審査なしも同然?審査が甘いクレジットカード比較【即日あり】

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知らない方は多いかもしれませんが、実はカード会社はかなりの秘密主義です。それもそのはずで、顧客の信用情報を扱っているため、社外に出せない情報をたくさん持っているわけです。それゆえ、私たちが知りたい情報がなかなか公開されないのがもどかしいところです。



例えば、審査について。カード会社が明らかにしている審査の内情といえば、CICやJICCといった個人信用情報機関に信用情報を照会し、自社で持っている信用情報と照らし合わせながら審査の可否を判断していく、ということぐらいです。



「限度額」についても実は同じことが言えます。限度額は人それぞれ全く異なる金額設定がされるわけですが、限度額についても、どのような基準で決めているのか明らかにされていない部分が多いです。しかし、限度額について深く調べてみると限度額の決め方について一定の傾向が見られることがわかりました。今回は限度額の決め方だけでなく、限度額を上げる方法についても紹介します。





クレジットカードの限度額とは



限度額はショッピング枠、割賦枠、キャッシング枠の総額



クレジットカードの限度額とは、その名のとおり、あなたがそのクレジットカードをいくらまで利用できるかを定めた金額のことです。例えば、限度額が50万円に設定されていれば、そのカード1枚で総額50万円までカード決済できることを意味します。



限度額という呼ばれ方の他に「利用可能枠」「与信枠」などと言われることもあります。特に、利用可能枠は限度額と同じぐらいよく使われるので、同じ意味として覚えておくべきです。



限度額についてはこの程度の説明でもよく理解できるはずですが、実は限度額には「ショッピング枠」「割賦枠」「キャッシング枠」といった種類があることをご存知でしたか?これについてもよく知っておく必要があります。



「ショッピング枠」は、普通のお買い物で使える金額の総額を示したものです。店頭でのお買い物やオンラインでのお買い物がこれに相当します。カード決済といったら、基本的にはショッピング枠での利用を指す場合が多いです。



「割賦枠」は、ボーナス払いやリボ払い、分割払いに使える金額の総額を示したものです。あまり知られていませんが、ボーナス払いやリボ払いはショッピング枠とは別枠が設けられているのです。割賦枠とショッピング枠を混同されている方が多いので別物だと認識しましょう。



「キャッシング枠」は、クレジットカードに付帯されるATMやCD(キャッシュディスペンサー)で現金を借り入れる機能で使える金額の総額を示したものです。手軽に使えるがゆえキャッシング枠を多めに与えると返済不能に陥る方が多くなるため、ショッピング枠や割賦枠に比べると低い金額に設定されやすいです。



ショッピング枠にしても割賦枠にしてもキャッシング枠にしても、カード会社の慎重な調査によって限度額が決められていきます。つまり、基本的にはあなた自身にとって適切な金額設定となっています。ということは、使いすぎて返済できなくなってしまう、なんてことにならないような金額設定になっているわけです。



限度額の範囲内であるのにも関わらず、使いすぎてしまい、そのうえ返済が遅れたり、挙げ句の果て、返済不能に陥るようなことがあれば、カード会社からの評価はガクンと下がってしまいます。



返済の遅延・返済不能といった金融事故情報は、CICやJICCといった個人信用情報機関にネガティブな記録として残ってしまい、これらのネガティブな記録は他のカード会社にも共有されます。



ネガティブな記録、いわゆる、ブラック情報が見つかると多くのカード会社は審査で否決の判断を下しますので、ブラック情報が残らないように十分に注意しなければなりません。



ブラック情報は、クレジットカードの審査だけならまだしも、様々なローン契約の審査にも悪影響を及ぼすことがありますので、「これぐらいの遅延は大丈夫でしょ」なんて思わないことが大事です。信用情報というものは様々なことに連鎖してきますので、クレジットカードは特に慎重に利用していかなければならないものです。





限度額の決め方



年収や職業、生活維持費、年間請求予定額などから算出



実はカード会社は「私たちはこのようにして限度額を決めています」ということを明らかにしていません。カード会社は重大な個人情報を扱っているため、秘密主義が徹底されているからです。審査に関して明らかになっていない部分が多いのはこうした理由からです。



それでも限度額の決め方は気になるものです。多くの方がご存知なのは、「限度額が多い=信用力が高い」ということではないでしょうか。この認識は間違っていません。



実際に筆者の場合、10代で初めてクレジットカードを作ったときの限度額は20万円でしたが、収入が増えて信用が増した30代の現在では総額500万円の限度額を与えられています。



カード会社は限度額の決め方の全容を明らかにしていませんが、実はある程度わかっていることもあります。



例えば、ショッピング枠は年収や職業などの属性に加え、社内外の信用情報などから分析を行い、カード会社が独自に適切な金額を算出しています。



割賦枠は、「年収−(1年間の生活維持費+年間請求予定額)」という計算式を用い、その金額から割賦枠として利用できる金額を算出していると言われています。



キャッシング枠は、法規制によって総借入額が収入の3分の1を超えてはいけないという規定があるため、年収の3分の1を超えない金額で算出されます。ちなみに、年収の3分の1を超える貸し付けは貸金業法で禁止されています。実際には10万円、20万円といった年収の3分の1よりも遥かに低い金額に設定されることが多いです。



基本的に「ショッピング枠」と「割賦枠」は自動で付帯される枠となります。「キャッシング枠」に関しては、契約者であるあなたが付帯するかしないかを決められる場合があります。



実はキャッシング枠は、ショッピング枠や割賦枠と比べると少し特殊で、現金を借り入れる機能であることから、契約者の属性がより重視されることになるため、付帯する場合は個別の審査が必要になります。つまり、キャッシング枠を付帯する場合は審査の時間も若干長くなる傾向があるわけです。言い換えると、審査をスムーズに済ませたい場合はキャッシング枠を付帯しない、という審査テクニックを応用できます。



このように、「枠」の種類によって限度額の決め方は若干異なってきます。しかしながら、設定された限度額は基本的には契約者にとって最善であり適切な金額が設定されますので、ユーザーである私たちはそれを意識しながら計画的に利用していくことが求められます。





限度額を上げる5つの方法


「限度額が低くて困っている...」と感じている方は多いはずです。限度額は年収などの属性から適切な金額が算出されるはずですが、それでも全ての方に満足のいく限度額が与えられているかといえば、そうではありません。では、限度額を上げたいときはどうすればいいのでしょうか。限度額を上げる5つの方法を紹介します。




増枠申請



増枠申請はクレヒスをある程度構築してから申請すべし



「増枠申請」とは、クレジットカードの利用可能枠(=限度額)を上げるために自らカード会社に対して申請することです。クレジットカードの限度額を上げたいときの常套手段といえます。



多くのカード会社で、ウェブサービスから増枠申請が可能となっており、限度額が低いと感じている場合に自ら申請を行うことで増枠が可能になる場合があります。ただし、増枠をするための審査が必要になってきますので希望に添えないこともある点は留意しなければなりません。



一般的に増枠申請が通りやすいと言われているのは、クレジットカードを契約してから半年以上経過してからです。つまり、クレジットカードの契約後すぐに増枠申請をしても審査に落とされる可能性が高いわけです。



増枠申請に通るために、最低でも半年ぐらいはそのクレジットカードを使ってクレヒスを構築し、カード会社からある程度信用を得てから増枠申請に望むことをおすすめします。経済的な余裕がある方は毎月決まった金額以上を利用して、カード会社にアピールすることのも戦略の一つです。もちろん、利用と同時に返済も計画的に行う必要があるのは言わずもがなです。





一時的な増枠申請



瞬時に枠を引き上げたいなら一時的な増枠申請がオススメ



限度額が低くて困るシーンの代表的な例は、高額商品の購入時です。例えば、引越しするので10万円の冷蔵庫を購入したい、しかし、限度額が残り5万円しかない、なんて場合に「一時的な増枠申請」を行うことで、この場合は一時的に5万円を増枠して、高額商品の買い物に対応することができます。



一時的に増枠申請は、実は通常の増枠申請よりも審査に通りやすいです。というのは、増枠するのはあくまで一時的なので、その後に減枠することで元の限度額まで引き下げることで契約者の無理な利用による返済不能を避けられるからです。



カード会社としては困っている人を助けたい気持ちが強いため、先述したような事例では特に一時的な増枠申請が通りやすいです。



増枠申請も、一時的な増枠申請も、どちらもウェブサービスで申請することが可能ですが、一時的な増枠申請はより特別な理由を抱えている方が多いので、詳しく内容を説明できる電話での申請をおすすめします。



何度か一時的な増枠申請が通れば、その後、通常の増枠申請を行うときに通りやすくなる可能性がありますので、本当に限度額が低くてお困りの場合はとりあえず一時的な増枠申請を利用してきっかけを作ってみるといいでしょう。





カードのグレードアップ



長期的な目線で見ればグレードアップが手堅い



ご存知のように、クレジットカードにはグレードがあります。例えば、国内最大手のJCBの場合、一般カードとして「JCB CARD W」や「JCB一般カード」、ゴールドカードとして「JCBゴールド」、プラチナカードとして「JCBプラチナ」、ブラックカードとして「JCBザ・クラス」が用意されています。



クレジットカードはグレードによって限度額が変わることがほとんどです。一般的にグレードが上がるにつれて限度額も上がっていきますので、限度額を瞬時に上げる方法として「グレードアップ」はかなり効果的だったりします。



今までとは違うカード会社でより高いグレードのクレジットカードを作るのもいいですが、現在お持ちのクレジットカードのグレードをアップさせるほうが、ウェブサービスから簡単に申請できますし、そのカードで十分な実績があれば意外と容易くグレードアップできる場合が多いので、こちらのほうがおすすめです。



ただし、グレードの高いカードは招待制となる場合もあり、招待制のカードの場合は自ら申し込むことができませんので、その点は留意しなければなりません。



あくまで目安ではありますが、限度額は一般カードで5〜100万円、ゴールドカードで50〜300万円、プラチナカードで100〜500万円、ブラックカードで300万円〜無制限の間に設定されることが多いです。ご自身の求める限度額に合ったグレードのカードを選んでみてはいかがでしょうか。





新しいクレジットカードを作る



クレカの新規作成で限度額が上がる場合がある



数年前にクレジットカードを作ってそれ以降作っていない、だけど限度額には不満がある、なんて方は「新しいクレジットカードを作る」ことを検討してみるといいかもしれません。



通常、クレジットカードを数年使っていると途上与信(契約中に返済状況などを調査すること)によって問題がないことがわかれば、限度額が引き上げられることが多いのですが、カード会社によっては限度額を全く上げてくれないところもあります。



このような場合、新しいカード会社のクレジットカードを作ることですぐに限度額が上がる場合があります。条件は、クレジットカードを日々使っていて滞りなく返済できていることです。この条件をしっかりと守ることができている方は新規のクレジットカードを作るだけで今までより多い限度額を与えられる場合があります。



申し込む前に口コミなどをチェックして、他のユーザーがどの程度の限度額を与えられているのか確認してみるといいでしょう。「アルバイトなのに限度額30万円になってた」「クレジットカードを作るのは初めてなのに限度額50万円ももらえた」といった口コミがあれば、そのカードの作成を前向きに検討してもいいのではないでしょうか。





不要なクレジットカードを解約する



不要なクレカを解約することで枠に空きを作ることができる



年収や職業など属性にはそこまで問題がないのにも関わらず、限度額が低い方は一定数います。なぜこのような方が出てきてしまうのかというと、クレジットカードの保有枚数が影響を与えている可能性が高いです。



例えば、年収300万円の方でクレジットカードを5枚お持ちの方がいたとして、総与信枠が60万円だとすると、1枚目の限度額が20万円、2枚目が15万円、3枚目と4枚目が10万円ずつに設定されてしまうと、5枚目のカードは残りの与信枠である5万円(60万円-20万円-15万円-10万円-10万円)しか設定されない可能性が高いです。こういった理由で限度額が低いカードが出てきてしまうことがあるのです。



この状態でさらに保有枚数を増やせば、総与信枠はより圧迫されることになりますので、こういうときの効果的な対策は「不要なクレジットカードを解約する」ことです。不要なクレジットカードを解約することで与信枠の空きを作ることができ、今お持ちのクレジットカードの限度額が上がったり、これから作るクレジットカードでしっかりと限度額を与えられる場合があります。



クレジットカードをたくさん保有されている方は多いですが、実際のところ、3枚もあれば十分です。それなのに5枚、10枚、15枚とたくさん保有したがる方は多く、それが理由で限度額が圧迫されてしまうことはよくあることなので、この機会に不要なクレジットカードを整理し、基本に立ち戻ってみてはいかがでしょうか。





限度額の確認方法



ウェブサービスやサポートデスクから限度額を確認できる



「自分のクレジットカードの限度額を知らない」とおっしゃる方は意外と多いです。特にクレジットカードを複数枚保有している方ほど、限度額への意識が低くなってきます。複数枚保有していると、なんとなく使っていればどのカードも限度額いっぱいになることがないからです。



ただ、限度額を知らないままでいると、いざというときに困ることがあるので、クレジットカードを複数枚保有されている方でも、限度額はしっかりと調べておく必要があります。1枚ないし2枚しか保有されていない方ならなおさらです。



クレジットカードの限度額は簡単に確認できます。各カードが運営しているウェブサービス上の「限度額」「利用可能枠」といった欄から限度額を確認できます。スマホ専用のアプリから確認することも可能です。



また、クレジットカードが自宅に配送される際の台紙にも限度額が記載されていますので、そちらでも確認できます。ただし、この限度額はカード発行時に設定された初期の限度額が記載されているため、現在の限度額からは増減している可能性があります。なので、最新の限度額はウェブサービス・アプリから調べるようにしたほうがいいです。



それでもわからない場合は、カード会社に架電し、直接問い合わせてみるといいでしょう。ただし、カード会社も人手不足なのか、電話でのサポートには時間を要すことが多いので、基本的には自分で調べることをおすすめします。



カード会社の判断で自動的に限度額が上がる場合がありますが、その際にはハガキやメールなどでお知らせがきます。意外とこのお知らせを見逃してしまうことが多いので、カード会社からの連絡を見逃さないようにしましょう。





限度額に関するFAQ


日頃、限度額に関する質問をたくさんもらうため、ここでは限度額に対するよくある質問をまとめておきました。




限度額まで使ってないのに使えないのはなぜ?



限度額を正しく理解すべし



このパターンで使えなくなるのはいくつか原因が考えられます。



1つ目の原因は、限度額を正確に理解できていないことです。



例えば、限度額が20万円のカードで、先月に20万円を利用してしまった場合、この先月分の支払いを済ませるまで、今月の限度額の枠は復活しません。もし、このカードが月末締め・翌月26日払いだった場合、翌月の26日に支払いを完了させるまでは利用できる枠が復活しないことになりますので、枠いっぱいまで使ってしまうと翌月はほとんどの期間、使い物にならなくなります。



ということは、限度額は2ヶ月分の利用を目安に設定されていると思って、1ヶ月で使えるのは限度額の50%という意識を持つようにしたほうがいいです。



2つ目の原因は、リボ払いや分割払いの支払いが完了していないことです。



限度額にはショッピング枠のほか、キャッシング枠、そして、割賦枠があると先述しました。リボ払いや分割払いはこのうち「割賦枠」に分類されますが、他の枠との違いは分割で支払うことです。



つまり、翌月、翌々月にも支払いが残っている場合があり、この場合は枠が復活するのに時間を要しますので、支払いを終えるまで利用できる枠が復活しません。以前にリボ払いや分割払いをしたことがないかチェックしてみてください。



3つ目の原因は、同じカード会社の他のグレードのカードを同時に利用している場合です。



カード会社によっては自社の複数のカードの限度額を共有している場合があるため、どちらか一方のカードが限度額を迎えてしまうと、もう一方のカードも限度額に達したと見なされ、使えなくなってしまうことがあります。他のカードと限度額が共有されていないか確認する必要があります。





限度額が同年代の友人より高いのはなぜ?



限度額は信用力を表す一つの指標



限度額は一般的に職業や収入によってその金額が算出されるため、端的に言えば、信用力が高い方のほうが限度額は高く設定されやすいです。つまり、あなたが同年代の友人よりも限度額が高く設定されたのは、あなたの職業や年収が同年代の友人よりも高く評価されたためです。



この事実を知ると優越感に浸ってしまう方がとても多いのですが、基本的にはこのようなことを言いふらさないほうがいいです。限度額は個人情報の一つにもなってきますので、周囲にバラさないのが鉄則です。



周囲に自慢したくなる気持ちは理解できなくないですが、自慢したところで優越感に浸れるのはあなただけで周囲からはあまり良くは思われないでしょう。お金にまつわる話はときに人間関係を崩壊させることがありますので、慎重になる必要があります。





限度額を超えたのに使えたのはなぜ?



限度額にはゆとりが設けられることがある



稀に限度額を超えたのにカード決済できしまう場合があります。限度額を超えてもなおクレジットカードが使えるとなんだか不安になってしまうものです。



筆者もこのような経験をしたことがあります。実はこのとき、カードの更新時期を間近に控えており、限度額が引き上げられるタイミングだったようで、それが理由で限度額と思っていた金額を超えても利用できただけでした。その後、限度額が上がったという連絡が来ていたので、その事実を知り、不安は解消されました。



こういった事例以外にも、限度額を超えたのに使える事例があります。実はカード会社によっては限度額に“ゆとり”を設けている場合があり、限度額を数千円〜3万円超える程度であれば、限度額の範囲内として処理してくれることがあるのです。



例えば、限度額10万円のクレジットカードで今月は9万5千円まで使ってしまい、あと5千円しか使えない状況だったとしましょう。このとき、今月の電気代の7千円を支払わなければならない、という事態に陥った場合、支払えないと生活に支障をきたすため、カード会社としては使えない状況にはできないわけです。



特に、電気代、ガス代、水道代、プロバイダー使用料、新聞代といったいわゆる公共料金に関してはこの“ゆとり”が適用されやすいようです。



言い換えると、普通のショッピングの際はこの“ゆとり”は適用されにくいことになりますので、基本的には限度額の範囲内でやりくりしていくことを考えていかなければなりません。当然といえば当然ですが、より計画的に利用していくためにも今一度念頭に置いていきたいものです。





限度額を下げたいときはどうすればいい?



減枠申請することで限度額を下げられる



「こんなに限度額があると使いすぎそうで怖い」「限度額が多すぎて不正利用されたときに不安」といった声は少なからず聞かれます。限度額をもっと引き上げて欲しい、という声とは逆に、限度額を引き下げて欲しい、という声も意外と多く聞かれます。



限度額が多すぎると感じる場合は、「減枠申請」を行うことで限度額を引き下げられる場合があります。ウェブサービスもしくはサポートデスクへの架電によって、減枠申請を行うことが可能です。


ただし、この減枠申請も増枠申請と同様、審査が必要となるため、審査結果によっては希望通りにならないことがある点に留意しなければなりません。



また、カード会社の多くは増枠申請が可能なのに対し、減枠申請ができるカード会社は意外と限られてくるため、そもそも減枠申請ができないカード会社は結構多いと思っていたほうがいいです。ただ、「減枠申請が可能です」と表立って記載されていないものの、頼んでみるとできる場合はあるので、明記されていない場合はカード会社に一度相談してみるといいでしょう。





今日、限度額を上げたいときはどうすればいい?



一時的な増枠申請ならほとんどが当日中に結果が出る""



「大きな買い物をする予定だから今日中に限度額を引き上げたい」なんて場合があるかと思います。



実は、増枠申請は厳格に審査を行うため、結果が出るのに通常数日かかり、当日中に増枠申請が通ることはほとんどありません。ただし、「一時的な増枠申請」であれば、当日中に通る場合がほとんどなので、大きな買い物の予定がある方は通常の増枠申請ではなく、一時的な増枠申請をすることをおすすめします。



あくまで一時的な増枠申請なので、その支払いが終われば、限度額は元通りに戻ることになります。元通りに戻すことによって、カード会社としては契約者の返済能力を超える利用を避けることができます。一時的な増枠申請はまさにカード会社と契約者にとってウィンウィンの制度をいえるかもしれません。





限度額が上がらないカード会社は絶縁を検討すべし



何度も増枠申請が拒否されるならカード会社の乗り換えを検討



限度額を上げる方法として増枠申請を一つの手段として紹介しました。しかし、増枠申請をすれば必ずしも増枠してもらえるかといえばそんなことはありません。とはいえ、返済の遅延など一切ない優良な契約者が何度か増枠申請すれば、通常は何度目かで申請は通るものです。



返済の遅延もなく、毎月ある程度の額をカード決済している、なのに再三に渡って増枠申請が拒否される、なんて場合は、そのカード会社から一度離れることを検討したほうがいいかもしれません。



契約者である私たちはお客様であり、そのお客様の要望に一向に応えてくれないカード会社なんてこっちから願い下げ、ぐらいの気持ちでいることが大事です。カード会社なんてこの世に数多とあるわけですから、一つのカード会社に固執する必要はまったくないわけです。



実際に、違うカード会社に乗り換えてみると「え?こんなにサービスがいいんだ」と思うことはしばしばあるので、一つのカード会社に固執せず、様々なカード会社のサービスを体験してもらいたいと思います。そして、その中でより自分に合ったカード会社を見つけることが大事です。



多くの方は初めて作ったクレジットカードを長く利用する傾向がありますが、当時と比べて属性がよくなっていれば、さらにいろいろなクレジットカードを作れるようになっているはずですから、グレードアップしたり、年会費無料から年会費有料タイプに変更したりして、より上質なサービスを体験することをおすすめします。





限度額をよく理解して計画的に利用しましょう



限度額はあくまで限度額なので常に枠いっぱいまで使わないこと!



限度額のことをよく理解できていない方は意外に多いようです。しかし、今回、ここまで読み進めていただいた方はかなり理解できたはずです。



限度額において最も気をつけたいのは、使いすぎてしまうことです。限度額は言い換えるとあなたの返済能力を示すものでもあるわけですから、自分は限度額いっぱいまで使える返済能力がある、なんて勘違いしてしまう方が一定数出てきてしまいます。



試しに直近のカードの利用履歴を確認してみてください。常に限度額いっぱいまで使っていませんか?また、限度額すれすれのところまで使っていませんか?そういう方は返済の遅延を引き起こす予備軍となってきます。



返済の遅延を何度も引き起こしたり、長引かせると、金融事故として取り扱われ、CICやJICCといった個人信用情報機関にブラック情報として記録が残ってしまい、これらは今後の新規クレジットカードの作成時、さらに、様々なローン契約において多大な悪影響を及ぼすことになりますので、絶対にあってはなりません。



限度額をよく理解したうえで、計画的に利用することが何よりも求められます。クレジットカードを毎月コツコツ使っていれば、次第に限度額も上がってきますが、そこで安心してはいけません。限度額が引き上げられたときこそ身を引き締めて使っていく覚悟を持たなければならないのです。






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