審査なしも同然?審査が甘いクレジットカード比較【即日あり】

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クレジットカードの保有者の中でも、「クレジットカードなんて使えればなんでもいい」とおっしゃる方と「せっかく使うのだからこだわりたい」とおっしゃる方に分かれるものです。筆者の考えでは、後者のほうがお得にクレジットカードを使えている方が多いと感じます。例えば、還元率を考えた場合、高還元率のクレジットカードを選んだほうが効率よくポイントが貯まります。還元率0.5%と1.0%のクレジットカードでは単純に2倍の違いがあるわけですからね。



還元率で選んだり、デザインで選んだりとクレジットカードに対するこだわりは人それぞれですが、昨今の特徴は「ステータス」でクレジットカードを選ぶ層が急増していることです。そこで今回はステータスとはどういう意味なのか、カードランク別のステータス評価、ステータス目的でカードを選ぶときのアドバイスなどをしてみたいと思います。





クレジットカードにおけるステータスとは?


まず、ステータスという言葉の意味から紐解いていくことにしましょう。ステータスは英語にすると「Status」、これを日本語に訳すと「社会的地位・高い地位・身分」という意味になります。つまり、“ステータスが高い”と言えば“社会的地位が高い”という意味になります。逆に“ステータスが低い”と言えば“社会的地位が低い”という意味になります。高い身分or低い身分といった捉え方もできるでしょう。



クレジットカードに関してステータスという言葉が用いられるようになったのは、実はクレジットカード誕生の経緯が大きく影響を与えています。諸説ありますが、現在有力とされている説を簡単に解説していきます。



クレジットカードが誕生したのは1950年のことでした。金融会社の経営者であったフランク・マクナマラ氏が友人の弁護士とダイナー(プレハブ式のレストラン)で食事をした際、持ち合わせがないときに常連客がツケ払いができることに着目し、マクナマラと友人は「ダイナースクラブ」を立ち上げて、現金を必要としないカード決済システムを作ったと言われています。



ダイナースクラブカード



勘が良い方は既にお気づきでしょうが、ダイナーでの出来事が元になっているので名称がダイナースクラブと名付けられたと言われています。そして、ダイナースクラブから「ダイナースクラブカード」という今も実在するクレジットカードが世界中で発行されています。日本でもステータスが高いプロパーカード(国際ブランドが発行するカード)として人気です。



以上が有力な説とされていますが、実はフィクションではないかという説もあります。実際はマクナマラ氏が経営していた金融会社の業績不調を改善するために手数料ビジネスで業績回復を図ろうとした結果、クレジットカードを作る案が生まれた、などとあくまで儲かるシステムを作り出そうとしていたという説もあります。



いずれにせよ、今のクレジットカードを誕生させたのは彼らなので、どの説が真実だろうが、決済方法が多種多様になったのは彼らのおかげであることに疑いの余地はありません。



さて、ようやく本題に戻ります。クレジットカードにおけるステータスですが、クレジットカードが誕生した当初は信用のある人にだけ与えられていたため、当初はクレジットカードを保有すること=ステータスが高いと認識されていました。ダイナーでツケ払いができるのは常連客だけでしたので、頻繁にダイナーを利用していてなおかつ信用されている人だけがカードを持つことを許されたわけです。



カードを保有するだけでステータスを感じる時代は終焉



今でもクレジットカードを作る際には必ず審査がありますので、クレジットカードを保有することは一種のステータスを手にしたと捉えることができます。しかしながら、現代においてクレジットカード決済ができない=不便だと感じるシーンが増えるとともに、クレジットカードの保有数や保有率は増え続けており、以前よりもクレジットカードを保有することは難しくなくなっているため、保有するだけでステータスが高いとは言えなくなってきました。



しかしながら、今もなおクレジットカードに高いステータスを求める方は多いです。そこで、高いステータスを求める方は、ゴールドカードやプラチナカード、ブラックカードといった一般カードとは一線を画するステータスカードを欲するようになってきているのです。つまり、現代においてはクレジットカードのステータスはゴールドカード以上を一つの基準としていると言えます。





クレジットカードのステータス=審査難易度



審査難易度が高いカードほどステータスが高い



クレジットカードが誕生した当初は選ばれたものだけがカードを保有することができたため、保有することでステータスの高さを感じることができましたが、現代では多くの方がクレジットカードを持つことができるため、保有=ステータスとは言えなくなってきています。



現代におけるクレジットカードのステータスは審査難易度を示すものになっていると考えるのが妥当でしょう。ステータスが高いクレジットカード=審査難易度の高いカードのことで、逆にステータスが低いクレジットカード=審査難易度が低いカードということになります。ステータスと審査難易度が比例していると考えるとわかりやすいかと思います。





プロパーカードはステータスが高い


さきほど、クレジットカードの誕生の経緯を解説した際、ダイナースクラブカードが登場しました。ダイナースクラブは世界に名の知れたカード会社であるとともに国際ブランドでもあります。ここが実は大きなポイント!国際ブランドとはVISAやMastercard、JCBといったクレジットカードの券面に印刷されているブランドのことで、クレジットカードは国際ブランドがあってこそ世界中の加盟店で利用することが可能になっています。



国際ブランドの中にも、クレジットカードを発行するブランドとクレジットカードを発行しないブランドの2つに分けられます。国際ブランドが発行するクレジットカードは「プロパーカード」と呼ばれており、厳しく審査が行われるため、今もなおステータスが高いカードとして非常に人気があります。



国際ブランドとしてクレジットカードを発行しているのはアメリカン・エキスプレスとJCB、そしてダイナースクラブの3つしかありませんので、この3つの国際ブランドから発行されるプロパーカードはステータスが高いと言って差し支えないでしょう。



世界二大国際ブランドとして名を馳せるVISAとMastercardですが、この2つの国際ブランドはカードの発行は行っておらず、その代わりに多くのカード会社と提携する形でクレジットカードをたくさん発行していますので高いシェアを誇っています。もちろんVISAやMastercardと提携したカードでも高いステータスを誇るカードはたくさんありますが、プロパーカードではないので単純に国際ブランドだけでステータスを評価することは難しい一面もあります。





各カードランクのステータスを評価



カードランク別のステータス評価



クレジットカードのステータスについて色々と解説してきましたが、解説すればするほど複雑になってくるので頭がこんがらがってしまいますよね(笑)。そこで、クレジットカードのステータス(=審査難易度)をランク別に分けて考えてみたいのです。



上記の画像をみてもらうと非常にわかりやすいと思いますが、クレジットカードは一般カード、ヤングゴールドカード、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードに大きく分けることができます。上に行けば行くほど会員数は少なくなる=審査難易度は高くなり、ステータスが高いということになります。



ランク別にそれぞれ入会資格などが異なっていますので、それぞれのランク別のステータスを見てみましょう。ただし、ヤングゴールドカードについては割愛します。





一般カードのステータス



一般カードでステータスがあるとすればプロパーカードのみ



はっきり言ってしまうと、現代において一般カードのステータスは“ほぼない”と言って差し支えないでしょう。JCBが2018年に発表した「クレジットカードに関する総合調査」によれば、クレジットカードの保有率は85.1%でした。つまり、10人に8人以上はクレジットカードを保有している時代で、クレジットカードを保有することは何ら珍しいことではなくなってきているのです。



10人中8人以上が持っているカードをステータスがあると言えるでしょうか。いえ、言えないはずです。どんなものでも言えますが、最初は持っている人が少なかったのに誰でも持てるようになってしまったら希少性は下がってしまうものです。クレジットカードの世界でも同じ現象が起こっているのです。



ただし、一般カードでもプロパーカードの場合は他の提携カードと比べると多少はステータスがあるといえるかもしれません。プロパーカードは国際ブランドが発行しているカードのことで、提携カードと比べると未だに審査が厳しい傾向にあるからです。



一方で流通系や信販系のカード会社が国際ブランドと提携して発行する提携カードは審査難易度が比較的低く、ステータスはほぼないといえます。逆に言えば、属性に不安のある方は流通系や信販系の提携カードを狙っていけば、審査に通る可能性が高くなってくるということです。





ゴールドカードのステータス



ゴールドカードは未だ一定のステータスがある



ゴールドカードのステータスについては様々な議論がありますが、筆者は未だゴールドカードにもステータスがあると感じている一人です。その理由は2つ。



1つは、入会資格が明確に設けられている場合があるからです。例えば、30歳以上・年収500万円以上と入会資格が定められていれば、日本の平均収入からみれば難しい基準であることは明白です。



もう1つの理由は、一般カードよりは明らかに審査が厳しいからです。同じカード会社が発行している一般カードとゴールドカードでは確実にゴールドカードのほうが審査が厳しく、一般カードの審査には通ってもゴールドカードの審査には通らない層は多いので、未だゴールドカードにもそれなりにステータスがあると考えることができます。



しかし、ゴールドカードも以前ほどステータスが高くないのは事実です。その背景には審査難易度を下げるカード会社が出てきていることです。例えば、流通系や信販系のゴールドカードは以前まであった入会資格を撤回するor緩和するなどして、より多くの方を審査対象とするようになっています。月○○万円以上利用する方には一般カードからゴールドカードへのインビテーション(招待)を送るなど、以前よりもインビテーションを受け取りやすくなったのも事実です。



“現代においてはクレジットカードのステータスはゴールドカード以上を一つの基準としている”と先述しましたが、今後、ゴールドカードのステータスはさらに失われる恐れがあります。その背景には、カード会社の業績悪化が挙げられます。



カードの還元率を高くすることでカード会社は多くの顧客を獲得できるのですが、還元率を高くすると自社の利益は減るのでカード会社の業績は悪化します。そこで、より多くの方をゴールドカードに招待し、年会費をもらういわゆる手数料ビジネスを構築させ、それを業績回復に繋げようとする動きが見られるようになっているのです。もちろん、すべてのカード会社がそうではないですが、ゴールドカードなど多額な年会費がカード会社の業績回復に繋がるのは紛れもない事実です。



それでも、ゴールドカードの高級感に溢れる券面デザインは魅力的で、店頭での決済時に差し出すとどこか誇らしい気持ちになるものですから、年会費を苦としないのであれば、ステータスに関係なくゴールドカードを作ることは良いことであると筆者は感じています。筆者も最初はそういった思いからゴールドカードを手にしたと記憶しています。





プラチナカードのステータス



プラチナカードは他人に自慢できるほど高ステータス



ゴールドカードのステータスには議論が様々ありますが(筆者はゴールドカードでもステータスが高いと感じています)、プラチナカードは紛れもなくステータスが高いと証明することができるでしょう。その理由はずばり、プラチナカードから審査難易度が一気に上がってくるからです。一般カードの審査通過率の指数を100とした場合、ゴールドカードは40〜50、プラチナカードは20以下と考えると審査難易度の違いがわかりやすいかもしれません。



はっきり言ってしまえば、プラチナカードの審査は落ちる確率のほうが圧倒的に高いです。まず、利用実績がないとほとんどの場合は審査に落ちてしまいます。JCBオリジナルシリーズを例にとると、一般カード「JCB一般カード」、ゴールドカード「JCBゴールド」、プラチナカード「JCBプラチナ」があり、初めから「JCBプラチナ」を取得するのは極めて困難です。決して無理とは言いませんが、「JCB一般カード」をお持ちで招待で「JCBゴールド」、そしてさらに招待で「JCBプラチナ」といった手順を踏んだほうが審査に受かる可能性は高くなります。



また、国際ブランドでの利用実績が重視される場合もあります。例えば、VISAブランドでの利用実績は十分だが、JCBブランドでの実績がほとんどない、となれば、JCBブランドのプラチナカードの取得は難しくなってしまうかもしれません。そういう意味でも手順を踏むことは非常に大切になってきます。言い換えると、それだけプラチナカードもステータスが高いということです。



お持ちのプラチナカードのステータスが高さを知るうえで「申告制」もしくは「招待制」のどちらなのかも1つの見極め材料となってきます。申告制は基本的にどなたでも自ら申し込むことができますので、カード会社が会員の中から厳選する招待制のほうがステータスが高いと言えます。インビテーションが届く=数多くの会員から選ばれていると言えるわけですから、あなたにそれだけの価値があると誇っていいでしょう。





ブラックカードのステータス



ブラックカードは疑いようのない最上級のステータスカード



ブラックカードは紛れもなくステータスの高いカードです。クレジットカードの中で最も高いランクに位置しているのがブラックカードで、現時点でその上はないです。一般カードの審査通過率の指数を100とするとゴールドカードは40〜50、プラチナカードは20以下、そしてブラックカードは1以下と考えれば審査難易度の違いが非常にわかりやすいでしょう。プラチナカードを保有することができた層でも作るのが難しいのがブラックカードなのです。



ブラックカードは実は数えるほどしか種類がありません。「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」、「ダイナースクラブプレミアムカード」、「Visa Infiniteカード」、「SBIワールドカード(Mastercard)」、「ラグジュアリーカード」、「JCB THE CLASS」です。「JCB THE CLASS」についてはプラチナカードに分類される場合がありますが、審査難易度が非常に高いので当サイトではブラックカードに分類して解説していきます。



ブラックカードのステータスが高いのは言うまでもありません。まず、年会費に関しては10万円を超えるものがほとんどで、「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」に至っては年会費は35万円(税抜)と非常に高額なので、これだけの年会費を払える時点でステータスが高いと言って差し支えないです。



ブラックカードが基本的に「招待制」であることもステータスが高い所以です。近年、プラチナカードは申込制がちらほら見られますが、ブラックカードは原則として招待制で、その内部事情について詳しく知る人が少ないがゆえ、入会資格等も明らかになっていません。一説には年収1,000万円以上で年間の利用額が年収の3分の1以上と言われていますが、そうなってくると年収3,000万円の方は年間1,000万円以上利用しないといけなくなり非現実的なので、年間の利用額については300万円〜500万円といった数字がリアルなところではないでしょうか。



ブラックカードの年会費が高いのはステータスの高さを際立たせるためではありません。サービス内容が非常に優れているのです。例えば、共通しているものだと世界中の空港ラウンジで使えるプライオリティパス、24時間対応のコンシェルジュサービス、旅行傷害保険が最高1億円(自動付帯)など特に出張や旅行の多い方にとってメリットとなるサービス内容となっています。



ブラックカードの中で優劣をつけるのであれば、やはり、「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」と「ダイナースクラブプレミアムカード」は別格です。どちらも国際ブランドが発行するプロパーカードで、その中のブラックカードなので他の提携ブラックカードに比べて審査は格段に厳しく、そこを突破することに大きなステータスがあります。





ステータスは一般カードからでも構築できる



一般カードをコツコツ利用していけば高ステータスカードを入手できる



では、よりステータスの高いクレジットカードを作るにはどうすればいいのでしょうか。答えはシンプルです。一般カードを作って、それをメインカードとして長く愛用していくことが最初の一歩です。大事なのはコツコツとクレジットヒストリー(クレヒス)を構築していくことです。



クレヒスを構築することによってあなた自身の信用度がアップし、また、一定期間or一定金額以上利用することによってゴールドカードへのインビテーションがやってきます。インビテーションがきた場合は基本的に審査に落とされることはありません。



インビテーションが来なくても、コツコツと使い続けていけばゴールドカードを作れる属性になっている可能性が高いので、ゴールドカードであれば自分から申し込んでもいいです。もちろん、入会資格を満たしている必要はあります。



ただし、プラチナカードやゴールドカードになってくると話は変わってきます。最近でこそプラチナカードは申込制が増えていますが、以前はプラチナカードも招待制でした。ブラックカードは今でも原則として招待制です。招待制が何を意味しているのかというと、カード会社への寄与度合いが高くなければ、ランクの高いカードを手にすることができない、ということです。つまり、ご希望の高ステータスカードを発行するカード会社の一般カードまたはゴールドカードを日常的にメインカードとして利用し、それなりに利用実績を築いていかないとプラチナカードやゴールドカードの取得は難しいということです。



また、プラチナカードやブラックカードは一般カードとゴールドカードとは違い、秘密裏に年収などに一定の条件を設けている場合があります。一般カードで年収の条件を設けているカードはほとんどありません。ゴールドカードの場合は年収の条件を設けているカードが一部ありますが、高くても年収400万円程度なので決して無理な数字ではありません。プラチナカードの場合は年収400〜500万円以上、ゴールドカードの場合は年収1,000万円以上と定められている場合がありますので、一般カードやゴールドカードをメインカードとしてコツコツと使っていても年収などの秘密裏に設けられた条件を突破できないままでいると、今以上のステータスの高いカードを作ることは難しいです。





高ステータスカード=良いカードとは限らない?



高ステータスカードはサービスが圧倒的に手厚い



ステータスの高いクレジットカードを作りたいという気持ちはよくわかりますが、実際のところ、ステータスの高いカード=良いカードであるとは限らないかもしれません。



例えば、還元率をみてみるとわかりやすいです。各ランクで人気の高還元率カードの通常還元率を見てみると、一般カードは「REX CARD(1.25%)」、ゴールドカードは「dカードGOLD(1.0%)」、プラチナカードは「Orico Card THE PLATINUM(1.0%)」、ブラックカードは「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード(1.0%)」となっているように、カードランクが上がるにつれて還元率が上がるというわけではないのです。「ダイナースクラブプレミアムカード」のように2.0%の高還元率を誇るブラックカードはありますが、全てがそうではなく、ブラックカードでも平均的な還元率は0.5〜1.0%程度に留まるので、還元率が極めて高いわけではないです。



一般的にカードランクが上がれば上がるほど毎月の平均利用額は上がっていく傾向がありますから、ステータスが高いカードをお持ちの方は、還元率が高くなればそれだけ効率的により多くのポイントを貯めていくことができるわけで、普通は高還元率カードを求めそうなものですが、そうしないのには理由があると推測できます。



「ステータス」というのは時に還元率をはるかに上回る魅力を感じるものです。高ステータスカード保有者が高く評価しているのは、実はサービス内容で、カードランクの高いカードほどサービス内容は優れています。例えば、一般カードには付帯されないプライオリティパスがプラチナカードやブラックカードには無料で付帯したり、24時間対応のコンシェルジュサービスを受けられたりします。高ステータスカードの保有者はそうしたサービスの充実度を評価してカード選びしている場合が多いです。



還元率の話をさきほどしましたが、高ステータスカードを目指す方の多くは還元率はさほど重視していません。一般カードでは還元率の高さが高い満足度に繋がる場合が多いですが、ゴールドカードやプラチナカード、ブラックカードといった高ステータスカードはサービス内容の充実度が満足度の高さに繋がってくるためです。なので、年会費相当もしくはそれ以上のサービスを受けられそうと感じた場合に高ステータスカードを取得することに意味が出てきます。





高ステータスカードの上手な選び方


ゴールドカードをはじめ、プラチナカード、ブラックカードのような高ステータスカードはステータスを第一に考えるがゆえに使い勝手がよくない場合が稀にあります。そこで今後ステータスカードの取得を目指す方のために高ステータスカードの上手な選び方のポイントを紹介しておきますので、参考にしてみてください。



大事になってくるのは、年会費に見合うサービスかどうかをチェックすることです。決して安くない年会費を払うことになるので、その対価をしっかりと得られそうかチェックしていくことで使い勝手の悪そうなステータスカードを排除していくことができます。





旅行傷害保険の付帯条件と金額をチェック



自動付帯で最高1億円補償が理想



まずチェックすべきなのは「旅行傷害保険」です。旅行傷害保険は大きく分けると国内旅行傷害保険と海外旅行傷害保険の2つに分けられます。どちらも旅行中の傷害・疾病治療、死亡・後遺障害を補償する内容となっており、ゴールドカード以上の高ステータスカードの場合は基本的にどちらも付帯されています。



しかし、カードによって大きく異なるのが旅行傷害保険が「利用付帯」であるか「自動付帯」であるかです。利用付帯とは、旅行に関する代金(例:旅行代金や空港までのタクシー料金等)をカード決済することを条件に付帯します。この場合、カード決済したことが確認できないと旅行傷害保険が適用されませんので、いくら補償内容が手厚くても存在感が薄れてしまいます。自動付帯はその名のとおり自動的に旅行傷害保険が付帯するので、旅行中にカード決済をしなくても旅行傷害保険が適用されるのでこちらのほうが存在感・安心感があります。



また、旅行傷害保険に関しては補償金額をチェックすることも大事になってきます。一般カードだと2,000〜3,000万円ほどしか補償されないものが多い中、ゴールドカード以上の高ステータスカードになると最高1億円まで補償してもらえるようになってきます。高ステータスカードの場合は高い年会費を払っていますので、最高1億円まで補償してくれるカードを選ぶのが賢明といえそうです。





空港ラウンジが利用できるかチェック



プライオリティパスは高ステータスカードの証



ゴールドカード以上の高ステータスカードになるとサービス内容はかなり充実してきます。その一つに「空港ラウンジ」の無料利用が挙げられます。カードのランクなどによって異なりますが、ゴールドカード以上の高ステータスカードになってくると国内だけでなく、海外の空港ラウンジも無料で使えるものが多いです。ブラックカードの場合、プライオリティパスと呼ばれる世界130ヶ国・地域の1,200ヶ所以上の空港のVIPラウンジを利用できるサービスが付帯されている場合が多いですので、出張や旅行の多い方はこのようなサービスが付帯したカードを選ぶのがおすすめです。



ポイントとなるのは同伴者の扱いがどうなるかです。出張ならまだしも旅行となれば、同伴者がいるケースが多いはずです。しかし、同伴者が同じように高ステータスカードを持っているとは限らず、この場合、同伴者は空港ラウンジを利用できないことになります。しかし、ゴールドカード以上の高ステータスカードの中には同伴者1〜2名まで無料といったサービスを提供しているカードがありますので、旅行で空港をよく利用される方はこのようなサービスを提供しているカードを選ぶのが賢明です。



空港ラウンジ利用にあたって分があるのが、「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」と「Visa Infiniteカード」です。「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」はセンチュリオンラウンジやデルタスカイクラブを利用できるだけでなく、プライオリティパスが2名まで無料となっているので夫婦やカップルでの旅行の際に役立ちます。「Visa Infiniteカード」はプライオリティパスが4名まで無料となっているのでご家族の旅行の際に役立ってくれます。





コンシェルジュサービスがあるかチェック



コンシェルジュサービスはプラチナ・ブラックならでは



「コンシェルジュサービス」とは、専属の担当者による執事サービスのことです。航空券やホテルの手配をはじめ、コンサートやスポーツ観戦のチケットの手配、レストランの予約など様々な手配や困りごとの相談を24時間265日無料で提供してくれるサービスのことです。主にプラチナカードやブラックカードに付帯されるサービスとなっていますので、まさに高ステータスカードならではのサービスといえるでしょう。



コンシェルジュサービスは電話をかけて手配・相談をお願いすることができますが、飛行機内など電話が使えないシーンに備え、WEBやメールで手配・相談のお願いをすることも可能な場合があります。コンシェルジュサービスを使ってみたいけどそもそも電話が苦手という方にとっても使いやすいサービスといえるでしょう。



コンシェルジュサービスで特に定評があるのが「ダイナースクラブプレミアムカード」です。ダイナースクラブは世界初のクレジットカード会社として知られており、サービスに力を入れており、様々な依頼を受け付けてくれるだけでなく、質の高い回答をしてくれることに定評があり、会員から高い評価を受けています。





優待があるかチェック



優待割引や手荷物宅配はポピュラーな優待サービス



せっかく高い年会費を払っているのですから、もう少しだけわがままになってみましょう。ここまでに紹介した旅行傷害保険や空港ラウンジやコンシェルジュサービスの無料利用はプラチナカードやブラックカードでは当たり前だと思っていいでしょう。さらなるお得情報に期待したい方は、優待があるか否かまでチェックすることをおすすめします。



最もポピュラーなのはレストランやデパートの「優待割引」です。割引価格でお食事を楽しんだり、商品を購入することができるので、高い年会費を払っている恩恵を感じやすい優待といえます。例えば、ブラックカードの中で最もステータスが高いとされている「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」だとデパートの営業時間終了後に貸し切りでショッピングができる優待があると言われているように、普通では受けられないサービスが受けられるのが高ステータスカードの大きな魅力です。



空港への「手荷物宅配」もポピュラーな優待です。スーツケースなど重たい荷物を事前に空港に宅配することが可能で、場合によっては到着空港まで宅配することも可能なので、重たいスーツケースを自宅から旅先まで運ぶ必要がなくなります。サービス内容はカードのランクによって多少違いがあり、ゴールドカードの場合は往路1個までや良くても往復1個まで無料という条件が多い中(そもそも無い場合もある)、プラチナカードやブラックカードになると往復1個〜3個まで無料という条件になってきますので、通常、有料サービスを利用した際に往復1個あたり4,000円近くかかることを考えるとかなりお得なサービスといえます。



他にも「ゴルフコースの予約」「レンタカー割引」「旅行予約サイト割引」「ドクターコール(医師や看護師からのアドバイス)」といったように各カード会社で様々な優待が提供されていますので、優待情報もしっかりとチェックしたうえで高ステータスカードを選択していくことをおすすめします。






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