が短縮できるので助かります。



最近は自動精算機を使って決済させるスーパーもあります。自動精算機はクレジットカードを専用の挿入口に自分で差し込む仕組みとなっています。この場合もサインレス決済となりますので、操作画面に従ってクレジットカードを挿入して決済を済ませてください。現金に手を触れる必要がなくなるのでカード決済のほうが衛生的といえるかもしれません。



余談ですが、大型スーパーのコストコではコストコと提携したクレジットカードしか利用できません。このように提携カードしか使えないスーパーも中にはありますのでその点だけ注意してください。





ドラッグストア(薬局)



ドラッグストアは金額によってサインを求められることがある



ドラッグストアは基本的にどこでもクレジットカードが使えます。お薬を買ったりすると高額になることがあるので、クレジットカードが使える場所の先駆けとして広く認知されるようになりました。ドラッグストアは日用品も買えるので、ちょっとした買い物ならドラッグストアだけで済ませる方も多いと思います。



ドラッグストアの場合、3,000円以上はサインが必要、といったように金額によってサインが必要か不必要か分かれるところがあります。サインが必要になった場合は、署名欄と同じ形式でサインするようにしましょう。ドラッグストアはスーパーと同じように混む時間帯があったりしますので、会計をスムーズに済ませるためにカード決済を心がけたいものです。ただ、最近は電子マネー決済を導入がドラッグストア多く、電子マネーのほうが決済スピードが早いので電子マネーを使うことも検討してみてください。





コンビニ



コンビニは自分でカードを挿入するタイプが多い



クレジットカードは高額の買い物に使う、というイメージが先行しているためか、コンビニでカード決済をするシーンを見かける機会は少ないです。そういう考えはもう捨ててしまって構いません。むしろ、小銭の煩わしさを考えると少額決済のほうがカード決済に向いていたりします。「少額なのにカード決済なのか」なんて思う店員さんはいませんのでコンビニでも安心してカード決済してください。



コンビニでのカード決済の注意点ですが、レジの種類によっては購入者側にクレジットカードの挿入口があり、この場合、自分でカードを挿入する必要があります。面倒だと感じるかもしれませんが、知らない人にカードを渡さなくて済むのでセキュリティー面では非常に安心できます。



一部のコンビニでは10,000円以上の高額決済時にサイン決済を求められる場合があります。コンビニで10,000円以上のお買い物をすることはほとんどないでしょうが、公共料金をまとめて支払う場合など高額になるシーンはあるので一応覚えておくといいでしょう。





ガソリンスタンド



有人GSはサインが必要で無人GSはサインは不要



ガソリンスタンドではクレジットカードが使えます。有人のガソリンスタンドの場合はサインを求められることが多いです。通常、サインはカード裏面の署名と同じ形式でしなければなりませんが、ガソリンスタンドの場合はどういう理由か違う形式でサインしても特に指摘されないことが多いです。もちろん、トラブル防止のためには同じ形式でサインしたほうがいいです。無人のガソリンスタンドの場合は操作画面に従って、クレジットカード挿入口にカードを入れればサインレスで決済が完了します。



都市部のガソリンスタンドでは基本的にクレジットカードが使えるようになっていますが、稀に地方の小さなガソリンスタンドに行くとクレジットカードが使えない場合がありますので覚えておきましょう。





家電量販店



大手は基本的にカードが使え提携カードでよりお得になる



家電量販店は大手であればクレジットカードが使えます。街の小さな家電量販店では使えない場合があるので事前に確認しておく必要があります。



家電量販店で利用する際の注意点は特にありませんが、「クレジットカード決済の方には現金決済よりも還元ポイント※が低くすることがある」と家電量販店に勤めている知人から教えてもらったことがあります。あくまで一例ですが、カード決済の方は5倍、現金決済の方は8倍といったようにもらえるポイントに違いが出る可能性があるということです。カード決済を導入すると店舗はカード会社へ加盟店手数料を支払わなければならないので還元ポイントが少なくなってしまうのは納得できます。※あくまでお店のポイントであって、クレジットカードのポイントではありません。



大手の家電量販店はどこも提携クレジットカードを発行しており、提携クレジットカードを使うとよりお得にポイントを貯められるようになっています。例えば、「ビックカメラSuicaカード」であれば、カードでSuicaにチャージすれば1.5%還元となるのでSuicaで支払うとビックカメラの基本10%のポイントと合算して11.5%のポイント還元を受けられます。





デパート(百貨店)



店の奥にカードを持っていかれる不安感は取り除けない



デパート(百貨店)ではクレジットカードが使えます。デパートでのカード決済ではサインを求められることが多いです。カードの扱いが非常に丁寧なので、カードの署名とサインが違うと書き直しをお願いしてくることが多いです。デパートは不正利用の対策に力を入れていますのでどうしてもそのたりは敏感なようです。



デパートでのカード決済の特徴として一つ挙げられるのが、売り場とレジが離れていると目の前で決済してくれずカードを見えないところに持っていかれることです。ただ、不正利用の対策に力を入れていること、社員教育がしっかりと行われることから、、国内のデパートであれば不安に感じなくても大丈夫です。それでも、見えないところまでカードを持っていかれるので決済にかなり時間がかかってしまい、カード決済の最大の強みであるスムーズな決済ができないのは課題として残っています。



デパートは提携クレジットカードを発行しているところが非常に多く、提携クレジットカードを使うとお得にポイントが貯まるようになっています。また、デパートのオンラインショップで限定販売されている商品を買うときには提携カードのみ決済可能なパターンがあったりするので、デパートを頻繁に利用する方は提携カードを作ることを検討するといいでしょう。





飲食店(レストラン・居酒屋etc...)



国際ブランド全対応の飲食店ばかりじゃない



レストランや居酒屋、喫茶店、ファミレス、ファストフード店といった飲食店でクレジットカードは使えますが、細かいところはその店によって委ねられます。例えば、大手のファミレスやファストフード店では使えるところが多くなっていますが、個人経営のレストランや居酒屋、喫茶店などでは未だにクレジットカード自体使えないところが多く存在します。



カード決済可能なレストランや居酒屋はテーブルで決済するパターンが多いです。わかりやすいところだとテーブルに「お会計はテーブルでお願い致します」などと書いてあります。飲食店によってはどこで決済をすればいいのかわからない場合も多いですが、その場合は店員さんを呼んで「お会計をお願いします」と声をかけ、指示に従いましょう。飲食店では基本的にカード決済時にサインを求められます。



カード決済ができる飲食店は以前に比べて増えてきていますが、課題として一つ残っているのは全ての国際ブランドに対応していないお店が多いことです。VISA/Mastercardは対応でJCBは非対応のお店は全国展開するチェーン店でもあったりします。国際ブランドを2種類以上に分けてカードを持つ(例:VISA1枚、JCB1枚)、事前に対応している国際ブランドを調べてから伺う、といったことが対策となってきます。





ホテル



ホテルではデポジットとしてカードの提示を求められる



ホテルの宿泊代金はクレジットカード決済が可能です。訪日外国人の増加などを背景に国内のホテルではほとんどがクレジットカード決済ができるようになっていますので、安心してクレジットカードが使えます。最近では事前に予約をして決済する形が主流となっているため、カードが使えるかどうかは事前に確認できているはずですが、駆け込みでホテルに宿泊したいときでもカードが使えるホテルがほとんどなので安心です。



ホテルを利用する際に一つ覚えておきたいことがあります。それが「デポジット」の存在です。既にホテル予約サイトで宿泊代金を支払っているのにチェックイン時にカードの提示を求められた、なんて経験はないでしょうか。これがまさしくデポジットに該当します。デポジットとはバウチャー(予約証明書)に含まれていない食事代などの支払いを保証するための預り金のことで、ホテルのレストランを利用したり、ルームサービスを利用した際にチェックアウト後にカードで決済する仕組みのことをいいます。チェックアウト時にカードでまとめて精算できる便利なサービスですので覚えておきましょう。



海外では日本よりもクレジットカードが信用の証として利用されることになるので、デポジットとして提示を求められることは非常に多く、そもそもクレジットカードがないと宿泊を拒否されることもあるので、海外旅行の際にはクレジットカードは必須アイテムとなってきます。





タクシー



配車アプリを使えば降車時の決済が不要になることも



タクシーでクレジットカードが使えるかどうかはタクシー会社によって異なるだけでなく、個人タクシーの場合は決済設備によってもカード決済の可否が変わってきますので一概には言えません。カード決済したい方はタクシーのドアの窓に貼られている国際ブランドのロゴ表記をチェックしてから乗車するようにしましょう。クレジットカード非対応のタクシーではどうあがいてもカード決済はできませんので注意してください。



お釣りが出ないのでタクシーでのカード決済は非常に便利ですが、問題はドライバーがカード決済を嫌う場合です。一昔前は「支払いはカードで」と言うと「現金でお願いできませんか」などとよく言われたものです。しかし、乗車前にカード決済の可否を確認するお客さんが増えたことでカード決済を拒否するドライバーは徐々に減りつつあります。もし今でもカード決済を拒否するようなドライバーさんがいるようならタクシー会社に連絡したほうがいいです。



近年はタクシーの「配車アプリ」の登場によって、カード決済対応のタクシーを選ぶことができるだけでなく、アプリの決済機能に登録すると自動的に決済ができ降車時の決済が不要になるので、カード決済非対応のタクシーに対してはむしろ風当たりが強くなってきています。タクシーの利用頻度が高い方にとっては配車アプリの登場は朗報でしかないでしょう。





駅(鉄道)



乗車券や新幹線の切符をカードで購入できる



電車や新幹線の乗車券を買うとき、Suicaにチャージするときにクレジットカードが使えます。これまでクレジットカードでSuicaにチャージするにはSuica一体型クレジットカードを作る必要がありましたが、Apple Pay(アップルの決済システム)の登場によってSuicaをiPhoneに取り入れてお手持ちのクレジットカードでチャージできるようになり、非常に便利になりました。



注意したいのは、自動券売機ではクレジットカードを使って電車の乗車券を購入できないことです。乗車券はみどりの窓口でならクレジットカードで購入できます。ただ、数百円程度の乗車券をカードで購入するためにみどりの窓口を利用するのは躊躇してしまう方も多いはず。ですから、先述したようにSuicaをiPhoneに取り込んでお手持ちのクレジットカードでチャージすれば万事解決です。



駅構内や駅ビルでもクレジットカードを利用できます。駅構内や駅ビルのほとんどでSuicaが使えるようになっているのでよりスピーディーに会計を済ませたい方は交通系ICカードはSuicaをメインに使ってあげるといいでしょう。領収書が欲しい方はクレジットカードを使いましょう。





映画館



店頭でもカード決済が可能だがアプリでも事前にカード決済可能



映画館のチケットはクレジットカードで購入できます。映画館に直接出向いてチケットを購入するパターンと専用アプリから購入するパターンに分かれます。



映画館に直接出向いて購入する場合はクレジットカードが必要になりますので当日忘れないように注意してください。



専用アプリから購入する場合は端末上でカード決済ができますので、アプリで予約・購入して、映画館では暗証番号やQRコードなどを用いてチケットを受け取ることになります。長蛇の列に並ぶ必要がなければ、チケット欲しさに早く出向く必要もないので、アプリを使うことをおすすめします。



映画館によっては自動券売機が設置されている場合があります。自動券売機の場合、自分でクレジットカード挿入口にカードを挿入するタイプのものがあります。筆者はカードの向きを間違って挿入してしまい危うく抜けなくなりそうになったことがあったので、カードの向きに注意して挿入してください(笑)。





病院



大学病院や国立病院等カード決済可能な病院が増加傾向



病院はこれまで現金払いが主流でした。今でもほとんどが現金払いが中心となっていますが、一部の病院ではクレジットカード決済が可能になってきています。



病院こそカード決済が可能になるべきだと感じているのは筆者だけではないはずです。病院は基本的に料金表がなく、料金の予想が難しいため、クレジットカード決済ができたほうが安心です。特に大学病院や国立病院など大きな病院でカードが使えるところが増えています。ただ、市立病院など比較的小さな病院では使えないところはまだまだ多いです。



病院なび」という検索サイトでクレジットカード決済可能な病院を検索できます。お住まいの近くでカード決済ができる病院を探しているときにぜひお役立てください。





小規模店舗



セキュリティーに不安があり国際ブランドの全対応も急がれる



個人経営のお店など小規模店舗でもカード決済ができるところが増えてきています。政府がキャッシュレス決済を推進していること、訪日外国人の増加、Square等のモバイル決済システムの登場など様々な要因により小規模店舗はカード決済の導入に意欲的になっています。ただ、小規模店舗でカード決済する際にはいくつかの注意点があります。



まず1つ目の注意点は、国際ブランドの対応についてです。店舗はカード会社に対して加盟店手数料と呼ばれる決済に関わる手数料を支払わなければならないのですが、小規模店舗に対してはコンビニや家電量販店よりも高い加盟店手数料を設定する場合が多く、これが小規模店舗にとって大きな痛手となることから、加盟店手数料の高い国際ブランドを取り扱わない小規模店舗が意外と多いです。例えば、VISAやMastercardは使えるのにJCBは使えない店舗があるので、注意しなければなりません。



2つ目の注意点は、小規模店舗のセキュリティーについてです。おしゃれなお店は見た目を良くするためにお客さんに見えないところにレジを設置したりしますが、言い換えると、クレジットカードを目の届かないところまで持っていかれるわけなので、不正利用される可能性が出てきます。もちろん、お店の評判に関わることなので不正利用することなんて基本的にはないわけですが、可能性としてはゼロではないので信用できるお店でのみカード決済するのが賢明です。





税金



カードで税金を納付できるが領収書が出ないので注意が必要



あまり知られていませんが実はクレジットカードで支払える税金は意外と多いです。国税だと所得税や消費税、法人税、相続税などが、地方税だと住民税や自動車税、固定資産税、個人事業税などがクレジットカードで支払うことが可能です。クレジットカードで納税すれば利用金額に応じたポイントがもらえますので現金で納税するよりもお得ですし、分割払いも可能なので現金を用意できないときも安心です。



ただし、税金をカード決済すると領収書が発行されないのでその点は注意が必要です。例えば、自動車税の場合は納税証明書が各都道府県の税事務所窓口で発行可能ですが、わざわざ出向かないといけないので、それだったら最初から現金で払っておいたほうがいいでしょう。「領収証書が必要な方は、最寄りの金融機関又は所轄の税務署の窓口で納付してください。」と国税庁は勧告しています。





家賃



家賃をカード決済するために専用のカードを作らされる



家賃の支払いは口座振替が一般的ですが、カード決済も選べるところが徐々に増えてきています。家賃は毎月かかってくる固定費ですので、ポイントが貯まること、分割払いができることを考えると家賃のカード決済にはメリットが多いです。



ただ、注意したいのはお手持ちのクレジットカードでは支払えず、不動産会社が指定した専用カードを作らされる場合が多いことです。筆者も家賃専用のカードを作らされたことがありますが、ポイント還元率が低く家賃の支払い以外には使わず、「これなら口座振替とあまり変わらないのでは?」と思いました。不動産会社としては専用カードを作ってもらって家賃以外の目的でも利用してもらえればラッキーぐらいに思っているので、専用のカードなら作る意味はあまりないです。





ネットショッピングサイト(ECサイト)



セキュリティー面では大手が安心、SSL暗号化対応かチェックすべし



ネットショッピングサイトでは当然のことながらクレジットカードが使えます。ネットショッピング利用者の多くがカード決済している事実があるように、ネットショッピングサイトの普及にはクレジットカードが欠かせない存在だったと言っても過言ではないです。



ネットショッピングサイトでカード決済するときの最大の注意点はやはりセキュリティーです。セキュリティーの弱いECサイトにサイバーアタックをかけてカード情報を盗み出す犯罪集団がいるので、基本的にはセキュリティーの強い大手ネットショッピングサイトを使うようにしたいところです。価格が安いからといって安易に中国や韓国のショッピングサイトを利用しないほうがいいでしょう。



ネットショッピングサイトの安全性を確かめるうえで一つ知っておいたほうがいいのはSSL暗号化に対応しているかどうかです。ウェブサイトのURLは住所のようなもので、「http://」ではなく「s」が入った「https://」ではじまるサイトであればサイト運営者やSSLサーバ証明書を確認することができるため、安心できます。また、初めて利用するサイトは「特定商取引法」に基づく表記があるかチェックすることも大事です。



余談ですが、ネットショッピングサイトで数量限定で販売されるような商品はカード決済のみ可能ということがよくあるので、クレジットカードを持っていない方はすごく不利になってしまうことがあります。また、転売対策として指定したクレジットカードでしか決済できない場合もあったりするので、覚えておくといいでしょう。





旅行予約サイト



カード決済しかできない旅行予約サイトがある



旅行予約サイトはクレジットカードが使えます。それどころか、カード決済しかできない旅行予約サイトもあるので、旅行予約サイトを利用する場合はクレジットカードを持っておいたほうがいいです。海外旅行だと高額になってくるので利用限度額が高く設定されているカードが1枚でもあると安心です。



旅行予約サイトを利用する際に注意したいのは、予約キャンセルの際の手数料です。間違って予約をした、予約の内容を変更したい場合に予約をキャンセルすることができますが、“特定の日”までに予約キャンセルをしないと手数料を取られる場合があります。



具体例をあげてみましょう。4月1日にある旅行予約サイトで5月3日〜7日の旅行プランを申し込んだとします。予約画面には「4月12日までは予約キャンセルが無料」と記載してありました。しかし、そのことを忘れてプラン内容を変更するために4月13日にプランをキャンセルしたら結果はどうなるでしょう?プランのキャンセルはできますが、キャンセル料はかかってしまいます。キャンセル料は出発日までの日数によって異なり、20%〜最大100%かかってきます。どこの旅行予約サイトも基本的に出発当日のキャンセルは100%のキャンセル料がかかってきます。





生活に役立つクレジットカードの賢い使い方


今回はクレジットカードのシーン別の注意点をみてきました。クレジットカードが使えるシーンは増えましたが、それぞれに違った注意点があることを分かっていただけたと思います。それでも基本的なクレジットカードの使い方は従来と変わらないのでそこまで大きな不安を抱かなくても大丈夫です。わからないことは店員さんが教えてくれます。



カード決済のおかげで会計をスムーズに済ませられるようになるので、クレジットカードが使えるシーンが増えているのは非常に喜ばしいことです。また、専用のアプリを使っていつでもどこでも利用状況を確認できますので、従来のような使いすぎる心配は減ってきていると思います。



クレジットカードが使えるシーンが増えてくると自ずと利用頻度も高くなってきます。ただなんとなく使っている方が多いですが、それではもったいないです。最後にクレジットカードの賢い使い方をお教えしますのでやってみてはいかがでしょう。



メイン1枚、サブ2枚使いで効率よくポイントが貯まる



まず一つ目の賢い使い方はメインカード1枚、サブカードは多くても2枚にまとめることです。クレジットカードを何十枚も持っている方がたまにネット上に現れますよね。こういう方はデパートではカードA、家電量販店ではカードB、コンビニではカードC、スーパーではカードD、ドラッグストアではカードEといったようにそれぞれでお得になるカードを使ったりするのですが、カードをあまりにもたくさん使い分けるとポイントが分散して実は効率よく貯まらないのです。



貯まったポイントは交換してから使うことができますが、多くのカード会社は交換に「最低ポイント数」を設けており、少ないポイントでは交換できない場合が多いです。カードを分散しすぎるとただでさえポイントが貯まりにくいのに、貯まったポイントも交換できないとなれば、非効率としか言いようがありません。ポイントには有効期限が設定されている場合もあるので定期的に交換してあげないといけないのです。



そこで、メインカードを1枚決めてほとんどのシーンではメインカードで決済します。サブカードはメインカードより何倍もお得にポイントが貯まる場合のみ使用します。サブカードはメインカードの国際ブランドが使用できないシーンに備えてメインカードとは違う国際ブランドのものを揃えておくようにしてあげるといいでしょう(例:メインはVISA、サブはJCBとMastercard)。この使い方を徹底すれば、ポイントを上手に貯めながらも使えないシーンを減らしていくことができます。



有料クレジットカードを選ぶと付帯保険の保証内容が充実する



二つ目の賢い使い方ですが、付帯サービスに目を向けてみましょう。多くの方は年会費無料のクレジットカードを選んでいると思いますが、場合によっては年会費有料のクレジットカードを選んだほうがお得になる場合があるんです!例えば、海外旅行をよくされる方は年会費有料のクレジットカードを選べば、海外旅行傷害保険が自動付帯される、手荷物宅配が往復無料、など海外旅行に1回行くだけでもとが取れてしまうようなサービスを受けられる場合があります。



今すぐに年会費10,000円以上するようなクレジットカードを選べ!と言っているわけではありません。年会費500〜3,000円ぐらいでも充実した付帯サービスを提供しているようなクレジットカードは意外と多いので、付帯サービスにも目を向けてカード選びをしてみてはいかがでしょうか。






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